好きなものと好きなものを勝手にクロスオーバーしてみよう 【SHHis × fripSide】
・はじめに
好きなものを複数追いかけていたら、全く別のコンテンツのはずなのに、すごくデジャヴを感じたことはあるだろうか。
私は、つい先日それを感じた。
しかも対象は音楽ユニットと、2次元アイドルユニットだった。
それぞれを勝手に比較し、自分が何に魅力を感じているのかを言語化していく。
まずは、それぞれのユニットを確認していこう。
・fripSide
現在はツインボーカル+プロデューサー兼シンセサイザー兼作詞作曲編曲者の3人組音楽ユニット。
ボーカルを担当するのは、
北海道出身 2000年生まれの阿部寿世。
大阪府出身 1992年生まれの上杉真央。
なんと二人の歳の差は8。
しかしながら、現在では仲間でありつつもライバルとして認め合いながら活動をしている。
そんな二人を専任したのは、プロデューサー 八木沼悟志だ。
シンセサイザープレイヤーとしても活躍をしていた彼だが、近年はステージ上がる頻度を自らセーブし、ボーカルの育成を重視している。
兼任しすぎて、忙しそうである。
・SHHis
アイドルマスターシャイニーカラーズに登場する二人組アイドルユニット。
メンバーは、
埼玉県出身 16歳の七草にちか。
北海道出身 24歳の緋田美琴。
なんと二人の歳の差は8。
しかしながら、現在では互いの長所と短所を認め合いながら活動をしている。
そんな二人を専任したのは、本作のプレイヤーとなる「プロデューサー」だ。
表舞台に出ることはなく、所属事務所のアイドルを親身にプロデュースしている。
兼任しすぎて、忙しそうである。
・リンクしていく2つのユニット
多くの共通点を持つことがここまででもわかる。
さらに、深堀りをしていく。
・上杉と緋田
歳上コンビの二人。
その共通点は、「活動歴の長さに対し、泣かず飛ばずの期間が長いこと。」である。
・上杉
上杉は20歳の頃に、オーディションに合格し見事ボーカルユニットのメンバーとしてアーティストデビューを果たしている。
しかし、そのユニットはファーストシングルをリリースしたものの、そのまま活動を終えている。
その後、大学を卒業し一度就職するも、アニソンシンガーへの夢を諦めきれず、退職し上京。
2期fripSideの仮歌を担当するなど、裏方の仕事もしつつ、個人で活動を行い続けた。
そして現在、彼女はfripSideのボーカルとして大きく活躍をしている。
・緋田
緋田は14歳で北海道から上京。
アイドル研究生として東京の学校へ進学。
学生時代、そしてその後もひたすらにレッスンに時間を費やし続けた。
「パフォーマンスでみんなに感動を与えるようなアイドルになりたい」と願い続け、彼女はレッスンを続ける。
しかし、当時二人組ユニットを組んでいた相方がカルト的な人気を獲得。
レッスンの時間を取ることも難しくなり、さらには裏方スタッフへの転換を事務所より提案される。
彼女が出した答えは、ユニットの解散と事務所の移籍だった。
そして現在、283プロダクションに移籍した彼女はSHHisの緋田美琴として大きく活躍をしている。
・阿部と七草
この二人に関しては、性格は正反対と言っていいだろう。
社交的な阿部に対し、大人に対し反抗的な七草。
しかし、両名ともに幼少期よりアイドルに憧れ、家でアイドルごっこをよくしていた。という共通点を持つ。
・ボーカル
歌声にも注目をしたい。
年下組が高音担当だとすれば、年上組は低音担当となる。
張り詰めたヴァイオリンの音色と、広く深いチェロのような分担となっている。
・トーク
年上組は、二人ともトークが苦手だ。
逆に、年下組はトークが得意である。
阿部はソロラジオ番組を持ち、七草はレギュラーでバラエティ番組に出演している。
・LIVE
そのパフォーマンスは、いつだって高いクオリティで披露される。
パフォーマンス中は特に対等の関係となった二人は、抜群のコンビネーションでダンスで視覚を魅了し、ボーカルで心を震わせる。
つい先日、両ユニットともにライブが行われた。
fripSideはライブハウスツアー。SHHisはユニット対バン形式でのライブ。
先に拝見したのはSHHisのライブだった影響もあり、fripSideのライブを楽しんでいる最中、どうしてもSHHisの面影を感じてしまう場面が多々あった。
パフォーマンスの質も、似ているのかもしれない。
・最後に
両方とも好きなので気になったらどちらも触れてみてください!!
姉妹のようなユニットでありつつ、たまにその関係が逆転する部分も含めて似ていると思いました。
パフォーマンスへの向き合い方が強く、お互いが得意なこと、苦手なことをカバーしあえるとともに、成長しあえる関係であることが何よりも尊いのです。