どんな場所で出会ったとしても
この話をすると驚かれるのだけれど
わたしは国際線の機内でプロポーズされたことがある。
それも一度ならず何度か。
13時間ずっと、隣の席の男性に
「空港に車がとめてあるから、一緒に帰ろう」とか
「食器洗い機はないけど、食器は僕が洗うよ」とか
「庭には白いブランコがあるんだ」とか
話しかけられて
この出張のためにずっと不眠続きだったわたしがちょっと眠りたいと頼むと
「僕の肩を使って」と差し出されたり。
なんとかお手洗いに立ったついでに
CAさんに、状況と席を移りたい旨を伝えるも
「あいにく、このフライト満席なのよ~」と肩をすぼめられる。
不思議なのは
わたしは決して、誰の目にも見目麗しい絶世の美女ってわけじゃないこと。
謙遜ではなく。
そのほかにも、機内のお手洗いから出たら
「空港で見かけて気になってたんだ!
まさか同じフライトだったなんて!
運命としか思えない」
とプロポーズされたことも。
不思議だ。
運命!と感じる出会いはありましたか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)
きっと言える
作詞:荒井由実
作曲:荒井由実
『ひこうき雲』 1973/11/20