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「人から嫌われたくない」という感情は誰しも持ち合わせている。自分自身も持っているが、「別に嫌われたって構わない」ということも同時に思っている。

が。

これは意識した時にそう思っているだけで、無意識のうちに、自分が「人から嫌われない態度」を取っていることに最近気づきました。

誰かと言葉を交わした時、本当は接するのめんどくさいなと思う人にも、ここで言葉を交わさないと変な空気になるな、と、一瞬読んだその空気。

そういう、ある種脊髄反射的な「人から嫌われない態度を取る行動」が、積もり積もって、本来の自分を奥底に隠してしまっている。

「なんだかあなたは、抑圧というか、何か抑え込んでいる感じがする」

と言われたことがあり、その原因がよく分からずにいた。そして、うっすらと感じていたけれど、大したことはないと、ずっと放置していた。

今更気づいた奥底の自分を、認めたいような認めたくないような。それでも、筍のようにニョキッと土から出てきてしまった芽は、これからグングンと伸びていくだろう。そして、それによって人を傷つけてしまうこともあるだろう。

ああ、始まってしまったのだな。

人から嫌われることを厭わないけれど、むやみに人を傷つけたいわけではない。しかし、ひょうひょうと躱してきた道のり。袋小路となってしまった今は、突き当たりの壁をぶち壊して突破するしか道がないのだよ。


・・・って、いつもこうやっては破壊と創造を繰り返している気がする。世の中の人は、一体どんな風に人生過ごしているんだろう。この、条件反射的な行動取る癖をなんとかしな




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