「『自治体向け給付管理システム』をアジャイル開発してみた」オンラインイベント開催のお知らせ
前記事:「10万円コロナ給付」の仕組みをローコード開発してみませんか
https://note.com/xrad_rmodel/n/n21c5cf075973
新型コロナ禍によって、自治体システムの現状に疑問が投げかけられています。マイナンバーを用いたオンライン給付申請が煩雑過ぎて使えない。そもそも給付が決議されるたびに、莫大な予算が業務委託や各自治体毎のアプリ開発に投入されている。ただでさえ災害の多いこの国では、到底受け入れられるものではありません。
そこで、システム開発の専業者である我々は、住民、世帯、事業者向けの給付管理を含む自治体システムの基本部分に関する「あるべきデータモデル」を考えました。抜本的改革やDX(デジタル・トランスフォーメーション)のためには、何よりも「革新的なデータモデル」が求められるからです。業務プロセスやアプリ構成はデータモデルから導かれるものであって、その逆ではありません。
そして、このモデルを基礎としてローコード開発ツール(楽々FrameworkⅡ、Rmenu、OutSystems、TALON、X-TEA Driver)を用いてアジャイル開発し、その成果を公開し比較検討することにしました。実際の給付管理システムを開発・運用しているチーム(Wagby)による解説も予定しています。
現状を嘆くばかりでは事態は進展しません。プロのシステム開発者からの具体的提案を踏まえつつ、日本の行政システムを世界に誇れるものにしていきましょう。データモデリング、ローコード開発、アジャイル開発、少数精鋭チーム開発など、新しいシステム開発のあり方に興味のある方々、また自治体システムについて問題意識のある方々は、ぜひご参加ください。
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■イベント詳細■
日時:2020年7月1日(水) 17:30~20:00
会場:オンライン[Zoom]開催
参加費:無料
主催: ローコード開発コミュニティ運営事務局
イベント概要・お申込みURL:https://www.kokuchpro.com/event/ced40dc49754604715e5f2d99bf1dc49/
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事前にデータモデルを確認したい方は、
下記よりデータモデルのダウンロードが出来ます。
http://dbc.in.coocan.jp/referenceModel.html