私の大切な宝物
あなたに "つまらない春" と言われた日
何かが壊れるんじゃないかと
怖くなった
それまでのあなたと時間が崩れ始める
これまでだって 壊れそうな瞬間があったけれど
この春に このタイミングに
より一層 拍車がかかる 恐怖
覚悟しておけ なんて言われても
壊れる覚悟なんて出来なかった
出来るわけがない
自分が持っていた感情に
潰されそうに生きてきた
大人なんて 誰も理解してくれない
死んでしまった方が
どれだけ楽になれるだろう
死を受け入れる勇気も無いくせに
生きることに 独りで居ることに
疲れてしまっていた
この心に寄り添ってくれる人なんて
いないと思っていた世界で
奇跡がおきた
あなたの声に惹かれ 話す言葉に惹かれ
気がつけば あなたのところに駆けつける自分
リアルは1人だったけど
インターネットの世界では
独りじゃないことを 教えてくれた
似たような 悩みなんて
そこら中に転がっていて
未来が暗闇の中なこと
この気持ちを言葉にしてくれて 共感できて
勝手に どこか似てるんだろうなと感じられた人
だからこそ なんとしてでも
あなたを引き止めたかった
どんな言葉なら 届くのだろうか
どんな愛なら 信じてもらえるんだろうか
自分の無力さを 改めて思い知らされた
あなたとの繋がっていられる場所が消えていく
願っても 指で抑えても
ただの画面でしかなくて
そんな事をしたって
作り上げたのはあなたで
壊していくのも あなただから
見てる事しかできなくて
遠くに歩いてく あなたが見えた
大声で名前を呼んでも 振り向いてもくれない
追いかけても 追いつかない 距離が縮まらない
夢であってほしい 目の前の事も 手につかない
唯一 繋がっていられる インターネット
震える手を落ち着かせながら
あなたの元に向かう
拙い言葉で 何度もあなたに声をかけ続けた
すると あなたは立ち止まり
こちらを振り向く
1歩ずつ こちらに向かってきて
伝えようとしてくれてる
どんな言葉だったとしても
優しい声で話してくれている
こちらを向いてくれた あなたなりの歩み寄り
世界があなたの優しさに包まれた瞬間でもあった
あなたからの言葉 あなたへの言葉
たくさんの言葉が行き来する
あなたの傷つける言葉もあったけれど
インターネットでまだ繋がれている
この同じ時間を過ごす意味を感じて
自分の胸に刻まなければ 意味がない
またあなたを傷つけてしまう
何度目のだろうか あなたと出会って
寄り添い 離れて また寄り添う
あなたは色んな言葉を見た上で
より歩み寄ってくれて
たどり着いた先に
お互いに もっと素直になろう
もっと自分らしくいよう
これ以上ない固い握手に
この手を離したくないと改めて思った
あなたがもう1度
走り出すことを選んでくれて
スポットライトを浴びるまでの
長いようで短い時間に
ハプニングもあったし
あなた自身の頑張りもあって
この詰め込まれた思いを受け取りに行ける
あなたへの思いを胸に飛行機に飛び乗り
あなたのいる街へ行き
あなたに会える場所に足を運んだ
幕が上がる直前まで 落ち着かない心
これは夢で この幕が上がり あなたがいない
なんて事も考えたけど あなたを信じて
あなたの立つステージ前で
待っていて良かった
あなたが玉座に座り
姿を見せてくれたのを自分の目で捉え
安心した瞬間 目頭が熱くなった
まだ泣くには早い
そう自分に言い聞かせ堪える
歌ってるあなたも
踊ってるあなたも
紫色に染まった景色を眺めているあなたも
一瞬足りとも見逃したくない一心で
追う目を止めなかった
1番不安をもっているのはあなたなのだと
一瞬あげた手が 震えているのを見て
また泣きそうになった
思い出すだけでも 目頭が熱くなるし
喉の奥がキュッとなる
歌って 話して のライブとはまた違った空間に
新鮮さを感じつつも とても心地よい空間
音を楽しみ 声を楽しみ あなたを楽しむ
ここに来れて良かった
ちゃんと自分の目で 見届けられて 本当に良かった
当たり前じゃない あなたと同じ空間に
同じ時間を刻めた
あなただけじゃなく
あなたを直接支えてくれた人達にも
感謝を忘れない
とても温かい人達が 支えてくれている事を
教えてくれてくれたからこそ 抱けるこの気持ち
あなたが思うように 自分も思いたい
月が変わり あなたの歩みを加速させる
5月18日に自分はまた
同じ時間を刻めるのだろうか…
違う 刻みたい！！ 刻ませて欲しい！！！
たとえ 離れていたとしても
目の前だけじゃなく
ちゃんと思ってくれているあなたの事なら
どこにいたって 愛せると思うけど
また あなたの元に帰りたい
これから現実に戻るけど
帰る場所はあなたのところ
少し遠いけど ここで繋がってる
そう信じて…
ゆきむら。さん いってきます！！
愛してる