スマホで使えるお絵かきアプリおすすめ5選
近年、ペンタブレット会社は、イラストレーター向けのIOS/Androidスマホ端末の対応ペンタブを開発しました。Google Play Store/APP Storeにも様々なアーティストのニーズに合わせて優れたペイントソフトを備えています。簡単な落書きに適するアプリがあったり、繊細な絵に適するアプリもあります。
スマホで簡単に楽しめるお絵描きソフトが数多くありますが、選択に困る人も多いでしょう。おすすめたAndroidお絵かきアプリ5選をご紹介いたします。この記事は、XPPENのDeco 01V2板タブに接続するHUAWEI P30 Liteによってレビュー、検証します。
アイビスペイントX
オンラインで共有できる、ソーシャル型お絵かきアプリ。圧倒的にペンや素材の種類が多いお絵描きアプリです。Android描画アプリの中ではIbis Paint X(アイビスペイントX)が他のアプリに比べると直感的にツールが使いやすい。2500点以上の素材、 379種を超える種類豊富なブラシ、1000種類以上のフォント、27種のレイヤーブレンドモード、46種のスクリーントーン。さらに作画工程動画機能、手振れ補正機能など機能があるので初心者用に基本的な機能の説明がありますので便利です。自動保存機能の搭載で、スマホから描けるため好きな時にいつでもどこでもかけます。また、スマホが突然に画面が固まって動かなくなっても心配ありません。無料でダウンロードできるも注目されたポイントです。ただし、色の切り替えはカラーパレットからしかできないので、逐一ウィンドウを開く手間があります。タッチスクロールして拡大した時にはたまには元の画面に戻りますので要注意。
Pixiv Sketch
世界大人気のお絵描きSNS Pixivのお絵描きアプリ。お絵描きのライブ配信機能が有名だが、簡単なお絵描き機能もある。ちょっとした落書きを気軽にシェアでき、他のユーザーとコミュニケーションできる。
ブラシは7~8種類から選べます。不透明度と太さだけ設定を変更できます。そのほかは、消しゴム、塗りつぶし(バケツ)、ぼかし機能があるだけで、必要最低限に抑えられています。いずれも、ペンタブレットやApplePencilなどの筆圧機能に対応しており、気軽な落書き程度であれば、快適に描けます。
アナログで描画した絵を取り込んで、色を塗るというような用途にも向いています。線画自動着色サービス「PaintsChainer」との連携で、AIによる自動着色もできます。
描いた絵は、簡単にpixiv SketchやTwitterに投稿できます。また、アプリ内にプロジェクトとして保存でき、続きを描けます。ただし、汎用形式の書き出しはできません。
メディバンペイント(MediBang)
複数の環境(PC・IPAD・IPHONE)でのテータ共有できるイラスト・マンガ制作としての人気お絵描きアプリ。クラウドにデータを保存できますので、PCで編集し直したりデータ共有したりできます。アイビスペイントXよりも少ないが、1,000種を超える素材でブラシ・トーンが無料で使えることで制作がはかどります。漫画用フォントが充実し、コマ割りも簡単。デジタル漫画家も納得の質。
ただし、イチイチログインは手間がかかること、また筆圧設定と変形ツールの改悪が要注意です。
Adobe Photoshop Sketch
デジタルイラストの業界大手ソフトウェア会社アドビに開発されるお絵描きアプリ。スマホでAdobe Photoshop Sketchの表現力豊かなは、鉛筆、ペン、マーカー、水彩ブラシといった手描き感覚の描画ツールを使えば、紙の上に描くのと同じような質感やブレンド効果を表現できます。筆通りは滑らかで、繊細なタッチも意のままに表現できます。筆圧やスピードによってかすれ具合が変化するのは、PCのPhotoshopさながら。Adobe 会社のCreative Cloudサービスと連携して使用することで、制作や共同作業を効率的におこなうことができます。水彩・油彩に特化しており、柔らかな絵にしたい時にはうってつけ。各操作も直感的でわかりやすい。但し、ブラシの数は他のアプリより少ないはイマイチポイントです。
CLIP STUDIO PAINT
日本大人気のお絵描きソフトのandroid版、プロも初心者も愛用の定番イラスト制作アプリ。PC版と遜色ない機能やブラシをそのまま使えます。クリスタアカウントを登録するとPC版と同様にスマホアプリでも快適に描けます。ただし、スマホの小さい画面では拡大・縮小に手間がかかること、使用途中に線ズレが許容範囲以外のレベルであることから長時間に使用してはしていません。また、作画途中に同期できない状態が生じることがありますので、スマホとパソコンに併せて作画する時は要注意です。アプリサイズは他のお絵描きアプリに比べると重いこと、時間制限の課金アイテムのことも気になるポイントです。
パソコン、液晶タブレットなど本格的な機材がなくても、スマホやiPadなどにアプリをインストールするだけで、無料で豊富な種類のブラシやトーンを使るものもありクオリティの高い絵が描けます。
より満足のいくイラストや漫画を描くためにも、この機会に自分に合った機能や使いやすさを持つアプリを見つけてみてください。