意識領域の拡大、これが不安の積極的な解決です。
ご無沙汰しております。
腰に障害を負ってから、朝まで眠れない、痛くて目が覚めるという日々で
先週の診察で「睡眠時間が3時間から4時間を推移していて、この暮らしが10年続いていて、そろそろ限界です。」と伝えた。
メイラックスと言う、0,8時間で血中濃度が最大になり、半減期が122時間と長い、ベンゾ系の精神安定剤である。私は5か月ほど前から、デパスや
ハルシオンなどの短時間型のベンゾ系を全部やめていたから、
メイラックスを飲むのは躊躇われたけれど、半減期が長いので依存はしづらいと思い、飲んでみたが結局眠れないままだった。
今日夜中の2時から仕事に手を付けて、8時半くらいになんとか完成した。
とりかからなければいけない案件が多いため、すこし大変ではある。
ここの所、不安感と冷や汗や動悸などのパニック発作のようなものと、
過去の事を思い出したり、現状の悩みなどで希死念慮が強かった。
友達やいろいろな人が話を聞いてくれて、聞いてもらった時やその直後は
「生きていないとダメなんだろう」と思えるが、数時間経つと
「私は沢山の気遣いを浪費している」と自己嫌悪に襲われる。
友達からの助言でずっと放置していた、婦人科での子宮と卵巣の検査に
行ってきた。結果、芳しくない結果だったが大きい病院で精密検査をすることになった。
今、娘の発達障害が起因する問題で色々と考えることがある。
娘の特性上、どう対応したらいいのか分からないのだ。
食事があまり食べられなかったり。
困っていることの説明をすることが苦手で、そこでとても悩む。
一番直近のWISC-IVのIQ検査で結果が、
●全検査IQ 103
●言語理解 127
●知的推理 102
●ワーキングメモリー 91
●処理速度 81
言語理解が127で処理速度が81で差が46、
言語理解127とワーキングメモリーが91で差が36
本人の困り感がどうしても生まれてしまうようだ。
娘が幼児期の田中ビネー検査と全く変わらない、
ディスクレパンシーが大きい事で、
自身の気持ちを脳内で構築して、アウトプットすることが極めて難しい事、
例えばイレギュラーに予定が変わると精神的に不安定になる問題も
ディスクレパンシーの差の大きさで、あらかじめ変更があったら
本人に伝えることで困り感を減らす、答えられないのに何度も聞くと
ますます、パニックになるため「短く、簡潔に」と言うことである。
娘の発達に違和感を感じたのは、1歳半検診でそこから療育に通い、
家庭ではポーテージプログラム(ABA:応用行動分析)を行っていたので
アウトプットが難しい、感情が言葉にならない所に対してのアプローチも
してきて、少しずつスキルを本人が習得をしたけれども、
一般化することは難しい状態である。
視覚優位であるから、耳から入る情報を取り込むことが難しく、
同級生に話しかけられても、自分の世界に入り込んでいて
同級生からすると「無視された」と思われてしまったり、
意見を言えない所に付け込まれたいじめなどが起きることが多い。
いくらダイバーシティが進んでいても子どもたちが理解したりすることが
難しい上に理解を求めることも違うと感じる。
少しでも困り感を無くすために、一般化するには本人の能動性がなければいけない。
小学生の頃は
トーキングゲームと言うカードゲームなのだが、
ネガティブな回答にならないように配慮された、伝える力、脳内での
文章の構築の療育的アプローチのためのものなどで、
ゲーム感覚で能動性を引っ張り出したいと家族でやっていたが、
一問一答の回答ばかりになってしまって、文章の構築には繋がらなかった。
今は、マインドフルネスがいいのではないかと思っている。
私自身、うつ病とPTSDがあるのでマインドフルネスをするのだけれど、
発達障害がある子でもやってみたら特にADHDの改善や自閉症スペクトラム障害の予期不安など対しての改善に効果が認められているので
勧めて一緒にやろうというのだけれど、数分と持たない状態になってしまう。
結局、マインドフルネスをある程度できないと、精神状態が悪い状態であるとかということになる、本人がある程度、自身の悩みをまとめられていないと、反芻思考になるのでよくないと感じる。結局そこで本人が出来なかった(失敗体験=もうやりたくない)になってしまうので、とても有用性はあるのだけれど、
難しいなと感じる。
現状、本人が続けているのは、CBDオイルである。
元々、慢性疼痛に対しての効果が見込めたので購入したものを
娘が使っているという形である。
本人が続けているということは、効果に不安の軽減が感じられているのかもしれない。
今思うのは、幼いころの育児の悩みは、
発達障害に起因する、夜驚症や偏食、洋服の質感や色などのこだわりという、成長で落ち着いてくると分かっていたものであったし、
児童相談所、児童精神科、プレイセラピーなどの療育などで親が一人で
抱えなくても使えるリソースがあったから分散できていた点と
その困り感は、家庭内で収まる話だったので思い悩むこともないし、
障害を親自身が受容出来ていた。
しかし、今の悩みは本人の能動性やスキルにかかっているものばかりであるし、アイデンティティがほぼほぼ確立した人間をどうこうするのは出来ないし、強制もしたくない。
本人の現実検討力の成長に左右される点が大きいので、
親がどうこうではない。
そして、その困り感は本人や家庭内では収まらず、
対人スキルなどの苦手な部分で他人を巻き込むことや
本人の二次障害のリスクや就労に関係してくる切実な問題になっている。
彼女が困っている苦しむことからすべて守ってあげたいけれども、
そうしようと思っても、本人から情報が引き出せないから
対応のしようもない。
「無理しなくていいからね、ママとパパは味方だからね」としか
言えていない。
今、全く寝ていないのと精神的な様々なストレスで異常な不安感に襲われてしまっている、手元に速攻性のある抗不安薬がないので、
仕方ないので、メジャーを飲もうと思う。
少なくとも4時間は起きずに眠れたらいいのに。
寝てなさ過ぎて、変な方向へ行ってしまう。
タナトスの誘いにのらないようにしなければと思う。
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