生保営業って”女”売ってるの?
こんにちは。
今回はタイトルの疑問と実際そう感じたエピソードについて書いていこうと思います。
昨日Twitterでこのようなニュースが流れてきました。
ニュースではこの向精神薬を飲ませた目的までは書かれていませんが、想像は簡単だと思います。
この保険会社の女性も、まさかお客様が出してくれたコーヒーに薬が入ってたなんて思わなかったでしょう。
思い返してみると、わたしも平気で飲んでました。というか、女性上司が同行してきたときにも「一口でもいいから飲むのがマナーでしょ」と指導してきたので……。それがマナーなんだと思ってました。
本題に戻りますが、女性の生保営業のことを生保レディと呼んでる方も多いと思いますし、自ら名乗っていた時代もあったと思います。
わたしは入社したときにその事実を知らず、のちのちお客様から呼ばれたり話題にあがって、自分は「生保レディ」なのかと思いました。
正直仕事が辞めたくなる原因になるぐらいキモかったです。
わたしには、なんとなくこの名称にいろんな感情が透けて見えたからです。何も感じないという方はそれでいいです。
※ 気持ち悪くなる方もいると思う内容なので注意です。
誰の妄想なのか、生保レディを題材としたAVがあります。たぶん内容は「契約してあげるからその代わりに・・・」みたいなんでしょう。
また生保レディを堂々と名乗りながらアダルト女優をしている人もいます。(副業禁止って聞いてたんですけどね)
生保レディと名乗りながらSNSで過激な写真をアップしたりしている人もいます。
いつ、どこから生まれたのかこの化け物たちは……。
わたしはこの人たちがやってることって集大成だと思ってます。集大成ってなんやねんって思うと思うので、経験を踏まえて書いていこうと思います。
生保営業って男女関係ない仕事ですよね。筋力が要るわけでもないし、女性に触れることがあるって仕事でもないし……。あと男性にできない理由あります?
てか、外資系は男性の営業も多いですし。
だけど、国内生保会社って女しか営業として採用してないと思うんです。
採用の際に、こう言われました。
「女性のお客様の多いから、女性の方が安心していただける。」
「お宅に伺うことも多いので、その際にお客様が女性だったら職員も女性のほうがいい。」
その時は「そっか!たしかに!」って思いました。(浅はかすぎ)
(今思えば、じゃあなんで外資系は男性の営業おるねん。外資系は男しか契約せえへんのかと言い返したかったです。)
でも、国内生保の営業方法では女性の方が都合がいいんだなと思わされました。実際に、職域営業をする際に上司から言われた言葉を書いていきます。
「男性の職員が多いから、休憩中に若い女の子がティッシュ配ってるだけで嬉しいもんだよ」
「バレンタインはチャンスだよ」
「女の子が笑顔で挨拶してたらそれでいいよ」
「女の子からお願いされたら断りにくいもんだから」
「女の子が毎日訪問してたら協力したくなるもんだから」
なんなんこれ。書くために思い出してるだけでキモくなってきた。
これ、YAVAYだろ。
確かに職域で立っていたときに、従業員の方から「逆ナンか〜?」などと言われたこともあります。だけど、そう言わせてるのってもうこっち側なのでは?
ノルマをクリアしないと給料が減るというそもそも立場が弱いポジションにある職員に、女性であるという要素を足し、アプローチもその性を売った方法を指導して……。そして、生保レディは利用すれば抱けると妄想するヒトを量産していくという……。
こんな上司や会社の態度が、上で書いた化け物を産んでしまったのではないか・・・
もう「身体売ってこい!」って直接言われた方が法律を味方にできるんでマシですわ。
それが問題ってわかってるからしないところもずるい
もはや私が言われたことも、セクハラになる時代だと思うんですけどね。(ちなみに上記指導をしてきた上司のなかには女もいます。)
もうこの環境を変えるのは個人の意識では無理だと思います。
わたしもこんな営業をしてきた職員は一部だと思っていました。わたしは違うと思っていても、上司から言われると「やっぱりそうなんだ」と心が折れます。同僚がそういう営業スタイルが平気で、そんな話を聞くと「そういう職業に私も就いてしまったのか」と落ち込みます。
それが普通だった時代から続いている職域営業。
そこに何十年も勤めている従業員の方も多くいるなかで、植え付けられた女性の生保営業員に対する感情ってそう簡単に変えられるものじゃないと思います。
自意識過剰かもしれないけど、職域の女性従業員の方からの目のほうが厳しかったのもその理由なのかな……。だって立ってるだけで冷たくされるの意味わかんないじゃん……。私の前の職域担当者がそういう態度で営業してたんじゃないの……。
と、辛かった思い出も思い出してしまいました。
それでも、真面目に通っていれば見てくれてる人もいます。
わたしはそれを何十年も続ける自信はなかったし、ニュースのように51歳になっても被害に遭うのかよと思うと余計に無理ですが……。
今回は感情的なことも多かったので、読みにくかったと思います。すみません。次回、生保営業研修ってあるん?っていう感じの内容を書きたいと思います。
いろいろ書きましたが
まじめに訪問してきている女性の保険営業員にセクハラまがいのことを言うのは間違ってるしやめてください
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リアルな社員の声が読めます。
わたしの日記は生命保険は悪と言っているわけではありません。志を持っている募集人も多くいらっしゃいます。ですが、「大量採用・大量脱落」という問題を抱えている生保各社に改善してほしいと思っています。業界がこの問題を抱えていることは事実です。