ウマ娘で爆死して思ったこと
『ウマ娘』と聞いてなんじゃそらと答える人って、インターネット上では少数派なんじゃないでしょうか。
それでも知らない方のために記載すると、現実で活躍した競走馬の名前を持つ美少女『ウマ娘』と、そんな彼女たちを導き支えるプレイヤーの分身『トレーナー』が友情とも恋愛とも言えるような深い絆をはぐくみつつ目標へ向かって頑張るゲームです。
一言で言えば、育成要素のあるギャルゲーですかね。
リリースから数か月たった今では多少勢いは落ち着いたかなと思いますが、それでもtwitter上で連日新しい二次創作絵を見かけるとしばらくはウマ娘の時代が続くんだろうなと思います。
さてそんなウマ娘ですがぶっちゃけ自分は最初プレイするつもりはありませんでした。
リリース前に放送されていたアニメは1期2期両方とも見ていたのですが、それはそれとしてって感じでゲームにはあんま興味はありませんでした。
それでもプレイした理由は極めて単純で、『周りがやってたから』と『ブルマ姿にエロさを感じた』からです。
そんな理由で始めたウマ娘ですが意外なことに毎日プレイするくらいはまっていて、少なくとも自分は面白いなと思ってプレイしています。
さてここで本題ですが、先日自分はこのウマ娘のガチャで盛大に爆死してしまいました。
それはひとえに、ヒシアマゾンのブルマ姿が拝みたかったからです。
結果的に引き当てることはできたのですが、果たして彼女のブルマ姿に諭吉数人分の価値はあったのでしょうか?
当てたはいいものの未だ彼女の育成(ギャルゲー風に言えばルート)は手付かずなので答えは出せてません。
で、なんでこんなことを書いてるかと言うとこのような経験って初めてじゃないからなんですね。
自分は今まで他のソシャゲで、例えば性能だったり、見た目が好みだったりでそれこそ出るまで引いて、当たった瞬間は歓喜とも安堵とも言えぬ謎の感覚に包まれつつも数日後には『確かに欲しかったキャラだけど、〇万も使ってまで欲しかったのかな』とモヤモヤした状態が続いたことが何度かありました。
今回もそのパターンなわけです。
多分これは珍しいことではなくて、ソシャゲに限った話でもないとは思います。
それで思ったことは、やっぱ人間って常に同じじゃいられないんだなってことです。
ガチャ引く前の「このキャラ数万かけてでも引くぞ!」って気持ちも、引いてる途中もしくは引いた後の「俺は数万もかけて何やってんだ?」って気持ちも本物で、爆死の未来は簡単に想像できるはずなのに、「それでも!」という負の方向に正直な「今」の思いが容易く十連ボタンを押させるわけです。
ガチャを引く前の思いを爆死した後も持ち続けられれば、こんなモヤモヤ感じるはずはないんですよね。だって宣言通り数万かけてでも引いた訳だから。
まあでも課金をするってことはそれだけ心の中でそのゲームを認めている部分もあるんでしょう。自分は辞めたものも含めて十数個ほどソシャゲをやってきましたが、その中で課金をしたのは今回のウマ娘含めて3つのみです(多いか少ないかわかりませんが)。多少魅力を感じても大抵は1万どころか千円でもブレーキは掛けられる人間のはずなんです自分は。
とりあえず今後ガチャを引く際(というよりガチャを引くためのアイテムを買うとき)は『1万円で紙飛行機を折って、遠くに浮いてる風船を当てる』イメージを想像しようと思います。これが自分の中で精一杯のブレーキ踏むための想像です。でも結局欲しいキャラが出てきたら爆死を警告する内なる自分に「うるせえ!引こう!」って叫びながら引くんだろうなー。
てかウマ娘のガチャってすり抜け多すぎません?
さて話はまたブルマに戻って、調べたところウマ娘のブルマ姿は現実の牝馬だけらしく、かつ未実装のウマ娘の中で見た目で心惹かれたのが『メジロドーベル』だけだったので、それまでは石は溜めようかなと思います(あと個人的に見た目と性格が好きな『ナカヤマフェスタ』)。
そんな禁欲宣言をしたところで今回の話はおしまいです。
今後もこんなつまらない話をたまに書く予定なので、通勤通学の暇なときにでも読んでいただければ幸いです。
それではまた。