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ご無沙汰しております。
Xを更新しなくなり、一時アカウントを削除しておりました。
が、諸事情でDMが使えなくなると大きな問題に発展しそうな事柄が想定されたため、復元しましたが、なにかをポストするという予定は一切ありません。
私がXやnoteを始めたきっかけは、自身の犯罪被害の体験を生かしたい、
また、無意味なものにしたくないという切っ掛けからでした。
Xにおいて、多くの被害者の方や加害者の方と関わりを持つ中で、
時に、私がその方たちを傷つけてしまったり、傷つけられるという経験がありました。去年の師走の中ごろに大きな出来事があり、私は人と情緒的な関りを持つということに大きな恐怖を覚える様になりました。
そして、SNSのアプリを削除するなどして人と関わらない“鎖国”という手段を取りました。
師走にあった大きな出来事により、ストレスから食道炎を発症し吐血が頻発するなど肉体的にも問題を抱える様になり、希死念慮が激しく強くなるようになりました。が、実際に自身を死に追いやるような自傷行為は一切していません。自殺未遂もしていません。
が、
先月、自室で冷房を付けず、窓も開けないで寝ていたところ
熱中症になっていたようで、意識障害と言う熱中症のレベルⅢの状態に至り、家族により救急搬送され、入院をしていました。
余りに脱水が酷く、カリウムが2,5と極めて低値であり、
それにより、骨格筋等が解け血液内にミオグロビンが流出してしまう
横紋筋融解症を発症し2日間意識が戻らず、心電図にも明らかな異形が示され、意識が戻ってから致死性不整脈を起こしていてもおかしくなかったと自覚する事態になりました。
低カリウム血症による筋肉の異常で立つことや動くことすらがままならない状態になり、自身が死にたいと思う以前に自動的に死ぬという危険にさらされてから、小脳などにダメージを負ったのかは不明ですが不安や希死念慮を感じなくなりました。
そして思うことがあります。
私が人の役に立ちたいと思ったこと自体が驕り昂ぶりだったと今、強く自覚をしています。
私の精神状態が寛解に至ってもいないのに、自身の犯罪被害体験を無意味なものにしたくないという理由の為に手段を目的にすり替えるような、
また、誰のためにもならない不毛な時間と労力を使い、使わせたと思っています。
私の犯罪被害体験は誰かの被害と比較することもされることもおかしな話なのですが、私は恵まれていたのだと気づかされました。
犯罪被害者になって、刑事公判も民事公判も思い通りの結果になり、
心身の健康は損ないましたが、人に恵まれ困ることは実際問題なかったのだと気づかなければいけないのに、自身が失ったものばかりに目をやっていました。
今回、命を落としていてもなんらおかしくない、熱中症という誰しもが罹患する可能性のある疾患に罹り、当たり前にあることが当たり前でないと
改めて認識することができました。
まず、今の日本政府は政治的に不満が多くあるとはいえど、
諸外国と比べて医療リソースが多くあること、国民皆保険制度の充実などで
誰しもが望めば保険の範囲での治療がうけられるということすらもが、
どこかでは当たり前になっています。
例えば、コレラで命を落とすことが当たり前な国がありますが、
水道をひねれば安全な飲み水が出てくるだけでなく、経口補水液などが
コンビニや自販機で入手することが出来る社会体制などが日常にしみついているがゆえに「当たり前」の状態と化している点などを考えても、
生きていること自体が許容されるこの環境に私は感謝を忘れていました。
司法が私の権利回復のために動いていたという現実は国民の三大義務である教育労働納税の全ての恩恵であること、されなかった事実だけを取り上げて
いくことはとても簡単なことですが、すでにすべての日本国民が憲法で守られている現実に感謝をしたいと思いました。
そして、私の人生に登場をしてくださった、してくれているすべての方に感謝の気持ちを熱くお伝えすると共に、私の驕りにより傷をつけてしまった
方々へ心よりお詫び申し上げます。
これから、積極的な発信は一切するつもりはありませんが、
noteは時々は更新したいと思います。
すくなくともXと言う毒にも薬にもなるような致死量の幅が分かりづらいプラットフォームの利用は一切したくないと思っています。
それは、私の心身を守ると同時に人の尊厳を守るためにもと思っています。
これからますます、夏が本番になり身体の管理が難しい時期になりますが、
くれぐれも皆さまお体の具合を壊されないよう、安寧な日々をお過ごしください。
ものくろ
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