桐蔭学園の凋落について
小学校受験お疲れさまです。
この20年間で最も凋落したのは、桐蔭学園かもしれません。20年前の東大合格者数は100名を超えていたにも関わらず、昨年の東大合格者数はなんと「5名」まで落ち込んでいます。
ここまで落ちぶれる学校も珍しいと思います。
本校は、上から下まで1学年が30クラスくらいある巨大な学校です。20年前、突然波に乗り始めました。
あれよあれよというまに早慶が3桁に乗り始め、東大合格者も100名に達しました。しかし、特別な何かをやっていた感じはないんですよね。ただ、生徒数が多かっただけなんです。
30クラスという学校は今も昔もそんなにありません。しかも、上から下まで成績次第で決まります。巨大なサピックスのような学校だったのです。
上は上なりに、下は下なりに先生が熱く、なんとなくガンガンやる学校でした。現役で燃焼しきらなくても、気合で浪人して慶應くらいには食い込んできた学校です。
いつのまにか、特に理由もないのに落ちぶれてしまったのがこの学校です。失われた30年を経験している日本経済のようです。