【FGO EpLW アルビオン】バーサーカー・セントール
【クラス】
バーサーカー
【外見】
吐き気を催す醜悪な異形。皮膚がない単眼のケンタウロス。前足の周りに肉厚の鰭。だらりと伸びた両腕は地面に届くほど長い。不釣り合いに巨大な頭は、肩の上をぐらぐらと揺れ動く。乱杭歯の並ぶ口はクジラのように大きく裂け、鼻面はブタのよう。大きな一つ目は燃えさかる石炭のよう。
霊基再臨LV1:一回り大きくなり、ねじれ歪んでさらに禍々しくなる。
霊基再臨LV3:頭の後ろにもう一つの目が出現し、死角がなくなる。
最終再臨?
【真名】
ナックラヴィー
【性別】
不明
【属性】
混沌・狂
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:B
【クラス別スキル】
狂化:B
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
異形の魔眼:C
吐き気を催す醜悪な異形と、恐慌の魔眼をあわせ持つ。初めて出会った者を恐怖させ、その後も近づくたびに威圧の精神干渉を与える。目を合わせた対象に恐怖を吹き込み、捕捉判定にペナルティを与える。この効果は目を合わせる度に発動し、最終的に対象は発狂する。対魔力で抵抗可能。フォモールとの類縁関係が疑われるため、バロール並みとはいかぬまでも魔眼の力を持つ。
水棲:B
水中への適応能力。海の中にいる間、全てのパラメーターがワンランクアップする。ただし淡水を体に浴びるとダメージを受ける(苦しむだけで、滅びはしない)。
精神汚染:A
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。もともと獣並みの知性しかなく、言葉も話さないので会話はほぼ不可能。皮膚がないので常に痛みを感じており、周囲の生命を憎悪している。マスターとだけ、念話とボディランゲージを交えることにより、多少の意思疎通が可能である。その精神に深入りしてはならない。
【宝具】
『死の鎖(モータシーン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 種類:Buster
【マテリアル】
■■■■■■■■■■■■!
身長:7フィート(2.1m)以上(可変)
体重:2000ポンド(900kg)以上(可変)
出典:オークニー諸島の民話
地域:オークニー諸島
属性:混沌・狂 性別:不明
スコットランドの北に浮かぶオークニー諸島の民話に登場する怪物。「フーア」と呼ばれる水妖の一種で、海中に棲む。
海から上陸して人畜を殺害し、口から毒の息を吐いて作物を枯らしてしまう。弱点は真水で、流れる川を渡ることができず、体に真水をかけられると悶え苦しむ。 また海藻(ケルプ)を焼いた煙の臭いも嫌うが、これを嗅ぐと激しく怒り、恐ろしい疫病(モータシーン)をばら撒くという。 (近世のオークニー諸島では、石鹸やガラス製造用の炭酸ナトリウムを抽出するため、海藻を焼くことが基幹産業だった)
ケルピーやノッグル、タンギー、アッハ・イーシュカといった、ブリテン諸島に伝わる水棲妖馬のバリエーションと思われる。 またアイルランド神話に登場し、海や疫病と関係のあるフォモール族の一派ではないかともいうが定かではない。 ほぼ原典通りの姿と能力であるため、知識がある者には真名看破されやすい。女体化すると皮膚を剥いだ空母ヲ級か海底要塞モリアワセっぽくなりそう。
長い腕で敵を掴んだり薙ぎ払ったりし、馬の脚で蹴りや踏みつけを放つ。噛みつきや頭突き、体当たりも強烈。口からは疫病の息を吐くため近づくのも危険。 体液は黒いタールのようで、体に触れると粘りついて離さず、そのまま海中へ潜って固有結界を展開、溺死させる。
『死の鎖(モータシーン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1000
Mortasheen,Mortercheyn。バーサーカーの大きな口から放射される、熱い蒸気のような有毒の吐息。超常的な疫病を周囲に撒き散らす。現代医学では「鼻疽(びそ、glanders)」と診断される人獣共通感染症に類似するが、魔力を含む呪いであるため通常の医術では治療できない。発熱、頭痛を初期症状として呼吸器系を冒し、膿胸や肺炎を引き起こす。やがて皮膚や筋肉、臓器に膿瘍が広がり、敗血症性ショックで死に至る。飛沫・経口で連鎖的に感染し、バーサーカーに近づくほど症状は悪化する。幸いにもマスターだけは標的から外すことができる。サーヴァントは対魔力でどうにかなるが、マスターが罹患すると極めて危険。人間よりも動物の方が罹患し易い。植物がこの吐息を浴びると枯れてしまう。
『海の底でうたう唄(ロッホラン・フォモール)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:100
バーサーカーが海中にいる時に展開できる固有結界。様々な魚や海獣が悠々と泳ぎ回る深い海そのもの。飲み込まれた者は強い水流で暗黒の深海に引きずり込まれ、水中で呼吸でも出来ない限り溺死する。奥底にはかつてブリテン諸島から追放された異形の巨人族フォモールどもが棲み、犠牲者に襲いかかって貪り食らう。また、この宝具は海水から少しずつ魔力を吸い上げてバーサーカーのエネルギーとすることができ、魔力に乏しいマスターでも現界を維持できる。逆に言えば、陸上での現界を長時間維持することは困難。定期的に海中に入る必要があるため、海の近くから離れられない。
◇
星座聖杯では新巻圭の鯖。異形の海産物だがクトゥルフ神話とは特に関係ない。会話不能で制御困難、海水がないと魔力切れを起こし淡水が弱点という面倒な鯖。冬木なら海があるからなんとか…。