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瑕は思い出へと昇華され。

にじさんじ 4th Anniversary LIVE「FANTASIA」というものがありました

え、あれって2022年なの!?
2月7日、8日とAbemaで配信もやるらしく改めてこの事を語りたくなったので語ろうぞと思います。

私はこのライブのDay1の現地にいました。
その思い出は今でも深く根付いています。

⚠︎前半だいぶ暗い話ばかりです、いわゆる瑕にあたる部分ですね。ここもしっかりと掘ると本当にこの体験が特別なモノだったと胸を張って言えるので向き合います。なので飛ばしても良いです。

0:行くことになった経緯など

私の最推し、白雪巴さん(以下、巴さん)が出演することが決まったのがきっかけでした。

だけど正直なところ、行く・行かないはだいぶ揺らいでいたなと思います。
どうしてかなと思うと、本当にどうしてなのかなとは思います。

このライブを応募したタイミングはCDのシリアルでの応募で、順番としては3番目にあたるところです。

ここにももちろんのこと巴さんが参加されていたので、購入は躊躇いありませんでした。

購入して中身を見たらシリアルの存在を初めて知りました。
本当に最初はこの程度の思い入れでした。

「当たったら先のことを考えようかなぁ」
そんな軽い気持ちで申し込みました。

当たったんですよねぇ、これが。
当たったらもうこれは、現地行って楽しもうじゃないか!!!
気持ちは一気にギュンとグワンと向きました。

そんな中で、ね、あれが起きたと………



1:瑕

⚠ネガティブゾーン⚠

このライブの存在を存じている人はお馴染みの話にはなりますが、このライブって本当は1月にやる予定が9月に延期されたものだったですよね。

コロナ禍の波及で、しかも開催前日でしたね………

個人的なお話、2022年はメンタル大荒れの年もあって、これが別にトドメになったわけではないけど少なくともこれのダメージは部分的に含まれていたのかなぁと思います。

しかもこのお知らせを見たタイミングは、当時の職場の出勤前でした。
最悪の気分で仕事をして、もうとにかくネガティブなことばかり考えていたなと思います。

今こうして話せるのも本当にこの辛い経験を飲み込めてきたからなのかなと、思いつつもやっぱり古傷を開けたのは事実だからこれを書くたびに心にドス黒いものが溢れている気がしています。

無論、往復の新幹線チケは確保済みだったり宿は友人宅にお願いしたりと盤石だったのでなおのこと悔しかったですね

当時はそこまでの期待も希望もなかったですが、そもそもこのライブでは「初の共通衣装によるライブ」というコンセプトがあったので、それを披露無しでお蔵入りすることなんてあるのだろうか?とも思いました。
だけどそれはそれとして素直に希望的観測をするほどの気持ちに余裕なんて無かったですね………


中止になってから、色々なライバーが配信などをしていましたね。

その中でもこれ(↑の配信は)特に記憶にあります。
だけど未だに見ていません………。
見ると中止が発表された時のショックを思い出してしまうことへの恐怖があったので避けていました。でも今なら………見たいですね、近々見ます。

結局1月は、泊めてもらう友人とそこに集まる友達のことも考え行くことにしました。
埋め合わせの旅行、楽しかったです。本当に、だけど当時の傷心を完全に埋め合わせることはできなかったのは確かでした。
時間経ってそんな話を友人に吐露しましたが「そりゃそうでしょう」と言われました。

そんなこんなで中々のダメージを負いました。


2:思い出

ネガティブな話おしまい!!!!
ここからは思い出のコーナー!!!!!

にじフェスでのリベンジ、だいぶ時間がかかりましたが待てました。
行くぞ行くぞと気合を幕張に行ったのは今でも忘れられません。

※ちなみにこの時期のメンタルはどん底真っ只中でした。休職もしています。(事実ですがポジティブパートに置かざるを得ないのでノイズで掻き消し)

改めてFANTASIAを観るにあたって、最推しの巴さん以外にも出ているのだから誰がいるのか再認識しようじゃあないか………。

え、出演者豪華すぎん???

元々にじさんじの歌みた・オリ曲が大好きな身としては贅沢……いや、そもそもそれを把握しないで臨場しようとしていたのかという無粋な部分もありました。

今でもなんとなく覚えていることとしては、現地に予想以上に早く着いてしまった時間を潰せなかったなぁと思いましたが、会場のどこかの柱に寄り掛かって事前配信を見ていた記憶があります。

それから中に入って、席に。
とは言ってもチケットの販売順としてはそこまで前ではないなぁとは思いましたがフルフラットの会場とは言えだいぶ見える位置だったのは確かです。

そしてライブが始まって………
最初のVirtual to Liveで涙したのは懐かしい話です。
「本当に始まったんだ」という感情が先行しました。

それからは………1曲1曲語ってもいいのですがキリが無いので最大の思い出ポイント、やっぱり巴さんの部分の中でも印象に残った部分について話します。
無論、全て良いことは事実です。

トキヲ・ファンカ

これはもう一生忘れられません。

この曲を知ったのは長く前からというわけではありませんでした。
プロセカに実装されてこの曲の存在を認知し、「え、こんないい曲あるんだぁ~」って聴いていた頃がありました。

まさかとこちゃんと歌うなんて思いもしなかった………。

振付も中々良いし、ラップ部分も良い。
2人の歌唱が綺麗に重なりがとても響いて衝撃を受けました。

どこかのMCでも語られていましたが、これが元々1月にやるライブという想定だったので少し和テイストな曲などがちらほらあり、これもその一つでした。
それでこれを選曲したのは本当に嬉しかったです。

ここで息をして

本っっっっっ当にごめんなさい。この曲初めて聴いたのはあの場所ででした。

調べて東リベのED曲だと知りました。
Cry Babyばかり聴いていた私だったので油断しました。

Q.じゃあ当時どうしていたか?
A.雰囲気が巴さんに合ってる! 好き!

今思うとオリジナルに対して無礼極まりねぇ………。

むしろ今はよく聴く曲なので、少なくとも影響は未だに残っています。

改めてAbemaでの配信を見ると、なるほどこういう歌い方か、味が深いだなんて想いがあります。
当時の私はトキヲ・ファンカに脳焼かれていたので油断していました。
今こうしてみると………美しさとカッコよさを兼ね備えたものがある。
大分後半の中で1人で歌い、踊り切った巴さんには拍手を送りたい。2年前の私も無論送ってはいましたが、2年越しの私はそれ以上の拍手を送るしかありません!


今でこそですが、一度中止になったからこそ当時新曲で本来のセトリに含まれていなかった「Hurrah!!」が観れたということもあったので感慨深いですね。


3:昇華されて

残念ながらあの中止発表のショックは永遠に癒えない、今でこそこうして客観的に語れるけれども思い返すとやはり傷つくのは本音です。

でもこの傷ついたという温めがあったからこそのリベンジ公演があったのかなと思えます。

今思うと、既に卒業された相場ういはさんのパフォーマンスを見るのが最初で最後だったんだなとしみじみ感じています。

色々とありましたが、昇華、出来ました。

こうして過去と向き合えるきっかけを作ってくれた公式には感謝です。

(いい加減BDを買えというお達しでもあるのかもしれませんね……)






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