忍殺TRPGリプレイ【ダブル・ゴーズ・ネクスト】02
前回のあらすじ：ネオサイタマ郊外、キギバネ村で事件が発生した。バイオ水牛牧場が襲撃され、家畜と牧場主が殺されたのだ。そして犯人は巨大な怪物という噂も……。女考古学者ヒラタ・クルミは、事件の謎を探るため、スタッフのナワタベ・イユとともに急行した。カラダニキヲツケテネ！
◆
……クルミはレンタカーを走らせ、ウシミツ・アワーの森の中を進む。遠吠えのする方向へ。眼を輝かせ、ハッポースリケンに導かれるままに。やがて川の上流にある開けた水辺にたどり着く。そこには……！
『ゴォーウ……ゴロゴロゴロゴロ……！』巨大な人型の『何か』が立っていた。身の丈は四……否、五メートルはあろうか。
「……！」クルミは息を呑む。全身を覆う体毛は月明かりを浴びて青白く輝いており、胴体には冒涜的にもボロ布めいた黒帯が巻かれている。あれは、ニンジャだ。伝説の怪物だ。ひと目でわかる。彼女はハッポースリケンを握りしめてNRS（ニンジャリアリティショック）をこらえ、物陰に車を隠す。
そして息を殺しながら携帯IRC端末を構え、車の窓の彼方に立つ怪物を……撮影した。怪物はこちらに気づいていない。クルミは震えながらレンタカーを発進させ、全速力で宿舎へ戻った。イユはまだ寝ている。クルミは恐怖と昂揚感が胸を満たし、眠れない。ニンジャ。ニンジャ。ニンジャ！
宿舎：朝
「……オハヨゴザイマス」「オハヨ」翌朝。クルミは寝ぼけ眼のイユとアイサツを交わす。ともにひどい顔だ。「眠れなかったんですか」「ええ。あなたは随分良く寝ていたわね」「酒、弱くて……まあでも抜けたと思います。運転はできますよ！」「そう」「今日は、どこ行きますか？」
「……食堂の周りに民家が集まってたわね。そっちの方を撮影してみるわ」「ハイ！」二人は宿舎で朝食をとり、レンタカーで橋を渡って、キギバネ村のメインストリートへ向かう。重金属酸性雨はあがっており、朝もやが村を白く覆っている。「空気がやっぱり都会とは違いますね！」「そうね」
村：朝
メインストリート……と言っても、木造の民家や個人商店が何軒か立ち並んでいるだけだ。空き家も目立つ。二人はカメラやIRC端末であたりを撮影していく。……やがて、村の奥で廃墟を発見した。「空き家ですね」「表札があるわ。……『ヤエタニ』……」「あいつらはマッポに任せましょうよ」
イユは尻込みするが、クルミは急いで車を降りる。「ちょ、ちょっと」「ダイジョブよ。誰もいないわ」マッポも村人もあたりにはいない。クルミは壁の崩れた場所から、しめやかに屋内へ入り込んだ。「しょうがないな」イユは近くに車を停め、慌ててついていく。脚力はイユの方が上だ。
？？？
……ヤエタニ家の荒れ果てた居間の壁には、多数の付箋が偏執狂的に貼り付けられていた。付箋には崩れた字でメモがあり、なんとか読み取れる。重要な情報だ。「マッポは調査に来なかったのかしら」「牧場の調査で手一杯だったんでしょうね」これは好都合。先んじて情報をゲットできる！
調査判定、難易度N。「オカルト」で+1。クルミは5D6[14553]成功、イユは[6553]成功。全員に即応ダイス+2。現有即応ダイスはクルミが5、イユが7。
……調査の結果、次のことがわかった。ヤエタニ・レンゾはバイオ生物ハンターの仕事のため、銃と脳を直結する生体LAN端子を埋め込んでいたが、貧困によるメンテナンス不足のせいか記憶力が失われつつあった。この付箋は彼が生きていくために、大事なことをメモしておいたものだ。
弟ダイゾは病弱でハンターの仕事ができず、レンゾが一人で家を切り盛りしていた。苦しい生活の中で、次第に彼は恨みを募らせ、狂気を発症していったようだ。バイオ生物ハンターになったのも、自分たちを貧困に追いやったバイオ生物とヨロシサンに対する恨みをぶつけるためであるらしい。
