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さめたふりをして ふいうちをかけて

広告代理店時代、同じ部署に
毎週合コンに行っていたアリちゃんという先輩がいて
彼女とはしょっちゅう恋の話をしていた。

当時はまだLINEなどなくて
連絡はもっぱら携帯メールという時代。

仕事中でもアプローチ中の彼から
気になる返信が来たりすると
「これって、どういう意味だと思います?
なんて返信すればいいんですかね??」
などと相談していた。
し、相談されてもいた。

いやいや、あんまりすぐ返信しないほうが。
とか、
ちょっとそっけない感じがいいかも?
とか。
そんなことも交えながら。

わーわーきゃーきゃー
恋をすることそのものを
そんな風にたのしんでいた時代もあったなー

男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
だから所詮おんなじ気持ちで
求め合っていると思っちゃいけない


手練手管的、あなたの恋のルールはありますか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)


魔法のくすり
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

『流線形'80』 1978/11/5

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