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忍殺TRPGリプレイ【スラッシュ・ユア・ティアーズ・アウェイ】04
前回のあらすじ:謎の男アシッドウルフの部下として活動する三人のニンジャたちに、今回与えられた任務は暗殺だ。相手はメイライ社のCOOゴットリーブ。三人とアシッドウルフは、企業兵士に変装して彼が潜む秘密拠点へ潜入し、いよいよ暗殺作戦を開始する。カラダニキヲツケテネ!
◆
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「イヤーッ!」デッドリーパーは敵兵たちの頭上を飛び越え、ドアを蹴破ってジェネレータールームへ突入!そこには事前情報通り、オベリスクめいた四つの冷却装置に囲まれたジェネレーターがある。頑丈な放熱装甲板に守られたジェネレーターを直接破壊するのはやや困難。ならば!「イヤーッ!」
デッドリーパーは冷却装置の狭間に飛び込み、ピストルカラテを叩き込もうとする!だが……「うッ!?」僅かにめまいを覚えバランスを崩す!攻撃ならず!「これは……!」『貴様テロリスト!このジェネレーターは断じて破壊させぬぞ!』先んじて室内に入っていたサイバネ兵士が叫ぶ!
『ウオーッ!ドーモ、デッドリースモークです!』
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「……ドーモ、デッドリーパーです」デッドリーパーは眉根を寄せる。微かにニンジャアトモスフィアを感じるが……「殺したと思ったけど。心臓を握り潰して」『フハハハ!俺は不死身だ!死んでも死なぬ!』デッドリースモークは嘲笑いながら神経毒ガスを撒き散らす!ニンジャといえど危険!
戦闘継続
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6ターン目
イニシアチブ:デッドリーパー/DR(7)→デッドリースモーク/DS(4)→メイライ・ケミスツ/MC×4(2)
DRは…集中して冷却装置にピストルカラテ3連打、難易度H![1236][2666][23253]1成功&痛打、3成功&痛打、1成功。2+2+1=5ダメージ。破壊!
DSは側転[311156]成功、DRへショットガン接射(難易度+2+1でUH2)。[561][332]失敗。射撃回避されなかったため跳弾なし。
「TAKE THIS!」BLAMBLAMBLAM!SMASH!デッドリーパーは敵に構わず、冷却装置へ嵐のようなピストルカラテを叩き込む!『ピガガガーッ!』KABOOOM!一つが爆発四散!あと三つだ!『貴様!イヤーッ!』デッドリースモークは連続側転を繰り出しデッドリーパーの背後に移動!ワザマエ!
BLALAMN!さらにソウドオフ・ショットガンを至近距離から連射!だがニンジャに銃弾はめったに当たらぬ!「こんなところで使って大丈夫なの、それ」『心配無用!』シューッ……デッドリースモークのサイバネボディや装束からは、危険な神経毒ガスが放たれ続けている。さらに!『社敵!』
化学防護服を纏い、サイバーガスマスクを被ったメイライ兵たちが次々と室内へ踏み込む!『我々はメイライ・ケミスツ!テロリストを始末する!』彼らはショットガンではなく、毒ガス噴霧器を装備している。これなら危険な場所であっても火器を用いずして敵を制圧可能というわけだ。
MC2人が突入。しかし遮蔽物により射撃できない。
7ターン目
DRは集中してピストルカラテ[5314][2334][65164]1成功、3成功&痛打。3ダメージを与え冷却装置を破壊!あと2つ!
DSはショットガン接射、難易度UH。[332][265]1発成功。DRは回避ダイス13、位置的にMCたちは射撃できない。[136624132][1655]回避!
MCたちは4体全員が入室、ドアおよび青マスの間を抑える。
「TAKE THIS!」BLAMBLAMBLAM!SMASH!デッドリーパーは敵に構わず、冷却装置へ嵐のようなピストルカラテを叩き込む!『ピガガガーッ!』KABOOOM!一つが爆発四散!あと二つだ!『貴様ァ!』BLALAMN!デッドスモークは再びソウドオフ・ショットガンを至近距離から連射!
