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記者クラブ活用法方法まとめ

READYFOR株式会社広報部の大久保彩乃です。
このブログは「広報LT大会#PRLT Advent Calendar 2018」に参加しています。

今日は「記者クラブの活用法方法」についてまとめたいと思います。

皆さん、記者クラブにはよく行きますか?私は2,3ヶ月に1回はどこかの記者クラブに行ってリリースを投函したり、記者さんに資料をお渡しに行ったりしています。

知り合いの広報さんでもよく記者クラブに行くという人は実は少ないみたいでよく記者クラブについて質問をいただくので、いつもお話している内容をまとめておきます。最初はドキドキするかもしれませんが、ルールなどを理解して慣れてくると様々な記者さんとの出会いの場になるのでオススメですよ!

【1】そもそも記者クラブとは?

公的機関などの継続的な取材を目的とした新聞記者や放送記者らによって構成される組織。1890年の帝国議会開催において,記者たちが傍聴取材を要求して結成した「議会立ち入り記者団」(のちの同盟記者倶楽部)が始まりとされる。取材記者たちの親睦組織であると同時に取材機関そのもので,スポーツ,芸能などを除く取材網のほとんどは,各省庁,国会,政党,警察,裁判所などに設置された記者クラブである。
出典:コトバンク

簡単に言うと「加盟している大手媒体社の記者さんが集まっている」ところです。ちなみに記者クラブ内撮影禁止のところが多いので、お写真などはないですが、以下の広報会議の画像の再現度が高いです!

https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201506/media-relations-planning/005418.php


【2】記者クラブはどんな時に行くのか?
以下のような目的で記者クラブに行くことが多いです。
・プレスリリースを書いたのでメディアにアプローチしたいが、そのカテゴリーの記者さんとの繋がりがない時
・記者クラブ内でのレクレーションを実施する時
・記者会見の実施する時

【3】記者クラブ用語
・幹事社
:記者クラブで、持ち回りの幹事を務める社を指す。取材活動に関するクラブのルールの順守や、ルール外の事項に際しての調整役を務める。緊急の発表や取材を申し入れる際には幹事社に相談するのが一般的。

【5】記者会見を行う時の手続き
実は記者クラブでの会見予約はたったの2ステップで完了!
会場利用も無料かつ、クラブに所属している記者さんがそのまま来てくださるので、初めて会見をする広報さんや、記者クラブの趣旨にあっているような発表は、記者クラブ内の会場を使うことをおすすめします。

(1)記者会見を開催する日が決まったら記者クラブにTELして、会見を行いたい旨を幹事社に説明する。
(2)記者会見のご案内状を記者クラブ宛てにFAXする。
あとは当日、記者会見の準備をして向かうだけです。

【6】クラブで記者会見を行う時の注意点
・記者クラブによってはマイクなどの関係で机の配置替えなどが難しい場合も。事前にどのような会見場かネットで調べる、見学に行くなどしてイメージとあっているか確認することがおすすめ。
・前後の発表開始終わり時間を確認しておくとスムーズ。
・加盟社以外のメディアは事前に参加の旨を幹事社にご連絡することが必要なので、ご案内状には連絡先を記載する。

【7】記者クラブの電話番号
PRパーソンなら購入必須の「広報マスコミハンドブック PR手帳」に各省庁や地方の記者クラブのお電話番号が書いてあるのでそれを元にアプローチしましょう。

【8】おすすめ記者クラブ関連記事
プレスリリース、どこに配ればいい?ジャンル別記者クラブリスト
https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201506/media-relations-planning/005434.php

「【広報かるた】・【く】クラブ通い。勘違いしないで、記者クラブだから。」
http://blogs.itmedia.co.jp/newtype/2013/03/post-13fb.html