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29歳独身男性。初めてのアニサマ。

・はじめに

現在29歳独身男性。
20代もラストイヤーが始まり、今のうちにできることを叶えていきたい。
その1つが、「アニサマに参加すること。」となった。
中学生の頃から存在は知っていたし、「いつか参加してみたいな。」と思っていた。
大人になり好きなコンテンツのライブに参加することが多くなってきた中で、ちょうどいいタイミングだったのだ。
軽い気持ちで、どうせなら全日行くか!!となった。

・公演情報

公演名:Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-
日時:2024年8月30日(金)、31日(土)、9月1日(日)
会場:さいたまスーパーアリーナ

・Day1

ここは……平成に取り残されているのか?


勇気100%から始まり、FIELD OF VIEWが幼少期の記憶を呼び起こし、
前半ブロックの最後はきただにひろしがウィーアー!で〆る。

アニサマ2024、完!!!!!!!!!!


いや、ほんとに終わったでしょ。
途中、メモリーズ・ラストでしっかり泣かされてたし。

???「と、思っていたのか?」

AimerがまさかのUBW。Brave Shineまで回収できるなんて思ってません。

そのままだーまえ節しか感じない茶番ヘブバンが始まる。
She is Legend。完璧でした。

そしてうた☆プリが始まってまさかのButter-Fly。
俺の人生全てを回収するつもりか???

個人的にトドメとなったのは、オーイシマサヨシのuni-verse

やっと、グリッドマンを感じられることができた……。

そして、i☆Risにしっかり泣かされて終了。
え、i☆Ris終わるんか?

うん……。
正直、ブレーザーのOPEDタッグが同日参加だったので期待してしまった。
まあ、「アニメじゃない。」と言われればそれまでだし、同じ円谷のグリッドマンユニバースがあっただけ収穫だったとしよう。



・Day2

オタクの朝は早い。

上月 せれなさんのステージ楽しすぎた。
セトリが対多動オタクすぎる。

屋外ステージは鑑賞ルールが緩和され、アニクラ化していた。
「先に外で暴れていいから、中では大人しくな!!」というメッセージを感じる。

ここでは叫んでいいんだよ。イェッタイガー。

その後はうたミルを初めて生で聴いて、仲間内でご飯を食べてから本ステージへ。


・Lost my music / God knows…

深夜アニメの面白さを教えてくれた作品。
それは、涼宮ハルヒの憂鬱だった。
当時小学6年生だった私はニコニコ動画をきっかけにこの作品を知り、今のオタク趣味にのめり込んだ。

その中でもこの2曲は特別だ。
しかし、作品のピーク時に文字通り子どもだった私は、生で曲を聴ける機会など当に諦めていた。

そんな人生のバイブルが、さらに大きな波となり目の前で起きていた。


その後は脳死で楽しめた。
フラガリアメモリーズ、なんか普通に女の子の声いたけど女の子混ざってましたよね???
あ、早見沙織かわいい。可愛すぎ。いやごめん可愛い。

蓮は異次元フェスぶりに拝見。
進級して、後輩たちは初めてお見えした。

「ドルケの新人うまくね!!!!????」
ついテンションが上がって連番者にうざ絡みしてしまった。
いや、ほんと上手で驚いちゃって……。

と、思ったらおジャ魔女が通過していった。

MyGO!!!!! 初めまして。
私は虹ヶ咲も好きなので、ドラム担当の林鼓子さんは知っていた。

その、ドラムの音が適度に重い!!!!
軽く流すような音がほとんど無く、常に芯に響く打音でエグかった。
それでいて連打もいけるから驚き。

もうね、もともとパフォーマンス好きだったけどもっと好きになりました。

MASOCHISTIC BONO BAND は、おじさんたちがずっとふざけてて最高。
おのDとひろCを生で見れたのも嬉しいが、作家のちゃんこも見られたの普通に嬉しかった。

This game

まだ俺に平成を回収させてくれるのか?
ピアノが聴こえた瞬間のどよめきと盛り上がりは忘れられない。
今年のアニサマは、俺の人生を辿っている?

最後は内田真礼の弟の姉がギミー! レボリューションで何度も客と飛ばしながらフィナーレ。
3日間で1番好きな演出だった。

いよいよ体力が尽きかけてきたDay2も終了。
ついにアニサマは最終日へ……。

・Day3

さすがに体力の回復量が少ない。
しかも雨。さすがに屋外ステージは危険と判断した結果……。

こうなりました。-6k。

時間をつぶして、いざ。

初っ端、本日の目玉。
B小町が単独で登場。
原作勢なので曲はほぼ初見だったのだが、わかりやすいコールで助かった。

そしてシャニマスのターン。
上手側のスタンドだったので、待機しているだまゆがよく見えた。
3人のイルミネ。助かる。

と、言うことは次は……。

…………

あれ?始まらないんですけど。
少しずつざわつく会場。本当に怖かった。トラブルありえる。やめてくれ。

だいぶ待たせた後に流れる俺を気絶させるフローラル魔法。

安心したいのに高まらせてくるから情緒が壊れるかと思った。
ちょっと壊れた。

そして今、一番売り出し中(アニメ時空比)のユニットがやってくる。

ノクチル。

生バンドで聴きたいユニットNo.1。
ちょっと派手になったけどライブなのでヨシ!!!

