20年振り?
従弟と連絡を取り、電話をしました。父方の祖父のお葬式以来なので、約20年振り。遠方に住んでいたり、家庭の事情で、連絡先も分かりませんでした。
母方の祖母が共通なので、番号を親戚伝いに聞いてもらいました。
1歳下で、当時は2人とも小学生。声変わり前でした。
+++++
「もしもし?」
〇〇の姉ちゃんだけど。
「あっ、久し振り。」
元気しとった?
「元気そうに聞こえる?」
聞こえんなぁー笑
「じゃろ?笑」
+++++
祖母伝いにある程度の事情は知っていたので、まぁ元気だったらタフなヤツだなぁと思っていました。
声変わりした、なかなかイケボな従弟。お互い顔は見せませんでした。
連絡を取っていなかった間の出来事や、私の精神状態のこと、発達障害のこと。今のこと。たくさん話しました。
+++++
「2人で撮った写真、持っとるよ」
いつ撮った?全く覚えとらんのだけど。
「子供の頃じゃけぇ、俺も覚えとらん。婆ちゃんに貰ったんじゃ。LINEで送ろうと思うとるんじゃけぇ、さっきから見付からん…」
多分どうでもいい時に出てくるよ。
「実家出た時に持って来たはずなんじゃけぇが…」
いつでもいいよ笑
+++++
従弟の下に従妹もいるのですが、別々に暮らしていて番号も知らないとのこと。歳が近いせいか、実家にいた頃からだんだんと会話もしなくなったそうです。まぁ、私も弟とはほとんど話しませんでしたがね笑でも番号は知ってますよ。
お母さんに聞けば分かるそうなので、聞いておいてもらうことになりました。
+++++
「無言の時間止めてや。久し振り過ぎて、間が持たん笑」
私が女性だからじゃない?男性だったら緊張しないでしょ。
「そうじゃなぁ…男だったら大丈夫じゃろうな。」
意識し過ぎじゃ笑
+++++
気付けば2時間以上通話していました。彼(ぽんちゃん)から仕事終わって帰るとのLINEが来たので、またねと言ってお開き。
声はずっと、優しいながらも寂しそうでした。
このご時世ですし、距離も遠いですし、会う予定はないのですが、大切な従弟ですから、これからも理由を見付けて連絡を取りたいと思います。
ここから先は
¥ 100
スキと思った方、サポートをお願いいたします。活動を続けるため、生活のため、通院費などに使用させてください。