勤め人とフリーランスについての独り言
フリーランス、そして起業をして生きている人は、日々発信し続けている人が多いし、それがとても輝いているように見える。というのは、勤め人の「無いものねだり」なのかもしれない。勤め人だってもっと輝きを発信できればいいのだが、それは企業との契約上だったり、自分自身のことは表現しにくいものだったりする。と思う。
だが、自分が今、労働や雇用について勉強してみて気づいたのだが、法人が個人を雇う、その行為というのは、非常に命がけというか、センシティブなんだなと思うのです。法律上、雇用されている個人は、フリーで生計を立てている個人より、いろんな面で守られていることが多いから。普段の生活では気づくことがないけれど、いざという時のセーフティネットがたくさん仕掛けられていて、自分さえそのことに気づいていれば、何かあってもその網に引っかかる可能性は高い。
そういうことが無いというリスクをどれだけ把握して、人はフリーランスの道を選んでいるのだとうか。脅しているわけでもなんでもなく、臆病者の私からしたら好奇心でしかないんだけれど。そういう意味で、何も考えずしてフリーランスの道を進む人たちが、少し怖く感じる。会社=悪、のようなある種の個人の中にあるフリーランスや起業に対する高揚感が、社会全体で考えた時に大きな格差を生んでいるのではないだろうか。
この自分の中での課題感に対して、勤め人として生きることとフリーで生きることが、もっとフラットに行き来できる世界にしたい。というか、フリーで生きている人たちにいろんな知識や情報を提供して、どちらの世界でも生きやすい世界にしたい。と思っている。そのために、今の勉強が、今度の世の中のためになればいいなと思っている。
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