『弟が衰弱してきた。病院へ行かせなければ。しかしカネがない。村の連中は僅かなカネしか寄越さない』『毛むくじゃら』『パンダだ。弟がパンダになった。かわいいパンダ』彼は狂っていた。『弟がおおきくなった。家には置いておけないぐらい、おおきくなった。地下室へつれていこう』
『ヨロシサン』『殺す』『バイオ水牛』『ジマキ』『村人』『さむい』『つめたい』付箋の文字はどんどん短く、乱雑になっていく。パンダめいた絵のラクガキも何枚か見つかった。『これはぶっだのおかげだ。おとうとといっしょに、じまきをころす』……「そして、というわけね」すべてが繋がる。
NRS判定、難易度E。クルミはすでに難易度Nでの判定に成功しているため無視できる。イユは[66]成功。
「コワイ……」イユは震えた。レンゾの狂気と、なにかわからない恐怖の感覚に。「も、もう充分ですよ。ここのことをマッポに伝えて、帰りましょうよ！」「地下室があるのね」クルミは動じることなく家の奥へ進む。そこには……大きな穴が空いていた。床と鉄の扉が、下側からめくれ返っている。
「これは……」「ぱ、パンダですよ！異常巨大化したバイオパンダを飼っていたんです！それがたぶん、弟の方を……！」イユは必死で正気にしがみつく！「レンゾ＝サンは、フリークアウトして！それで！」周りに白い毛が落ちている。何かが凍りついて、また溶けたような跡。そして、巨大な足跡。
『もり』『■んじゃ』足跡の近くに、そう書かれた付箋が落ちていた。「……急ぐわよ。車を出して」「は、ハイ」
？？？：昼
全員が調査判定、難易度N。「ビークル」「オカルト」で+2。イユは6D6[163554]成功、クルミは6D6[535125]成功。ともに緊急回避ダイス2獲得。現有5。
ゴロゴロゴロ……再び空はかき曇り、重金属酸性雨が降り出した。風も強まって来る。好都合！「このまま進んで」「……森ですよ」「この先に、ジンジャがあるはず」イユはクルミに逆らえず、震えながら森の奥へ車を走らせる。「なんか出たら逃げますからね！」「……車を停めて」「ヒッ！」
道端にトリイがある。イユは近くの物陰へ車を停めた。トリイの周辺には巨大な、凍りついた足跡があり、凍結したバイオ鹿の死体が食い荒らされて放置されている。境内になにか、いる。巨大な怪物が……！「ゴーウ……ゴロゴロゴロ……！」「ははは……そうか、そうか。腹が減ったか！ダイゾ！」
雷のような響きと、狂った男の声。「バイオ鹿が足りないか？さっき食べたばかりなのに、よく食うなあ！育ち盛りだなあ！」「……ダイゾ、って」「ヤエタニ兄弟の弟のほうね。バイオパンダを死んだ弟と思い込んでいるのか、あるいは……」「に、逃げましょう。ここのことを、知らせれば」
二人はニューロン+ワザマエで潜伏判定、難易度N。[4343432][3521364]成功。もう一度、[4542146][5562646]成功。撮影判定、[542][565]成功。
「ゴーウ……ゴロゴロゴロ……！」「ははは……そうか、そうか。眠いのか！ダイゾ！寝る子は育つ！夜になったら起きて村に行こう！皆殺しだ！」レンゾは一方的に怪物に話しかけているようだ。あるいは、実際会話が通じているのか？「……チカマツ＝サンに連絡したわ」「ハイ。もう充分ですよ！」
？？？：夕
……やがて境内から、おかしな目つきの男が出て来た。レンゾだ。「おお、さむい、さむい。ヒヒヒヒヒヒ！」
◆ヤエタニ・レンゾ（種別：モータル）
カラテ ２ 体力 ２
ニューロン ２ 精神力 ２
ワザマエ ２ 脚力 ２
ジツ － 万札 ３
攻撃/射撃/機先/電脳 ２/ ２/ ３/ ４
回避/精密/側転/発動 ２/ ３/ －/ －
