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好きなものに関する共通点
自分でも意識していないところで、好きなものがある。
タバコだ。
ちなみに私は喫煙者ではない。たしかに、かつて喫煙していた経験はあるが、それはわずかな期間で、その喫煙がとても好きだったかと言えば、そうう訳でもない。
中学生時代、通っていたライブハウスの匂い。あれがタバコの匂いだと気づいたのはいつだっただろうか。
大学生の時、気づけば周りは喫煙者の集まりだった。
社会人になって、喫煙ルームで話す社内の話に夢中になる。仕事帰り、缶ビール片手に、公園で飲みながらタバコを吸う先輩たち。
ずっと印象に残っていること。
何年も担当してくれていたスタイリストの男の子が、喫煙者だった。パーマやカラーで時間が空くと、彼はタバコを吸っていた。髪に触れる手から匂うタバコの香りのことを思い出すだけで、自分があのシャンプー台に座っている気分になる。
これは意図したことではないのだが、なぜか、付き合う人や好きになる人は喫煙者ばかりだ。正直、タバコを吸わない人の方が良いんだけど。
なのになぜだろう。
匂いが私を惑わせるのだろうか。