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弱気がペンを 走らせるのね

子どもの頃から、
読むのも書くのもすき。

小学生の頃は、夢中でなにか
小説みたいなものを書き続けていた。

中学、高校になると
女子同士で手紙を書いて
ハート型に折ったりして渡し合っていた。

大人になってからも
相変わらずなにか書いている。

ノートに書く独り言も
誰かに向けて書く手紙も、
どちらもすき。

書いていると
心が落ち着く。

失恋の底にいたときには
彼宛に出さない手紙やメールを
書いたこともある。

映画を見たり 何かのときに
スーッと涙が 流れたりしておかしい
弱気がペンを 走らせるのね
これはただ 出さない手紙

今、出さない手紙を書くとしたら、
誰宛に書きますか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)


出さない手紙
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

『紅雀』 1978/3/5

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