即応ダイス：２ 緊急回避ダイス：２
◇装備や所持品
▶︎生体LAN端子LV１：ニューロン判定＋２、イニシアチブ＋１
◆猟銃（ミハル・スナイパーカスタム＋LAN直結ユニット）
射撃・回避H、連射１ 集中時にニューロンで射撃可能
ヘッドショット（痛打＋１）、スナイプ（集中時出目６６６で殺伐）
◇スキル
◉憎悪：ヨロシサン
◉スマッシュ：ダメージ２、攻撃難易度H、回避難易度－１
◉シャープシューター：集中時に射撃＋３
◉知識：危険生物
●回避難易度UH
能力値合計：６彼は防寒具に身を包み、後頭部の生体LAN端子とケーブルで直結した猟銃を背負っている。完全に危険だ。「み、見つかったら、危険ですよ」「もう少し……もう少しよ」クルミは脂汗を垂らしながら、携帯IRC端末で周囲の様子やレンゾを隠し撮りし続ける。イユもやむなくカメラを回す。その時！
「……誰だ！」バイオ鹿の死体を担ごうとしていたレンゾが、突然叫んだ！「ヒッ」イユは怯えるが、彼が目を向けたのはこちらではない！彼の視線の先には、一台のパトロールカーが停まっていた。その傍らに一人のマッポがいる。「……ドーモ、ヤエタニ・レンゾ＝サン。NSPDのチカマツです」
◆チカマツ（種別：モータル）
カラテ ２ 体力 ２
ニューロン ２ 精神力 ２
ワザマエ ４ 脚力 ２
ジツ － 万札 ３
攻撃/射撃/機先/電脳 ２/ ５/ ４/ ４
回避/精密/側転/発動 ４/ ４/ －/ －
即応ダイス：２ 緊急回避ダイス：２
◇装備や所持品
▶︎生体LAN端子LV１：ニューロン判定＋２、イニシアチブ＋１
◆マッポガン（オノミチ・カスタムハンドガン）：連射２、マルチ・時間差可
◆ライオット弾：弾薬、散弾
命中した標的を次の自分の手番まで崩れ状態（敵からの攻撃・射撃難易度－１）とする
出目６６で痛打＋１、崩れの代わりに不覚状態（崩れ＋能動行動難易度＋１）とする
◆軍用サイバーサングラス：射撃とイニシアチブ＋１、マルチターゲット
◇スキル
●マルチターゲット
◉シャープシューター：集中時に射撃＋３
◉知識：公僕の流儀
●回避難易度UH
能力値合計：８◆NSPDパトロールカー（種別：ビークル、モービル、大型１x２、乗員限界４人）
カラテ ４ 体力 ４
ニューロン ３ 精神力 －
ワザマエ ２ 脚力 １４/７/３
ジツ － 万札 ４
攻撃/射撃/機先/電脳 ４/ －/ ３/ ３
◇装備や所持品
●轢殺４
能力値合計：９「ドーモ、ヤエタニ・レンゾです」アイサツを返す。「マッポが何の用ですか。俺たちはしがない猟師ですよ」パトロールカーの中には、複数の気配。村人たちが猟銃を手に潜んでいるのだ。サイバーツジギリめいた狂ったバイオ生物ハンターと、危険な猛獣が相手ならば、武装は充分に必要だ。
レッサーマッポのチカマツが短い時間で準備できた戦力は、これだけだ。レンゾを殺すか、行動不能にするぐらいは可能だろう。バイオパンダなら、猟銃の一斉発射を食らわせれば倒せる。少なくとも、怯むはずだ。襲いかかってくれば車を発進させ、逃げながら撃つ。これでいけるはずだ。
漢字サーチライトつき防弾仕様マッポビークルがあればもっと安全だが、彼にそれを回してもらえるだけの権限はない。可能だとしても手続きで手間取り、レンゾの凶行を止められない。通報者のヒラタ・クルミとナワタベ・イユは、近くの車の中にいるが、怯えて動けないという。後で叱らねば。
「……そうかよ。俺たちをムラハチしただけじゃ飽き足らず、囲んで銃を撃って殺そうってのか」レンゾは銃口を向ける。「ダイゾ！起きろ！敵だ！」「ゴーウ……ゴロゴロゴロ……！」雷のような音が響き渡り、境内から巨大な怪物が身をもたげた！「ハハハハ！皆殺しだ！皆殺しだ！」
◆怪物（種別：ニンジャ）
