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進撃の就活DAY1 自分理念設定
こんにちは、はじめまして。
現在、日本で大学院生として研究活動をしつつ台湾交換留学のビザ発給を待っているChisatoです。
台湾留学の関係でお世話になっている池田大将さんにご紹介いただき「進撃の就活」に参加させていただけることになりました。就職しないといけないけど、交換留学も思うようにいかないし、実験あるし…と後回しにしてきていたところに、こんな機会をいただけたので全力で取り組んでいこうと考えています。
こちらのNoteを活用しアウトプットします。興味があったものできずにいたNoteも使えて大変うれしいです。
1.「自分理念」、「自分軸」とは?
「自分軸」「軸を持つ」就活を始めたり、自己啓発に興味があると見たことがる言葉ですね。では、なぜ軸が必要なのか?それは、軸がないと本質や目指す場所からどんどん逸れるからです。そして、軸があってもぶれていたら、少しの揺れや問題で崩れていってしまいます。
例えば、「みそ汁を作る」が目標のときに、今は必要のないお米をまず買いに行く人はいません。でも「おいしい食事を作る」であったら、お米も当てはまるかもしれません。「ある山の山頂を目指している」のに、隣の山の地図を持っていく人はいません。でも、「近隣の山も制覇すること」が目標で翌日に隣の山も登る予定であったら持っていくことは軸にそってきます。
「自分理念」は、自身のコンパスである。
そして、理念に沿ったことをやることで、達成が近づいてくるものだと考えています。就活の場合にも自分の理念と合致しているか?が必要になってくると学びました。
そして、その軸を考えたときに重要になるのが以下3つの視点です
①できること
②やりたいこと
③やるべきこと
2.就活と自分軸について
日本では「優良企業ランキング」や「人気企業ランキング」などランク付けが氾濫していて、見たことがある方もいらっしゃると思います。そのような情報や外側だけを見て、就職先を決めているのではないか?と感じることが多々ありました。就職活動をはじめて、「給料や今の実績が良く有名=良い企業」という風潮が強いと感じています。「大企業、有名企業に就職できれば勝ち組!」としていることに、私は大きな違和感を感じていました。これは、自分軸で選んでいるのではなく世間や人からの評価や価値観を重視していたからだと、今日のお話を伺って気が付きました。
大企業や投資家は、掲げられた理念やビジョン、実績を見て「この人、この企業と一緒に働きたい」と投資や仕事をしています。そのため世界的大企業は起業当時から共感した優秀な仲間をどんどん引き入れて大きくなってきました。そこで、自分の理念と企業の理念が合致しているか?を考えるべきであると感じました。
3.ビジネスについて
私は、まず就職して世界や現状を見て、そのあとに独立・起業をしたいと考えています。しかし、起業するにもビジネスに関する知識もなければ、やりたいビジネスも今はありません。
「同じアイディアを考える人はたくさんいる。アイディア自体には価値はない。それを形にして、行動し挑戦し続けて市場を独占せよ。」
物にあふれる現代では似たような商品、コピー商品やパクリ商品がたくさんあり、多くの人から選ばれるモノや商品にはコンセプトがあるのではないでしょうか。自分の理念を明確に自分の言葉で説明できるようにすることで市場で自分の価値をアピールでき、軸にあった行動をすることで就職活動も進められるのではないかと考えました。就職活動でも、将来のビジネスも、多くの人に支持され選ばれる、価値があるモノを提供していきたいと感じました。
4.「自分理念」をみつけるために
4-1.強く印象に残っていることを書き出して、自分軸を探す
小学生の頃は、父の仕事の関係で転校が多くみんなと一緒じゃないと浮いてしまう、と当時は感じていたので、疑問を感じつつも周りに合わせていた気がします。中学も同様で、みんな受験するし、勉強は好きだし、と安易な理由で高校受験を決め受験しました。しかし、受験は失敗し、人生ではじめて挫折を経験しました。とりあえず滑り止めの学校に入学したけれど、かなり無理をしたので生活もままならなくなり退学。そこで、「勉強したい」という自身の強い思いに気づき、通信制高校に再入学しました。これは私がはじめて周りからはずれた大きな挑戦でした。
このおかげで、(長くなってしまうので割愛しますが)普通学級にいたら出会えない多くの出会いがありました。クラスメイトに一人のおばあさんがいました。彼女は戦争で現役では高校に行けなかったけれど、70歳を過ぎてからも勉強がしたいから入学したのだと教えてくれました。
「あなたはまだ若いのだから何でもできる。やりたいことは、いつからでも、なんでもできる。」