「イヤーッ!」デッドリーパーは難なく回避!だが壁や床に銃弾が微妙な角度で命中し、跳弾となって再び襲う!「イヤーッ!」これも難なく回避!『『入室!』』『『制圧!』』ケミスツたちは全員ジェネレータールームへ突入!だが物陰に潜むデッドリーパーを攻撃できぬ!『『展開!』』
8ターン目
DRは…通常移動ではDSが邪魔(青マスは残るものとする)。DSを殺そうにも回避Hとはいえ回避ダイスが8もありめんどい。となると…「8」の右上マスへ側転&青マスへピストルカラテ[23361515521555][6461][1111][41215]2成功&痛打、2ダメージを与え残り体力1とする。
DSは移動&ショットガン連射[435][144]2発成功、DRは[461][136]回避、跳弾を[4][4]回避!残り回避ダイス13+2-6-2=7!
MCは…面倒なので遮蔽物を無視して毒ガス噴射![15136][25136][66411][35644]4発成功。DRは[4645465]回避!
「イヤーッ!」デッドリーパーは破壊された冷却装置を飛び越え、三番目の冷却装置へピストルカラテ!BLAMBLAMBLAM!SMASH!『ピガーッ!』命中!しかし僅かに狙いが逸れ、ギリギリで破壊できず!神経毒ガスの影響が響いて来ているのだ!『貴様!』デッドリースモークはショットガン発射!
BLALAMN!「イヤーッ!」デッドリーパーはよろめきながらも回避!跳弾も躱す!『『『『鎮圧!』』』』ケミスツたちが噴霧器を作動させる!BOOOOM!「イヤーッ!」デッドリーパーは息を止め、腕を振り回して毒ガスをマワシウケ!だがガスは室内に充満し続け、逃げ場はない!
9ターン目以後
DRは集中してピストルカラテ[6465][4242][56654]3成功&痛打、4成功&痛打。冷却装置に4ダメージを与えて破壊。あと一つ!
DSはショットガン連射[663][543]2発成功、1発痛打。DRは[616][252]回避、[34][26]回避!残り回避ダイス3!
MCは毒ガス噴射[21126][65411][51151][46261]4発成功。DRは[511]回避!
DRは側転&ピストルカラテ[33141153412654][5541][1143][32614]攻撃失敗。DSは側転&ショットガン連射[236561][335][313]失敗。
MCは毒ガス噴射[25531][63654][65461][43614]4発成功。DRは[413443614254653]回避。
DRは集中&ピストルカラテ[3354][3243][56645]1成功、4成功&痛打。3ダメージを与えて破壊!DSは…
……「イヤーッ!」BLAMBLAMBLAM!SMASH!『ピガガーッ!』KABOOOOM!デッドリーパーはついに最後の冷却装置を破壊!『危険!危険!全ての冷却装置が機能停止!ジェネレーターを直ちに緊急停止させて下さい……!』電子警告音声が鳴り響く!「さあ、どうする?一緒に死ぬ?」
『う、ウオーッ!』デッドリースモークは慌ててジェネレーターに駆け寄ると、自らのニューロンパターン認証により緊急停止させた。だが室内の温度は異常に上昇しており、滞っていた毒ガスは空気と一緒に上へ排出される!「ご苦労様。後は、あなたをもう一度ジゴクへ送るだけね」最終決戦!
12ターン目以後
大気にカラテがみなぎる!ハードモード突入!
