いつしかあなたを見つける
高校時代のボーイフレンドは
運命を感じた相手だった。
まず、出会いは高校の合格発表。
当時、高校前の掲示板に張り出された合格発表を
同じバレー部のアヤと見に行った。
そこにいたのが彼のおじいさん。
隣の市から、心もとないスクーターに乗って
やってきたとのことで
自分の孫の名前を何度も何度もわたしたちに告げ
高校ではぜひ、仲良くするようにと
握手までして頭を下げられた。
すっかり名前を覚えてしまい
帰宅すると母にその話をした。
入学式。
クラス分けの表を見ると
なんと同じクラスのわたしのひとつ前の出席番号に
彼の名前があった。
出席番号順の席次で
わたしの前の席が彼。
その後も3年間、同じクラス。
出席番号もいつも彼の後ろ。
そして部活動も3年間一緒だった。
高校時代、彼はもっとも一緒に同じ時間を過ごした人の
一人であることは間違いない。
たとえそんな伏線がなかったとしても
彼には惹かれるところがたくさんあった。
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大切にしていることやもの、
考え方や感じ方に共通点がたくさんあった。
この人生で出合って結婚することはなかったけれど(たぶん)
なにかしらの役割があって出合った人であることは間違いない。
不思議なリインカネーション。
(そして来世こそは、彼と添い遂げたい。←まだそれ言う?)
REINCARNATION
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
『REINCARNATION』 1983/2/21