彼女は中退に負い目を感じていた私の背中をこんな言葉で強く押してくれました。それからは、他人を気にすることなくなり、自分で考え計画し興味があること、特に自分が面白そうと思えることに挑戦してきました。交換留学内定、現地インターンシップ、奨学金の合格とすべてが順調でしたが、コロナの影響で留学はできない状況になりました。それでも、自分ができることに焦点を当て、同じ状況にある全国の学生と協力し自分だけでなく全員が留学計画を進められる方法を模索しました。そこで学生のみならず多くの人と話をしました。そして、奨学金などの相談にも多く乗り、なかでも私が気になったのは、やってきた実際の実績があるのに「大したことじゃないから…」、「やりたいことや目標はあるけど…」などの言葉でした。自身の経験の話や行動を提案をし、一緒に真剣に考え、それが相手の良い結果につながったことがいくつもありました。貢献できたことはもちろん、私にまでわざわざ報告とお礼の連絡をしてくれたことが嬉しかったです。
4-2.キーワードを選び、それらの単語をそれぞれ経験と紐づける
私が選んだ5つは ①挑戦 ②貢献 ③新分野 ③計画 ④面白さです。
①挑戦:語学や留学、奨学金の獲得など、自分で選んで挑戦してきたという思いが強くあり選びました。また、これからも挑戦を続けていきたいと考えているのは、周りに安定を選ぶ人が多いからという反動もあります。誰もが、「やりたいことは、いつからでも、なんでも挑戦できる。」はずだと考えています。
②貢献:交換留学を実現するにむけての活動の中で、多くの留学を目指す学生の話を聞く中で、自分だけが上手くいけばいいという考えは消え去りました。相手を応援したい一心で一緒に考え、自分も相手の計画の一部分に貢献できたことに感動しました。
③新分野:今まで別々に好きや興味でやってきたことが、かけ合わさって新しいことにつながった経験が多くありました。部活のスキーと語学を生かし外国人の中学生にスキーを教えたり、学んできた理系の知識と語学を生かして化粧品販売のアルバイトをしたり、趣味でしかなかった中国語で授業も受けられることになりました。ほかの人からの情報や自身が今までやってきたことが点として増えていき、点同士をつないで新しい分野が開かれていくことに充実感を覚えます。
④計画:単に留学したい!ではなく、中国語や英語で学びたいから台湾を選びました。海外でどんなことを学びたいか?を考えたときに、自分が学んできたことを海外の学校でも学びたいと考えました。さらには海外での働き方を知りたいから海外インターンをしたいと考え、旅行の際に興味がある企業に連絡し現地のインターンシップを約束してもらいました。やりたいことから逆算し、必要なことを埋める方法を計画して考えています。
⑤面白さ:今までの経験で、自身が面白いと感じるか?本当に興味があるか?を基準にで選んできたものは、うまくいったことが多かったです。進学、語学留学、スキー、アルバイトなど充実していたことや達成して嬉しかったことは「面白そう!」が始まりでした。逆に、嫌々やっていた最初の高校への通学や、合わない人と無理やり仲良くすることは、全てうまくいきませんでした。
4-3.5つのキーワードをすべて使って、理想の状態をまとめる
私は、まず自分が面白いと思うかどうかを基準に何かに挑戦すること、挑戦や目標に向けて計画し達成するのが好きです。そして、この挑戦から得た経験や情報をつなぎ合わせ、今までにない新しい分野や視点を開拓することに希望を持っています。自分が幸せになるのはもちろんですが、自分の経験や情報を使って周りの人の幸せに貢献するのが私の幸せです。そして幸せの連鎖をどんどん広げていき世界を平和にすることが、私の責務だと考えています。
4-4.一言でまとめる
私の自分理念は
自分も幸せにする。周りの人も幸せにする。
自分だけ幸せでも、自分を犠牲にして人を幸せにしても、それは長くは続かない。自分も周りも幸せにする、そんな人を増やして、幸せの範囲を拡大して平和に貢献することが私の理念です。
5.これから
いろいろなことに挑戦してきた自負はあれど、ストレートで卒業されている方々に比べて多くの時間(そしてお金!)を学生生活に費やしてきました。家族、特に母や祖母は応援してくれていますが、こんなに恵まれた家庭環境は世界でも珍しいことであると感じます。そして、私にはずっとこの環境に甘えてきたという負い目がありました。
「恵まれない子供たちを救うために勉強する」
戸村さんのお話の中で、一番私が刺さった言葉です。私の人生は人や機会など多くのものに恵まれてきました。しかし、私なんかが何故こんなに恵まれているのだろう…と思っている自分もいました。でもこれは、私は恵まれない人に分け与えられる人間だから、余分に十二分に与えらたのではないかと考えなおしました。(偉そうにすいません)自分がたくさん与えてもらった分、これからは自分も人に与えられる側になります。
将来的には、金銭や学習の支援を行えるような自身の奨学金を立ち上げたいと考えています。まだまだ計画段階ですが、自分にできることで貢献していきたいと思います。そして、「自分も幸せにする。周りの人も幸せにする。」という理念を達成します。
つたない長文を読んでくださりありがとうございました。
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