DRはMCへ駆け寄りピストルカラテ[6112][3326][23226]1成功&痛打が3発。めんどいので3体を一度に倒したとする。
DSはショットガン連射[552][221]1発成功。DRは[6145][26]回避。
MC1体はガス噴射[35633]成功、DRは[6635253]回避。
DRはMCへ連射[12115536][5442121]2発成功、射殺。
DSはショットガン連射[642][344]2発成功。DRは[424][156][222][3224]1発命中!残り体力11。
「イイイ……イイイヤァアアアーーーッ!」デッドリーパーはカラテを解き放ち、嵐のようなピストルカラテを叩きつける!BLAMBLAMBLAM!SMAASH!『『『『アバババーッ!』』』』ケミスツたちはたちまち全滅!ゴウランガ!『ウオーッ!』BLALALALAM!デッドスモークは必死で射撃!
SMASH!「ンアーッ!」ついに跳弾が一発命中!だが掠り傷だ!「モータルのくせに、少しは手こずらせてくれたじゃない」デッドリーパーは無慈悲に目を細める。「これで一対一」『我らは死など恐れはしない!』
14ターン目
イニシアチブ(一騎打ち):デッドリーパー/DR(7・4)→デッドリースモーク/DS(4・2)
DRはDSへ駆け寄ってピストルカラテ[1211][4342][16524]1成功&痛打。さらに集中してピストルカラテ[5461][1363][65343]2成功&痛打、1成功&痛打、2成功&痛打。DSは回避UH![11][11][21][35]全て命中!8ダメージを受けて戦闘不能!
「イイイヤァアアアーーッ!」BLAMBLAMBLAM!BLAMBLAMBLAM!竜巻じみたピストルカラテがデッドリースモークへ迫る!神経毒ガスがまだ効いているといえど、ニンジャのカラテの前には……!SMAASH!『グワ……アッバーッ!』デッドリースモークは全身に銃弾とカラテを浴び、倒れた!
「今度のあなたも、これでオシマイ。たぶん、次はないわ」デッドリーパーは無慈悲に死を宣告する。『アバッ……俺は不死身だ……我が社とともにな』BLAMN!デッドスモークは頭をショットガンで撃ちセプク!『サヨナラ!』KABOOOM!爆発四散!
戦闘終了
「シューッ……」デッドリーパーは呼吸を整え、汗を拭う。モータルとはいえ油断ならぬ相手であった。だが殺した。携帯IRC端末を確認すると、アシッドウルフから秘匿IRC通知が届いており、セキュリティを制圧したと連絡があった。デッドリーパーはジェネレーターを停止させた事を連絡する。
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『ご苦労。二人にも連絡し行動を開始させた。俺たちは少し休憩したのち、プレジデントルーム前へ向かう』「了解。合流します」デッドリーパーはケミスツたちの死体を残し、ジェネレータールームを後にした。外にはまだ複数のメイライ兵がいたはずだが……全員、苦悶の表情で斃れている。
『セキュリティをいじって警報を止め、このフロアに毒ガスを流した。ガスマスクをしていないやつらは全滅だ』アシッドウルフから連絡。デッドリーパーは頷き、通路に転がる死体を踏み越えてセキュリティルームへ向かう。アースハンドとサイバーメイヘムは、うまくやってくれるだろうか。
潜入までにMT4体、ニルヤ1体を倒し、万札9を獲得。突入後にAWはMO2体とMT2+α体を倒し、万札12+αを獲得。DRはDSから万札15、MC4体から万札8を獲得。9+12+15+8=44+αを共有する。後で分配。
暗殺班
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「……では、行くぞ」「ええ」アースハンドとサイバーメイヘムは、アシッドウルフからのIRC通知を受け、行動を開始した。メイライの企業ニンジャの誰かを暗殺し、そのニューロンパターン……つまり脳ミソを含む首を確保するのが当面の目的だ。それがプレジデントルームの扉を開く鍵となる。
