HIVの色んなこと
おはこんばんちは!
懐かしいでしょ?僕も久々に使いました♪
このタイトルが思い付きませんww
HIV2.0とかの方が人気出るかなwwまぁいいや。
色んなコメントをいただき、非常に感慨深いです。今回は、コメントで気になるのを少しピックアップして書きますね。
ゲイのステレオタイプを作るなとか、陽性者はみんなそうでもないとか、そういう事も言われるんですが、本当にみんながみんな僕のような生活を送っていません。そもそも、人間ってのは生活スタイルは画一的なようでそうでもないと思います。
ですが、僕のゲイとしての行動は似ている人も多いはずです。これからコメントについて、拾えるところを拾ってお応えする上で断っておきたいことです。僕は代表者じゃないけれど、僕と似たような生活を送るゲイはたくさんいるってことです。
また、すべての疑問に答えられるわけではないことと、拾えるコメントも限らせていただこうかなと。長くなりすぎますのでww毎回個別に名前を挙げて、お礼を申し上げながら答えたいのですが、キリがなくなるので、お名前はあげません。ご了承くださいませ。
☆「どのように接するべきか?」
正直、プライマリ・ケアのガイドライン本まで読んでもわかりませんww僕は「何でも聞いて構わない」スタンスなので、参考になるか解りませんが…打ち明けられた場合は、「どこまで共通認識にするか」を、その感染者と明確にすることは大事かと思います。共通の友人には打ち明けるのか、もしくは近親者だけなのか、パートナーだけなのか。職場はどうするのか・・・などですね。
ただ、情報の漏洩に関して、他人を完全に信用したらだめだというのは、言ってあげたがいいかもしれないですね。一人に打ち明けたら、全員にばれるリスクがあるものだというのは、しっかりと伝えるべきだと思います。いらぬ傷が増えます。
ただ、怯えていても不利益を被るだけです。別に悪い事じゃないんだから強気で行け!
・・・と言いたいところですが、僕もけっこー及び腰ですww
フォローとしては、職場・医療関係者・親族・友人のどの人にどのルートで打ち明けるかをしっかり考えてもらう手助けをしてあげてほしいなと思います。本人は、職場に強気で守秘義務違反の突っ込み溶かしづらいかもなんで(まぁ、そこまでかたくなになる必要もないかもしれませんが)、そこは本人に代わって会社にかけあってあげるなどですね・・・今時、個人情報を平気で漏らす職場はないとは思いますけど。
管理職の方には、漏れてもそれで不利益を被らないように全力で守ってあげてほしいです。特別扱いではなくですね。
LGBTに関してもいつもそう思っているんですが、なんでも素直に本人に「なんかしてほしいことある?」と聞くことだと思うんです。そして、素直に言ってもらえる環境を作っておくことだと思います。人によって環境も精神的なタフさも違うと思います。それで傷ついたら?とも言われますが、その為に福祉があるし、自助グループがあります。あるものは利用してください♪
薬などについてですが、HIVの場合はCD4値によっても治療が違うし、その人のライフスタイルに合わせて服用する薬を変えます。僕は、一日一回、同じ時間(前後二時間の猶予アリ)に飲む薬です。ARTと呼ばれる抗HIV療法は、色んな薬の組み合わせです。二錠に分けて一日一回とか、一錠のものを朝食後必ず・・・などです。
治療薬の服用も人によって違うわけですね。人によって違うということは、人それぞれ求めるものが違うんだと思います。
…わかりづらいですねwwどう接したらいいかの答えになってるかな。
要は、「打ち明けたからにはそれなりに信頼している。だから、それなりに踏み込んで聞いてくれてかまわない」と、打ち明ける人は思っているんじゃないでしょうか。僕の元カレなんかは、突っ込んで聞いてくるどころかイジって来ますよww
家に遊びに来た時に、「なんかこの部屋、ウイルス臭くない?」などとぬかしてきやがりましたから。仲がいいと、不思議に腹も立たないものですよwwまぁ、僕の場合は極端ですが、打ち明けたということは、何か聞いてもらいたいから打ち明けたのだろうから、素直に思ったことを聞いた方がいんじゃないでしょうか。傷つけたらごめんけど・・・と断るくらいでいいんじゃないでしょうか。
周りに打ち明けたくないから協力してほしいってことかもしれないので、そうであれば、ダミーの病気をでっちあげるのも手かもしれません。免疫系の病気なら、ごまかしやすいんじゃないでしょうか。
答えになってるかな??なってるといいな。
☆性病検査は自己負担で数万円
このコメントは・・・何が元のソースかは解らないんですが…
保健所は「HIV、梅毒、淋菌、クラミジア」は無料です。肝炎検査は自治体によって違うようです。熊本では無料です♪
肝炎検査は健康診断のオプションで安くなるはずなので、そこで検査するといいかと思います。
なんかいいリンクがあったので↓
ただ、ネックは保健所は毎日検査してるわけではないこと。
やはり、働いている場所の協力は必要だと思います。色んな検査を受けさせる検査デーとか作ってみるのもいいかもですが・・・なかなか難しいのかなぁ。
☆HIV感染者同士のSEXってどうなの?
