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言語化のその前に

わたし自身、英語でのコミュニケーションには
さほど不便を感じないため

「どうやったら英語
ペラペラにしゃべれるようになるかな?」

とこれまで何度も聞かれました。
(そもそも「ペラペラ」ってなんやねん?)


そうするとわたしはたいてい
「英語でどんなことを話したいの?」
と聞くのです。

そうするとたいてい相手は
「ん~...話せた方が
旅行のときとか便利かなって…」

いやいや
昨今、スマホがいい仕事しますよ。
旅行程度の英語なら
スマホで充分。

(ベトナムで、
英語が通じなくて、
わたしはベトナム語ぜんぜん話せないけど
iPhoneでぜんぜんコミュニケーションに
困らなかったよ)


要はね
日本語でも話すネタをお持ちでない人が
英語を話せるようになったからって
突然、雄弁にペラペラと
話し出したりはしないわけですよ。

言語はツールだから
なににどう使うか
なにを表現したいか
が大事。

なにも撮りたいものがないのに
「写真うまくなりたーい!」
って、カメラを習いにいく
ようなことですよ。

とくに英語では
つねに「あなたの意見」
が求められます。

主語は「I(アイ、わたし)」だからね。


さて主題は英語じゃなくて
日本語で
「書けない」「伝わらない」の前に
「なにを伝えたいか」
はあるかしら?

あるある!
頭や心の中に
伝えたい想いがあふれるほどあるよ!
と思うでしょう。

でもね
頭や心の中にある想いは
いわば「湯気」のようなもの。

それを「氷」(言葉)という固体にして
世に出さなくてはいけないわけです。

なのに
もわもわ湯気のなかで
「わー!あふれる想い」
って勘違いして
いきなり
村上春樹に
なろうとしていませんか?


毎朝簡単にできるトレーニングとしては
窓を開けて
そのときの気持ちや感じたことを
言葉にして口にしてみましょう。
思うだけじゃダメだよ。
.
「今日は寒いな」
とか。

そのうち
「今朝は冬のにおいがするな」
とか
少しずつ描写が細かくなっていきます。


これね、英語にしてみたら

「今日は寒いな」だと
It's cold today.
ただの事実でしかないけど

「今朝は冬のにおいがするな」になると
I'm feeling winter in the air, this morning.
主語が「I(アイ、わたし)」になるの。
「わたし」が主語、主役になれるんですよ。

心の中にあった「想い」という名の気体、「湯気」を
「氷」(言葉)という固体にする過程で
はじめは大半が逃げて行ってしまうんだけど

捕まえて固体にする練習をしていくと
より繊細に自分の「伝えたいこと」を
具現化できるようになっていきます。


なんか今日は英語とか化学とか
たとえがいっぱい出現したけど
伝わりましたかしら???

というわけで

  うそじゃない
  盛ってない
\\そのままなのに 魅力的//
わたしらしいわたしの見せ方
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.
12月分募集します!
+++
→ありがとうございます。
満席になりました
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