ちらほらPらしき服装のオタクは見たのだが、思いのほか声が小さかった。
私は気合を入れすぎてちょっと怒号になった。

あと1曲くらいかなぁと思ったらやってきたのはトロッコ。
目線同じ。距離近い。神席。

単独の接近イベに行ったことがあっても、やはりキャラの衣装に身を包んだキャストを間近で見られる機会は少ない。ありがとう。アニサマ。

・CHI☆TO☆SE愛歌

え!?千歳!?ここ埼玉なのに???
太陽の恵みを感じちゃっていいんですか???
いや、これ絶対北海道でもやらなきゃいけないやつ。

北海道に帰ったら、近々食べに行かなきゃ……。

完全に道民のための時間となりすぎていて、正直困惑した。

・北宇治カルテット

自分自身が吹奏楽部出身なこともあり、響け!シリーズは1期放送当時から追いかけ続けていた。
悲惨な事故を乗り越え、ついにフィナーレを迎えた本作。
イベント等に行ったことは無かったため、初めてメンバーを拝見することができた。

結果的に、大泣きした。
トゥッティ!でコールができて喜んでいたところに、音色の彼方が刺さりすぎた。
「吹奏楽」という大好きな音楽を題材に、大好きなキャラクターたちが重なる。そして、久美子たちの3年間がリアルの私たち10年分の厚みとなり押し寄せた。

大泣きしているところに鳴り響くファンファーレ。
DREAM SOLISTER でもう泣きながら笑っていた。
本当に楽しかった。「いつかやりたい」が叶ったコールだった。

最後はReCoda。
完全な集大成だった。
本当に、ありがとうございました。

・なんなんだこの歌は!?

休憩中、なにやらセンターステージに暗幕が。
いや、あれ絶対あいつ出てくるやん。

ババーンと推参!バーンブレイバーン

期待以上に楽しかった。
やっぱ技名を叫ぶってのは、いろんなものが解放される。
でもズババババーンは言いにくいよ。

その後は男性声優の半裸に対し、UOを全力で回してた。
本当に脱ぐ奴があるか!!最高。

・実家

自称:実家はfripSide。
チケットを取った後に発表となったfripSideの出演。
本当に嬉しかった。先にチケットを取ったら実家がやってきたのだから。

いつものバンドメンバーのサウンドは、この3日間でたくさんのバンドサウンドを浴びてきた中でもやはり安定していた。
というか、安心感が凄かった。

来年でライブに行くようになって10年も経つのだ。
やはり実家である。

しかしながら、この3日間で身体的にも限界が近づいていた。
普段ならやりきれるコールも、途中で力尽きてしまったところがあった。
満身創痍である。

3期fripSideがアニサマという舞台に大きな火を起こしたことは間違いなく、今後の勢いが楽しみでしかない。

そろそろホールツアー……待ってるぞ。

そして今回は大変に珍しく、本当に珍しく……。
fripバンドがそのまま南條ソロのバックバンドを務めた。

個人的にはそっちの方が驚きが大きかった。

・3日間を終えて

3日間のフェス参加は初めてだったが、終わってみればあっという間だった。
いろんな音楽を浴びた。
古き良き曲から、最新の曲まで。

個人的には、もっといろんなジャンルの音楽を聴きたいとも思う。
ロック調のアーティストが多い印象となった。
その点で言えば、東山奈央×うたミルのアカペラは印象的なパフォーマンスだった。

次に客層。
Day1,2は一般席、Day3はSスタンドを取ったが、明らかに客層が違った。
やはり金額に応じて、参加者の姿勢も変わってくるものなのだと実感した。
アヴェムジカのオタクがアヴェムジカのアカペラパフォーマンス中にべらべら喋り続けて妨害していたのは許さない。

知らないアーティストは興味なし。という人もチラホラいたが、個人的にはもったいないと思った。
フェスは楽しんだもの勝ち。音楽に酔いしれていい空間だと再認識した。

金銭的に余裕があれば次回も参加したい。
いろんなアーティスト、音楽に触れながら、自身の音楽観を広げたい。
そして、好きな作品をもっと好きになりたい。

たくさんの夢を叶えてくれたアニサマに感謝。


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