侵入者発見の警報は止まり、兵士らも元の配置に戻った。しかし警戒はされているはずだ。慎重に、手分けして標的を探し、しめやかに殺せばよい。
1ターン目
イニシアチブ:アースハンド/EH(12)→サイバーメイヘム/CM(7)
脚力は6と8。EHは北、CMは南へ通常移動し、扉の前から中を伺う。
……アースハンドはメイライ兵の姿のまま、何喰わぬ顔で北側の通路に出て、「メンテナンス室」と書かれた部屋の中を扉の前から伺う。ギゴーン!ギゴーン!ギゴーン!ギゴーン!騒々しい機械音と共に、部屋を突き抜けるベルトコンベアが何処からともなくサイバネや銃火器を運んでくる。
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その傍らに直立する兵士たちもまた、機械めいた動作で淡々と品質確認作業を繰り返していた。彼らの自我は研修済みなのだ。そして、ニンジャアトモスフィアは感じられない。兵士らは非武装状態だが、突入すれば警戒するだろう。銃火器類は戦力やカネになるだろうが、持ち歩くのも面倒だ。
……サイバーメイヘムは同じく何喰わぬ顔で南側の通路に出て、「一時収監室」と書かれた部屋の中を扉の前から伺う。中にはダークグレーの化学防護服を着た人物が二人おり、彼らの奥には別セクションへ通じる扉がある。部屋の別側は分厚い強化ガラス製の壁で、中に複数の人影が見える。
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部屋の名前からして、あれはスカウトによって集められた難民や貧民たちだろう。ここで洗脳めいた研修を行い、クローンヤクザじみた奴隷労働力に変えているというわけだ。どちらが安上がりかはわからないが、暗黒メガコーポらしい非人道的な行為ではある。正義感に任せて彼らを解放するか?
否。突入すれば潜入を察知され不利だ。ここで解放したところで、彼らはもともと行き場のない存在。連れ回しても足手まといで役に立たない。どのみちこの施設はアシッドウルフが奪い取るのだし、その後の労働力となって働いてもらえばいい。サイバーメイヘムはニンジャらしく冷酷である。
2ターン目
EHは5マス通常移動し、右側中央の部屋を外から伺う。CMは…左側にMTが立っているため左下の部屋前へ動けば発見されてしまう。側転[361213562]成功、16マス動いて左上の部屋前へ移動し、中を伺う。
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アースハンドは、フロアの中央に位置する「管制室」と書かれた部屋の前に移動し、中を伺う。幾つものUNIXモニターの光を浴びながらキータイプを淡々と続けるのは、重武装のメイライ・オペレーターである。彼らは全身のサイバネ置換率が高く、高度な戦術指揮能力を持つ、とデータにある。
部屋の両脇には円筒状のポッドが複数並び、中には人間が入っていて、無数の管に繋がれている。メイライ兵が調整を受けている、というところだろうか。ニンジャはいないが、あのオペレーターを遠隔ハッキングで始末すればこのフロアは混乱するだろう。だが、ニンジャが逃げる可能性もある。
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サイバーメイヘムは簡易フロアマップをIRC端末で確認する。フロアの東側は入り組んでいて複数の部屋に分かれているが、西側は広々としている。そして位置的に、この先の通路は監視兵に丸見えだ。ならば……彼女は無言で色付きの風と化し、フロア北側の「保管庫」前へと瞬時に移動した。
中にいるのは兵士一人。彼はメンテナンスチェックを終えた装備品を黙々と箱から取り出し、ウェポンラックに懸架している。隙だらけだ。背後から襲えば瞬殺できる。しかし……ニンジャではないし、装備品も大したものではない。警報を鳴らされる可能性もある。襲ってくれば殺せばよかろう。
3ターン目
EHは…側転[25316461]成功、10マス動いてS7へ着地し、西側の様子を伺う。CMは側転[352661365]成功、10マス動いて南の黒い?マスの陰に潜む。
???