これですね…みんな陽性者は悩むところです。
ちなみに、僕と彼氏は生でやるときもあります。これ言うの怖いんですけど。怒られそうで。ただ、最近はいちゃいちゃするばっかりですがww
今のHIVの考え方としてU=Uってのがあります。
治療によって血液中にHIVが見つからないレベル、
検出限界以下の状態が6ヶ月かそれ以上だと、
HIVはうつることはありません
こういう風に言われています。僕もそう思います。実際、陽性者と陰性者のカップルの感染率は10%という結果があります。ただ、この10%は、パートナー以外から感染しているそうです。なので、カップル同士の感染率は非常に低いわけです。この調査では10%に見えて、0%なんです。
全てのカップルを検査したわけではないので100%とは言いませんが、血中にウイルスが見られないのに感染するとは思えません。
では、陽性者同士での生SEXは大丈夫か???
そうではありません。相手が何者か解らない状態だと、危険です。
HIVってのは、非常に耐性の付きやすいウイルスです。ミスコピーなんか気にせず増えます。なので、ちゃんと治療してない場合、耐性ウイルスがいっぱいいる人になっちゃいます。
そういう人とSEXするとやばいです。
ちゃんと治療している人は、感染するより感染させられるリスクが高いということです。
☆HIV(性感染症)への国の支援はいかがなものか
よく分かりますww 僕も、「俺なんかにいかがなものか?」と思っています。でも、やっぱりこの国は本当に優しくて。それに「死ね」とは言えないのです。
100歩譲って「死ね」ということにしましょう。ただ、HIVは死ねません。HIVに感染したところで、別になんてことはないからです。AIDS発症してから死ぬんです。なので、HIVに感染してから10年くらいかけてゆーっくりウイルスが増えて、免疫力が低下して、色んなものに感染して死にます。
なので、国が補助しないとなると感染したら隔離せざるを得ません。そうなると、管理費用が掛かります。こっちの方が医療費よりも高くなるんじゃないでしょうか。それより、治療しながら少しでも働いてもらった方が建設的かなとも思います。やっちらかした人に補助するのは・・・ってのは、それはそうかもしれませんが、フリーセックスを禁じるのは現実的ではないかなと思います。
「基本的人権」をベースに話しても、伝わらない人には伝わりません。なので、こういう事を書いてるのですが…不快に思う方がいたらすいません。
単純に薬価だけで月に20万円を超えます。自費で払えと言われたら、死ぬしかありません。僕にはですね。上限額8万円でもきつい。
なのでまぁ・・・許してくださいww
90-90-90
2016年6月の国連総会ハイレベル会合で採択された政治宣言に「2020年までに90-90-90(感染者の90%を診断し、そのうち90%を治療し、しかも90%の治療を成功させる)を達成し、3000万人のHIV陽性者が治療を受けられるようにする。また、若者と成人のHIV新規感染を75%減らし、15歳未満の新規感染を95%減らすと謳われています。
これ、当たり前のようでできてないんですね。日本ではだいぶ達成率は上がってるとは思うのですが、二番目の「90%を治療」ができてないと思うんです。10%ってのが、CD4値>500の方たちを現すのか、任意で治療してない人たち(貧困層や、特殊な性癖の人など)を現してるのかがよく解らないんですよね。障がい者手帳認定基準に満たない人は、陽性でも経過観察になります。差別や無知識だけでなく、制度自体が障壁で90−90−90を達成できないとしたら…さてどうなのかなとなります。
HIV予防の観点でHIV対策を進めるのか、AIDS発症を抑えるHIV対策をするのかでこれ、議論も変わってくるんじゃないかと。
ただ、どちらにしろ90−90−90を達成するように仕向けることで、現実的な医療費抑制にはなるのではないかなと思います。
HIVの90−90−90についていいリンクがあったので↓
他国ではまだまだの現状も見えます…
今回はここまで!!
疲れたー!!www
でも、みなさんからのコメントとか突っ込みなくしてはネタがないので、気になることあれば書いてね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?