田村ゆかりさんのライブに初参戦したら、やっぱり学びがあった。
・ライブ詳細
2023/07/22
田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023 *with me?*
会場:カナモトホール
・まえがき
その言葉の通り、自分が子どもの頃から声優アイドル界の最前線を走り続けているレジェンド。
つい7年ほど前から声優ライブに参加することが増え始めた自分にとって、その原点を知る限られた機会だ。
では、体験入国のレポートを記していこう。
1、ベテランの「技術(わざ)」が国民を魅了していく……
まず感じたことは、「ベテランの落ち着き」である。
焦りなど1つも感じさせずにパフォーマンスをこなしていく姿はまさに姫。
そして1番の特徴はやはり「唯一の歌声」だ。
聴くだけで甘い香りを感じさせ、時に艶やかに魅せられる。
そう。この歌声を聴きに来たのだ。
ダンスパフォーマンスもド安定。
それでいて歌唱の邪魔はしない程度に抑えられていてバランスがよかった。
表現に関しては何も言えません。 流石でした。
リリースの抜き方とか素晴らしかった。
2、アコースティック
3曲披露された。どれも素晴らしいアンサンブルだった。
その中でも、涙を流してしまう曲があった。
「忘れな月」作詞作曲:奥華子
正直泣くようなことになるとは予想していなかった。
奥華子節が効いたバラードで、かなり厚めのバンドサウンドが押し寄せる。
しかし、姫の歌声が消されることは無かった。
圧巻のクライマックスには思わず感涙。
これが前線に立ち続ける声優の表現力なのだと、感銘を受けた。
3、バンドメンバー
超安定してた。
本当にこちらも技がたくさん見えて、難しいことをサラっとこなしていた
ベースの方は一緒に踊りながら弾いていていたり楽しそうだった。
アコステのアンサンブルは特にえぐかった。 なんか熟年感を感じた。
4、王国民
統率感がヤバい。
俺が知ってるライブ中のオタクの挙動じゃない。
そして開演前のマナーの良さ。
自分が参加しているコンテンツのオタクにも見習ってほしい。
この人たちがいたから、今のコンテンツがあるんだなと心の中で感謝をした。
噂の「俺らパート」は、本当にラップで何を歌っているか歌詞が聞こえた。 そして全く乱れないコール。
こんな綺麗なコールがあったのかと、驚きだった。
マジでリズム天国のアレそのまんま。いや、正確には逆なのか。
法被にハチマキ。そしてブレードという元祖スタイル。
この文化を無くしてはいけないなと思った。
5、まとめ
楽曲に関しては一切の予習をせずに臨んだが、全く問題なく楽しませていただいた。
レジェンドがレジェンドたる所以を目の当たりにすることができて、本当に光栄だった。
現在、数多くの声優関係のライブイベントが開催されているが、そこでは必ずと言っていいほどマナーの問題が上がる。
本当に悲しい話であるし、演者にとっても良い話では無い。
演者のことを本当に思っているのであれば、そのような行為は無くなっていくはずなのだと再確認できた。
王国民は、どこまで行っても「姫ファースト」なのだ。
彼女が嫌な思いをしないように、行動している。
それだけで、かなりクリーンな環境になることを確認させてもらった。
「厄介」と呼ばれるような輩は、本当に一切見受けられなかった。
参加する現場に登壇する演者のこと、考えていますか?
自分も、今後考えていこうと思います。
やはり勉強させて頂いて正解だった。
若きオタクたちよ、先人たちの教えを今こそ学ぶべきなのだ。
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