岡田選手の失言の話
※これは本当にただのお気持ち表明だし、本当に残念な事になってしまって、自分が気持ちを整理したいなと思って書くやつです。
伊藤友里アナウンサーのMリーグ降板が決まってしまいました。本当に、本当に残念な、いちばん迎えて欲しくない結末だったなと思います。
伊藤さんは確かに、松本さんや襟川さんに比べると、麻雀について詳しくはなかったんだと思います。
けれど、去年のMトーナメントあたりからレポートはどんどんよくなってきていたなと感じていたので、伊藤さんも初心者なりに沢山沢山勉強されたんだろうなとも思います。
何より彼女は「麻雀のことをよく理解している出演者」だらけのなかで、唯一と言える「初心者の視点を持った出演者」でしたから、同じく初心者であるわたしからすると、非常に親近感を感じられる出演者さんでもありました。
それだけに単純に今回の降板は悲しいし、「熱狂を外へ」をスローガンとして掲げるMリーグから、今後もっともっとターゲットとして取り込みたかったであろう"初心者"という視点を持つ出演者が番組を去ることになったのは、一つ大きな損失でもあるんじゃないかなと感じています。
一方、岡田さんにに関しては……。
先にも述べたように、「熱狂を外へ」を掲げるのであれば、相手にするのは長いこと麻雀を好きでいるファンの方たちに加えて、麻雀の事なんて何も知らないけれど、選手のビジュアルや演出や出演者のキャラクターやその他諸々をきっかけに麻雀に興味を持った初心者の人達も大勢相手にしなければならないはずだし、そういった層をきちんとケアして取り込んでこそ、「熱狂を外へ」というビジョンは達成されるものだと思います。
ましてやそれを最も体現されるべき現役Mリーガーから、あのような発言が飛び出してきたのは、本当に悲しく、残念なことでした。
そして、もし今後この人と会って麻雀の話をしたり、一緒に麻雀打つようなことがあったりした時に、「ああ……でもこの人って麻雀わからん初心者のこと見下してくるしな……嫌だな……」という気持ちをどうしても持ってしまいそうで、そういった意味でわたしの岡田さんに対しての信頼感は大きく損なわれてしまいました。これもまたひとつの大きな損失であるなと感じます。
彼女に対しては割と興味を持っていて、著者も購入して読ませていただいていただけに、わたしの中での落胆はそれなりに大きかったです。
信頼関係というものは、構築するのはとても大変で時間がかかるものですが、それを失うのはとても簡単で一瞬にして起こりうることです。しかも、たった一人の、些細な行動で。
この先、番組や選手や関係者の皆様がどういう動きを取られるのかはわかりませんが、二度とこんな悲しいことが起こらない事を切に願います。