【つの版】忍殺TRPGニンジャ名鑑カード　022【ファイアシーフ】

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ファイアシーフ　/　Fire Thief

◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑#22
【ファイアシーフ】
トーフ工場で暴動中に死んだ胡乱アナキスト・ハッカー、ツネビキ・モズラにニンジャソウルが憑依。右手にテッコを装備し、カトン・ジツを操る。無軌道な火事場泥棒を繰り返す邪悪なサンシタであるが、悪運とニンジャ第六感は侮れない。
◆殺◆

ニンジャソウル：不明（カトン使い）
身長：174cm
外見特徴：まだら模様のボロ布、右腕に安物のテッコ
戦闘スタイル：カトン・ジツ、テッコ
初登場エピソード：【ファイア・ユアセルフ・アップ】

本名、ツネビキ・モズラ（常引・毛面）。年齢は20代前半。貧困層の生まれで、家族は早くに離散し、幼い頃から工場労働者として生きてきた。やがて労働にいやけがさしてアナキストとなり、工場を飛び出してアナキスト仲間と略奪行為による生活を始める。この頃、先輩アナキストからハッキングを学び、ブラインドタッチを習得。ハッカーを名乗り、ウィルス入りフロッピーをジャンクヤードから発掘しては売却するなどして日銭を稼いだ。のちアナキスト同士の抗争で右腕を失い、タイピング速度が減少し、ハッカーとしてやっていくのが難しく感じていたところへ、ビホルダーによる「サカイエサン・トーフ工場襲撃」の話を聞きつけた。彼は略奪で溜め込んだカネで安物のテッコを買い、暗黒メガコーポに破滅をもたらし、金目のものを奪い取ろうと目論んでいたが、モーターヤブの機銃掃射を受けて死亡。直後にニンジャ化して復活した。アーチ級憑依ニンジャ・ホワイトリキッドとの遭遇を辛くも切り抜け、いくらかの金品を奪って脱出した後、野良ニンジャとしてしばらく活動していたが、ある事件をきっかけにソウカイヤ入りした。首筋に遠隔爆破装置つきIRC端末を埋め込まれており、それを外されない限りソウカイヤを裏切ることはない。欲望のままに行動する無軌道な男であるが、悪運とニンジャ第六感、意外な精神力の強さを持つ。

登場エピソードと時系列

2034年

5月　ファイア・ユアセルフ・アップ：初登場
6月　レックレス・ファイア：ニンジャスレイヤーと遭遇

8月　ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン：ソウカイヤ加入
　　　アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー：洗車
　　　フィール・ザ・ヒート：邪悪ニンジャ討伐
9月　ウェイク・アップ、ユー・アー・インヴェイデッド：潜入調査
　　　ハッキング・トゥ・ザ・ゲート：ハクスラ

10月　鍛錬（電算室）
11月　ウィーアー・スティル・アンダーリングス：銀行強盗
12月　トレジャー・プレジャー：ヌケニン救出

2035年

1月　ユーアー・ザ・ブレイヴェスト：対ニンジャスレイヤー
2月　鍛錬など
3月　ドゥー・ジ・イヴォリューション：大使館襲撃
4月　ウォーク・イン・ザ・ワイルド・ランド：磁気嵐の荒野

（随時追加）

黄金コケシ

謎めいたレリックアイテム。19世紀に古代エジプトの遺跡から発掘されたと言われ、サカイエサン・トーフ工場の重役室に展示されていたが、ファイアシーフが盗み出し、しばらく保有していた。目などに様々な宝石が散りばめられており、売却すればそれなりの値段になろうが、いまだかつて売却されてはおらず、常に強奪や贈与、遺失からの拾得などによって人から人へ移動してきた。これは自ら持ち主を選び、その悪徳を吸って輝きを増し、金品に困らぬようにするとされる。またザイバツ・シャドーギルドの所有する古文書によれば、この黄金コケシには片割れがあり、両者が揃った時に恐るべきニンジャソウルが解き放たれるという。ザイバツ・ネオサイタマ駐留部隊はこの黄金コケシの片割れを所持しており、残る一つの行方を追っているが、いまだ見つけてはいない。彼らの手にこれが渡った時、ネオサイタマは滅亡の危機に瀕することになるだろう。

つのメモ：火事場泥棒の直訳で名付け、即興でサンシタらしくデザインした。元シナリオからして邪悪な振る舞いが遠慮なしに行える。他のステータスは低いものの、ニューロンが6もあるので精神力を消費しての自動成功が使える場面ではなんとかなる。DKKを積もうが生き残れば勝ちだ。成り行きでソウカイヤに加入させたが黄金コケシはホワイトリキッドの手に渡った。

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