フラワースタンド作成の覚書

 2023年9月9日-10日に開催されたTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Shout out Live!!!にて、原田彩楓さん/三船美優さん宛のフラスタを企画したので、作成手順の覚書として記録を残します。

実施項目一覧

事前準備

  • 公式のフラスタ規約確認

  • 過去のフラスタ企画確認(予算感や花屋などの情報収集)

  • 仮予算の決定

  • 大まかな作業工程のまとめ

絵師さんとのやり取り

  • 実施可否の打診

  • フラスタのモチーフ、使いたい花、全体の雰囲気などをまとめたラフ提出

  • パネルイラストのイメージを伝える

  • 上記の情報を基にフラスタのラフを作成頂き、すり合わせを実施

  • フラスタラフからイラストボードのサイズを決定し、解像度等の仕様を伝えた上で清書に移って頂く

  • 宛名ボードや協賛ボードのデザインについて相談する(同じくサイズはラフから算定)

ボード業者関係

  • 業者の選定

  • HP記載内容(納品形式、金額 等)

  • 実施可否や入稿〆切、使用材質の相談

  • イラストデータ納品

花屋とのやり取り

  • お花屋さんの選定

  • 実施可否の打診(実施箇所、日時、予算の連絡)

  • イラストラフの提出&見積もり依頼&スケジュール(各作業〆切)の確認

  • 使用するお花やデザイン関係、予算変更の相談(複数回)

  • パネルや小物の送付

企画参加者とのやり取り

  • ツイプラ作成

  • 初回DMの送付(DMをすぐに読んでくれる方かどうかの確認)

  • 協賛ボード記載名の確認&協賛口数の確認の連絡

  • 入金スケジュール確認の連絡

  • passmarketの企画作成

  • 入金先連絡


実施細目

時系列順とあるが、重複している箇所も多々あるので注意

1.公式のフラスタ規約確認

公式を確認し、フラスタを送るのはOKなのかを確認する。
もしOKだった場合、レギュレーションを確認する。(サイズ制限・小物関連の規定・送付先・送付日程など)
今回のライブでは公式HPのQ&Aに記載有り(多分毎回そう)

2.絵師さんへの打診

単純に今度のライブでフラスタやりませんか?とお声がけ。
自分の場合は伝手が少なく、知らない方にお声がけする勇気が無いので最優先で実施したが、企画立案後の検討でも問題ないと思います。

3.過去のフラスタ企画確認

過去のフラスタ企画を見て、どのくらいの予算でどの程度の規模のフラスタになるかを確認する。また、どこのお花屋さんとボード屋さんに依頼を行ったかの記載があるケースも多いので、その辺の情報収集も行う。
また、同担の企画参加人数から参加人数の予測も行ったが正直これはあまり当てにならないので、やるとしても本当に参考程度で。

4.仮予算の決定

万が一全額自分で出すことになった際にどのくらいまで出せるかを検討。
既往の企画からボード(3枚):1万ちょい、絵師さんへの謝礼:2万程度、お花代7万円程度で10万円規模の企画にすることを想定。
そこから協賛で集まった分を引き、残りを自前で払うこととした。

5.工程整理

既往の企画を見て今回の作業項目を事前に整理。主に確認しておきたかったのは一人(絵師さん除く)で作業に対応しきれるのかどうか。工程検討のメモは以下に示した通り。

6.絵師さんへのイメージ伝達

どのようなフラスタにしたいのかのイメージを伝える。自分の場合はパワポで凡その資料を作成し渡した。作成した資料は下記のポンチ絵参照
今回はアニバライブなので、モバマスアニバの配布であるアニバーサリーブライト三船美優の特訓前後をモチーフにしたものにすることとしていた。
イラストボードの内容は絵師さんと通話をしたうえで決定、美優さんが特訓前、原田さんが特訓後の衣装を着ることは決めていたが、ポーズの詳細などは詰められていなかったので、通話内で大体のイメージを決定。

7.ツイプラ作成

実際の内容は弊企画のツイプラ参照。
とりあえずは下記の情報があればいいと思うが、作成初期は未定でいいかもしれない。1口当たりの金額だけ情報があれば後はどうとでもなる。
ただしイラスト関連は早めに公開しておくと参加しやすくなるのかな?とは感じました。実際に今回の企画で想定上の協賛数を得られたのはこの要素もかかわっていると推測しています。

