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世界が白黒に見えた頃のわたしへ

ねぇ、今どんな気持ちで毎日生きていますか?
ねぇ、今幸せですか?

そんなことあなたに聞くのは邪道だね。ごめんね
毎日毎日必死で生きているのに否定され続けて傷心してるよね
自分自身も自信が無くて傷つけてごめんね

この独り言は昔の私にいたいする断罪のために書こう

数年前誰かに愛されたくて、いいや、誰かの、
誰かのだけの1番になりたくて周りが見えずに彼氏を作ろうとしていた自分。
手っ取り早いと思っちゃったんだよね、皆がブログやらで出会って
彼氏を簡単に作っていたから私も周りの真似っこをして作った。

今だから言える、そんな簡単にすぐ愛してくれる人なんて
現れるわけがないんだよ。そう、今だから言える。

ちゃんと早く付き合えた、顔も見てないのに
その次の日に会う約束をした、キラキラしていた

出会った彼は私より年上で当時の私からすればかなり大人に見えた
車の運転免許も持ってるし、価値観も当時の私から見れば
大人の考えのように感じた。初めのうちはお金も全部出してくれた。
どんどん依存した、どっぷり。もうこの人無しじゃ生きられないぐらい
周りが見えてなかった、友達も何人か縁を切られてしまった
それぐらい盲目だったのだ。

彼は口がうまかった、言い方を変えれば”口だけ”
ひどいことをされてもその後の甘い甘い飴があるだけで
当時の私は落ちていった。どん底まで

彼のためにバイトをした給料を全額渡したり
デートはパチンコだけだったり
ここで問題なのが身体的にも心にもDV行為があったことだ。

やめてと言っても叩かれる太もも
吐かれる言葉は刃のように私の心を抉ってくる
そんな私は摂食障害になった、カロリーが怖くなった
いつも太っていると言われると人間は物が食べられなくなるんだね
彼が不機嫌なのはすべて私のせいにされた
理不尽極まりないのである
そんなんでも彼のことが、いいや、彼だけは私のことを
愛していてくれていると思っていたのだ
思いたかったんだね

私の青春時代をすべて棒に振った

3年も付き合った
”そんな男”と、びっくりだよね

親にはやめろと言われたし、友達にもやめろって言われた
もちろん、今の私がそんな男と付き合ってる友達がいたら
当時の私の友達とおなじ事を言うに決まっている。
ごめんね、周りが見えてなくて、本当にごめん

親とも喧嘩の数が各段に増えた
殴り合いまでいった、本当に嫌だった
何で私を否定して愛してくれないくせに私の彼氏のことも
悪く言うの?って感じ、世界全部が憎かった

そんな彼氏に対しても段々女の影が見えてくる
お決まりだよね、だって夜会いに来てくれて嬉しかったのに
彼の助手席の灰皿には”知らない銘柄のたばこ”の吸い殻が刺さっていた
口紅付きで!!!!!!!びっくりだよね、ほんと

そんなこんなで私の世界は段々色が無くなっていって
白黒に見えるようになった。本当に色がない。
何で生きているんだろうとまで考えた

そんな彼とも色々あって別れることになった

何と私から振ったのだ、びっくり

いつも通り喧嘩をした、内容は覚えていない
彼は私と喧嘩したらドライブモードにする癖があった
その日だけは違った、何をしたか
”着信拒否”である、私は彼女なのに

冷めたよ、一気に
すんって
何故なら”拒否”だもん、そりゃ冷めちゃう

さようならしたよ、よかったね私、気づけた

いっぱい話したけど書き足らないね、たくさんあるもん

自分傷つけて今でも消えない痕になったりしてる
私の体に刻まれてる暗黒時代。
白黒に見えている時代の私、よく生きたね、本当
頑張ってくれてありがとう、今の私があなたを愛すよ

人生山あり谷ありですね
大丈夫、いまめちゃくちゃ幸せだから

まぁ恋は盲目だし怖いねって話

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