嫌いな質問
久々に、自分の人生においてものすごく嫌な質問をされた。
「で、あなたはあなたの人生をどうしたいの?」
この質問は、昔勤めていた会社で上司との面談等でしつこいくらいに問われた。
その度に上手く答えることができず、悶々として、そのうちわたしは心を病んだ。
周りのことばかり気にして自分自身を大切にしていない、という相手からのメッセージも含まれているのだろうけど、自分が主語になる質問や回答は本当に苦手だし、それを他の誰かから言われたり言わせられたりするのが更に辛い。
これって日本人あるあるなのかもしれないけれど。
それでも今回嫌だなと思ってしまったのは、ここ数年、それでもそれなりに、自分の中で自分のやりたいことは見えてきていて、というか足掻いていて、それを言葉ではなく行動で示してきたつもりだったんだけど。
まあ、数年に一回しか会わない相手には、行動を見せることができていなかったからなあ。
多分この質問への回答は、一生かかっても答えられない。いや、自分の中では答えがあっても、あの人を納得できるような答えにはならない。
でも、そもそも納得させる必要なんてない。
それは、わたしのなりたい姿であるだけ、それだけなのだから。
10年ぶりくらいに圧迫面接受けた気分になりました。