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96.スターバックスの「サードプレイス」とは

どうも、洋平です。

スターバックスは日本で一番店舗数の多いカフェです。
日本一の店舗数を誇っている理由の一つとして、スターバックスが日本上陸以来「サードプレイス」というコンセプトを提唱しています。

サードプレイスとは、スターバックスはコーヒーを提供するのではなく、自宅でも職場でもない、「第3のリラックスできる場所」を提供するということです。

スターバックスのサードプレイスについて、楠木健さん著「ストーリーとしての競争戦略」で、他社には真似できない戦略手法だと説明されています。
他者が真似できない理由として、スターバックスでは全ての店舗でフランチャイズ方式ではなく直営店方式を採用しているからです。

直営店方式は初期コストがかかるのですが、サードプレイスというコンセプトを作り出すためには必要不可欠な戦略だったということです。


サードプレイスを提供する代わりに、スターバックスは他のカフェと比べてドリンクの価格帯は高く設定されていたり完全禁煙になっているので、低価格希望のユーザーや喫煙者は入りにくくなっています。

一方でスターバックスでは長時間滞在することができ、コーヒーの香りを楽しみたいユーザーがリラックスする場を提供できています。


今まで他のカフェが開拓してこなかった市場を新しく切り拓いたのが、スターバックスということです。

ではまた。

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