・入金方法、入金口数
・参加〆切、入金〆切
・イラストパネルやフラスタ全体のラフ

8.初回DMの送付

参加希望者にDMが送れるかの確認、DMを確認してもらえているかの確認、企画に参加して下さったことへの感謝を伝えるためにDMを送付。確認のためだけにDMを送るのもなんなので、協賛ボードに記載する名前と協賛予定口数を一緒に確認すると吉(自分は途中で気が付きました)
イーロンのせいで一斉送付ができなかったので、この作業は適時行っておくと後々苦労せずに済みそう。
また、参加者の管理のために自分は以下のようなエクセルシートを作成していました。協賛ボード記載名はDMからコピペしておくことにより、誤字などを防止できるので、そちらの方がおススメかも。

9.お花屋さん、ボード業者の選定

相場感が分からないので、既往のフラスタ企画からこれは素敵だなと感じたフラスタを作っている業者さんを探す
お花屋さんは配達の都合があるので、過去に近隣の会場で開催したライブ(今回なら7th名古屋時)の企画ツイプラをひたすら漁り、業者さん(花広場mahiru様)に決定。ボード業者も同様の方法で候補を何社かピックアップしました。

それと同時にお花屋さんには日時・会場・イベント名・予算を伝え実施の可否の確認を行いました。とにかくお花屋さんに唾を付けておくことは必須だと思うので、この辺は可能な限り早めに行うのが吉かと。
(ボード業者は全国発送を行ってるのが多かったので少し余裕を持っていた)

10.ラフイメージの受領、すり合わせ

6.で伝えたイメージを基に、フラスタ全体像やイラストボードのラフを作成頂き、大まかなイメージを詰めていく。
今回のケースはラフからそこまで大きな変更はなく、上段にバルーンを追加した程度でした。

11.フラスタのサイズ感決定

頂いたラフからフラスタおよび各ボードのサイズ感を決定。
レギュレーションでは高さ180cm、底辺が40×40cmとのことで、高さ180cm見合いでサイズを算定。

12.お花屋さんとの仕様相談

お花屋さんにイラストラフを提出し、予算を出してもらう。今回は花にまつわるカードを基に作成したので、参考資料としてカードを提出し、その上で使用する花の種類についても一緒に考えて頂きました。
加えて、今後のデザイン変更が何回まで可能であるか、デザイン確定の〆切はいつまでになるか、小物やパネルの納品がいつ頃になるかを確認しました。

13.ボード作成にまつわる事前確認

フラスタのボード作成についてQ&Aが丁寧に書かれていることから、プリオ様にお願いすることを決定。HPで金額 見積もりができるので、概算をしたりもしていました。
また、念のためにヘルプから対応の実施可否や入稿〆切、使用材質の相談をしました。
材質については屋外に置く可能性があり、写真を撮った際に光の反射で白飛びする可能性があることから、耐水紙にマット仕様のラミネート加工でどうかとアドバイスを頂いたので、その通りにしました(結果的には屋内の設置でしたが、これは事前に分からない限りはどうしようもないので仕方ないです)

14.花屋さんとの調整

幸いなことに協賛者様が想定以上に集まって下さったので、使用するお花や規模を少し増やす方向で調整をさせて頂きました。
また、参加表明の〆切は人数がある程度確定した後に、お花屋さんへのデザイン変更の調整が間に合うようなタイミングで設定しておくのが吉。

15.passmarket作成(銀行振り込みの場合は不要)

事前に入金方法についてpassmarketで問題ないかを確認し、一部の対応が難しい方を除いて基本的にはpassmarketで対応することとなりました。

passmarketを立ち上げます。と書くとやり方が分からなくて不安かもしれませんが、基本的にサイトの記載通りにやればできます。とはいっても不安なのはもちろんなので、自分の場合は試しに振り込みがどのような感じになるかを試してみたりもしました。手数料は数%なので、不安なら先に試しておくとかなり不安が解消されます。

なお、passmarketの振り込み名義はyahooの登録名が表示されるので、振込者の本名が開示されることがあります。なので私の場合は気になる場合は一時的でも名前を変更しておいてほしいと周知しました。
加えて、誰が振り込んでいただいたかを判別するために備考欄をHN入力箇所としました。

また、私の場合は振込先の連絡と同時に協賛パネルに記載する名前に誤りが無いかの確認の連絡も一緒に行っています。

16.パネル作成 

プリオ様のHPに解像度等の仕様について記載があったので、パネルのサイズ解像度、余白などの要件を絵師さんに伝えた上で清書に移って頂きました。
また、それと並行で宛名ボードや協賛ボードのデザインについても相談を重ねながら作成しました。

これらが完成後、データ納品を行いました。

17.パネルや小物の送付

パネルについてはパネル屋さんが花屋さんに直接納品をしてくださるので、特にこちらからの手配は必要はありませんでした。ただ、何日着予定かを花屋さんにお伝えしておくと良いと思われます。
また、自前で用意した装飾品をフラスタに飾る場合は予め確認した〆切までに花屋さんに送りましょう




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