分水嶺が来そうな予感がする話
自分だけかもしれませんが、人生は楽しいとき、嬉しいときは転んで怪我したとしても「やっべはしゃぎすぎた!気をつけよ!」で終わるものですが、不安なとき、苦しいときはボールペンを床に落としただけという些細な出来事でも小さな亀裂が入ったような悲しみを抱いてしまいます。
さてまだ社会人生活が2桁にも届いていないほどの未熟SEである自分ですが、ぶっちゃけ今の生活はよろしくない気がします。
ここで自分のというか、自分が知る限りのSEの世界を話しましょうか。
SEが属するIT業界というのはまず頂点にCMでよく聞くような大きな会社が数社君臨していて、それぞれの会社が分野に特化した子会社を何社か抱えています。
んで、その子会社がいわゆる戦場の現地指揮官みたいなもので、その下に技術者派遣会社だったりパートナー会社と言う名の事実上の専属技術者派遣が雑兵として現場に赴き仕事を貰って案件が回る訳です。ここの雑兵が自分です。
そんな傭兵じみた生活は別に嫌いではなかったのですが、戦場(案件)は普通にやってれば余裕な勝ち戦もあれば、負け戦だけど死んでも戦って勝てと言われるような糞戦もあります。今いるところは後者です。
最早祖国(本社)よりも外国(常駐先、今は自宅)にいることのほうが遥かに多い自分ですが、一応会社に属している身ではあるため祖国に産みの親(本社の上司)はいます。一方で外国には育ての親(他社の上司、つまりは仕事の雇い主で前に記事で書いた『やさしい上司』はこっち)もいて、二人の親に挟まれてる状態です。
産みの親は本心はどうかは知りませんが、この糞戦をヤバいものと認知していて緩和を求めてますが、育ての親は遅延が発生してる現状で緩和なんてできないとご立腹です。まあ残業力50ほどの雑兵達が残業力80超えの指揮官殿に反抗を示してしまったのですから気持ちは分かりますが。
無言を貫き36協定など知らぬ存ぜぬで現場指揮官殿についていって戦うのが正義か、産みの親に救難信号を送り罵られても撤退するのが正しいのか。
もちろん今置かれてる現状よりさらにヤバい地獄なんてこの世にいくらでもあるのでしょうが、それでも個々の限界値はあるはずです。
大抵こういう不安は大したことなく終わってあっさり結末を迎えるものですが、今回もそうなるとは限りません。
=〉1.「この身が朽ちてでも、戦いを続ける」
=〉2.「求めたものは、平穏のはず」
どっちが自分にとってのトゥルーエンドなんですかねえ。
それにしても暗いことって言葉にしろ文字にしろ形にして吐き出したら少しは楽になるのかなって思ってましたが現実はなんかさらに暗くなってしまいそうな感じがします。
もっとアニメやゲームの感想が書きたい(切実)。
最近はラブライブのクゥちゃんが癒し。スバラシイコエノヒトーが癖になってます。