【つの版】「忍者と極道」感想・第58話
ドーモ、三宅つのです。月曜昼(ゲツヒル)のタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。
前回はここです。
当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。
◆首◆
◆体◆
第58話 ダンデライオン
ダンデライオン……獅子の華……!
忍者(しのは)と極道(きわみ)の共闘(ころしあい)!
簡単(イージー)っスよ
キワミが消火器を銃撃!煙幕を張る!シノハが黄金球(バロンドール)めがけ突進!そして……キワミもグラチルの胃袋から回収したヘルポンを使う!刹那発動!残った左腕にナイフを構え、後を追って突進!だが!
煙幕ごときでオレの気ィ逸らせるとでも思ったかよ 阿呆(ダボ)がァ
黄金球は煙の動きで察知!シノハはまだダメージが残り鈍足(ノロ)いッ!だが……その時だ!黄金球の背後から銃弾!それはッ!
極道技巧"狂弾舞踏会(ピストルディスコ)"ッ!殺島の極道技巧をキワミがやってのけたッ!あくまで「技術」ゆえ、極まった洞察力&狙撃力持ちのキワミならば……再現可能!ヘッドホンを破壊し気を逸らす程度ならば十分!なんたる灼熱い展開か!(書いたら出た!)
そして隙を突いてシノハとキワミが襲いかかる!サツバツ!暗刃とナイフが黄金球の首を……同時に切断!ナムアミダブツ!
ずるい
首が飛んだ黄金球のソーマト・リコール……これまでの人生が、その記憶の始まりから!おそらく南米系との混血だが、父親には愛されていた……物心つく頃にはいなかったが、母親から「すごいサッカー選手だった」と聞かされ、誇りに思っていた……しかし!
お前だけ幸せそうに笑うなんてッ ずるいッッ!!!
母は毒親……!この世界、忍者でも極道でもない人間の外道確率が高くないスか?(たまたまピックアップされてるだけです)人間としてもクズのクソであり、息子の幸せを踏みにじり、足を引っ張るクソ外道!別に肉親だからって子供を大事にするとは限らない。動物もネグレクトするしな。
自分が幸せになるんじゃあなく、他人を妬み恨み不幸にする、完全にヤバいタイプのモンスター!そして憧れた父親への幻想も否定され、心が割れた彼はクソ親をブッ殺しましたとさ。インガオホー!
オレは全然平気だぞ
だが彼とて人の子、ましてつとめて明るい人気者として振る舞ってきた男!罪悪感はある!極道でさえも……!そんな彼の心を救ったのがガムテ!
まあガムテはこういうのに慣れててわざとやってるんだが、それによって心が救われたのは事実……!極道といいグラチルといい、身内で結束する疑似家族、カルト教団めいたところはあるのだ。世間には迷惑だが。そして!
脳筋は脳(アタマ)より 筋肉(カラダ)で動く
黄金球……再起動!首を刎ねられてもしばらく意識があり話せるのならば、逆に!首を刎ねられた後の肉体が動くのもアリ!これが脳筋だ!……非実在(ありえね)ェ!?
……実在(ありえ)るかも知れねェ……数瞬ならば反撃は可能!どうなる!?
情報の出し方・魅せ方も技巧(うめ)ェし説得力もある!やっぱ偉大(パネ)ェ作品だ喃~。
NEXT EPISODE
恋慕(キュン)……。
◆しよう◆
【以上です】