「福翁百話」第46話~第50話
46.早婚必ずしも害あるにあらず・・・昔の英雄豪傑は早婚だった
「近年、西洋思想の流行につれて、男女の早婚を非とする説が聞かれる。その説というのは、年若くして結婚すれば、早く子を産んで生活に困る、若い身体がまだ固まらないうちに子供を生めば、父母の体を損ない、また生まれた子供も必ず弱いなどというもので、攻撃の論拠は経済論と生理論の二様にあるようである。・・・早婚の人に生まれた子供は虚弱であるという、その虚弱には他の原因があるのであって、早婚をとがめるべきではない。一歩譲って早婚に多少不利なことがあるとしても、その不利は、ほんの少しに過ぎない」
願書に使用するとすれば、このような感じでしょうか。
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