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アースハンドは物陰に隠れながらフロア西側へ移動する。そこは広大なホールとなっており、天井は高く、上は薄暗闇に覆われていた。周囲の柱には巨大な戦闘兵器用の武器が吊り下げられ、監視兵が巡回している。サイバネや戦闘兵器の工房兼ラボ、といったところか。そして中央には二つの人影。
『お前が"ドクター"とは、実に皮肉な話だ。最も重篤な患者のくせに』『現状に何かご不満がおありかな、アクセルカタナ=サン』アースハンドのニンジャ聴力は、二人の会話から聞き捨てならない名前を聴き取った。アクセルカタナ。いつぞや倒し、死亡を確認したメイライ社の企業ニンジャの名だ。
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『大いにある。俺はこの身体に納得していない』『なるほど。それはまだ変化に馴染んでおられないだけです。サイバネに溢れたこの世界で、己を構成する要素の同一性を精確に定義するのは難しい!』"ドクター"と呼ばれた男は、"アクセルカタナ"と奇妙な会話をしている。おそらく、ニンジャだ。
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『よろしいか。生身の人間でも、幼児から子供を経て大人に成長し、やがて老人となり、死に至る。その間、その人間は自我同一性を維持しているはずです。肉体を構成する物質は日々入れ替わり、思考も外見も日々変化しているはずなのに。なぜか?DNAが同じ?否。自我を定義しているからです』
"ドクター"は指でこめかみをつつく。『要は、ここです。肉体や外見が異なろうと、おのれ自身が今の自分を「自分」だと認識さえすれば問題ありません。そしてそれこそが次の段階へと進化する鍵……』アースハンドは彼らの会話に耳を傾ける。もっともな意見だが、では、あのアクセルカタナは?
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サイバーメイヘムはアースハンドの頭上を飛び越え、彼の南側の空間へ潜入した。そこには戦勝トロフィーめいて、大型の戦闘兵器が飾られている。サイバーメイヘムは眉根を寄せる。これは、かつて戦ったオナタカミの戦闘兵器『サターン』だ。ブラックメイルらと一緒に破壊したはずだが……。
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◆サターン・損壊(種別:戦闘兵器/大型2×2)
カラテ 6 体力 12
ニューロン 1 精神力 -
ワザマエ 9 脚力 3
ジツ - 万札 -
攻撃/射撃/機先/電脳 6/ 9/ 1/ 1
◇装備や所持品
●クローアーム:連続攻撃2、ダメージ1
◇スキル
◉大型(2×2):即死耐性、轢殺2
自分より小型の相手による弾き飛ばしや強制移動、拘束を無効化
範囲攻撃は最も強いダメージのみ受ける 小型の相手や物体を乗り越えて移動可能
◉突撃
●連射2
能力値合計:16
メイライ社に持ち去られ、ある程度修復された「サターン」です。ハッキングやジョルリ・ジツ、デン・ジツ、電磁ダメージを持つ武器などで電源を入れれば動かすことが可能です。装備は失われていますが、周囲に懸架された武器を拾って使用できます。
電源系を喪失し、武装も失われたサターンは、古代遺跡の彫像めいて動かない。だがハッキングやサイバネなどで電気を供給してやれば、ジョルリ人形めいて操れそうではある。これはいい。こいつを暴れさせ、混乱に乗じてニンジャを暗殺すれば……その時!BEEP!BEEP!BEEP!警報が鳴り響く!
『プレジデントルームに侵入者。担当者は直ちに……』電子警告音声は意外なことを伝える。アシッドウルフたちはまだそっちへは向かっていないはずだ。ならばアースハンドがケオサキですれ違ったかも知れない、別の侵入者のしわざか。アクセルカタナは会話を打ち切り、西側の扉から退出した。
あの扉がプレジデントルームへ通じている。そして、目の前にはニンジャが一人。ならばこの隙を突いて始末すべし!『おや?』"ドクター"は微かなアトモスフィアを感知し、東側へ顔を向けた。『……別の侵入者がいるようですね。ちょうどいい、戦闘兵器の実戦テストが出来ます。ハァハハ!』
戦闘開始
【続く】
◆
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