カラテ ６ 体力 ２４
ニューロン ２ 精神力 ８
ワザマエ ４ 脚力 ５
ジツ ６ 万札 １２
攻撃/射撃/機先/電脳 ６/ ４/ ２/ ２
回避/精密/側転/発動 ０/ －/ －/ ８
即応ダイス：６ 緊急回避ダイス：６
◇装備や所持品：特になし
◇ジツやスキル
☆謎めいたニンジャソウル（ビッグ＋コリ）、ジツLV６
☆巨体化の秘儀LV６：体力＋１８、脚力＋２、緊急回避＋６、回避－６、側転UH
◉◉グレーター級ソウルの力：ニューロン＋ジツで精神力換算
★アースクエイク・シコ：移動か攻撃時に精神力１を消費し発動（H） 迎撃不可
術者に隣接する敵味方全員に１ダメージ（回避N）＋回避ダイスダメージ１（回避不能）
出目６６で任意の１体の回避ダイスダメージを２とする
★筋肉の鎧：即死耐性、殺伐２から５までの効果すべてを痛打＋D６に置き換える
★コリ・トラップ：攻撃時に精神力１を消費し発動（H）
この手番中に術者が通過したマス１個か、隣接する３×３マスの敵全員に対して、
１ダメージ＋回避ダイスダメージ１（回避N） これにより体力を１以上減らし、
かつ術者よりイニシアチブが低い敵全員は、続く手番に移動不能となる
★★毛むくじゃらの怪物：大型（２×２）
側転不可、リーチ＋１、轢殺２、脆弱性：火炎（D３）
吸血：敵を１体殺すか殺伐を食らわせて体力を減らすと体力１回復（１手番に１まで）
能力値合計：２４チカマツ、村人3人、イユはNRS判定、難易度N。全員現有精神力2。チカマツとイユは即応ダイス2をつぎ込む。[3354][2214]成功。村人は[22][34][42]1人が失敗！発狂表[1]＝絶叫。このターン終了まで脚力0、崩れ状態となる。
「アイエエエ！？ニンジャ！？ニンジャナンデ！？」それを目撃した村人の一人がフリークアウトし、絶叫した！「「ニンジャ！？」」「ニンジャなんかいないッ！ただのバイオ生物だッ！」チカマツが必死に叫ぶ！「殺せ！」「殺せ！」「ゴオーウ……！」一触即発アトモスフィア！
戦闘開始
1ターン目
イニシアチブ：チカマツ（4）→クルミ、イユ、レンゾ（3）→村人×3、怪物（2）
チカマツはレンゾへ集中し連射、[4114][4163]2発成功。レンゾは回避難易度UH、緊急回避ダイス2を消費し[11][52]命中！体力0になり戦闘不能！
チカマツはマッポガンを構えて精神集中し、レンゾを撃つ！「TAKE THIS！」BLAMBLAM！「アバーッ！」命中！「や、やった！」「トドメを」「まだだ！まだ！」レンゾは無力化できたが、問題はあの怪物……巨大なバイオ生物だ。銃弾を無駄遣いはできない。ライオット弾は温存してある。
……その時。
クルミは車を降りて潜伏を解き、レンゾ…あるいは怪物に「交渉」を行う。難易度UH。「理路整然」で+2、「古代ニンジャ文明」で+1。即応ダイス5をつぎ込む！12D6[536223552552]ギリギリ成功！
戦闘終了
？？？
ガチャリ。クルミは突然車を降り、レンゾたちの前に姿を晒した。「え」イユはあまりのことに反応できない。クルミは……胸のペンダントのケースを開き、あのハッポースリケンを取り出すと、レンゾと怪物に向け掲げた。
「AARGHHHHHH……！！？」怪物は、怯えた。本能的な恐怖を、あのハッポースリケンから感じたのだ。クルミが投げても当たるかどうかもわからず、当たっても突き刺さるかも怪しい、あのスリケンを。クルミの両眼が爛々と輝き、あたりには雷鳴が鳴り響き、01混じりの突風が吹きすさぶ。
「「「アイエエエ！」」」「「「「アイエエエ！」」」」レンゾが、チカマツが、イユが、村人たちが、超常的な現象に恐れおののく。ジンジャのトリイ・ゲートが輝き、揺らぎ、オヒガンと繋がる。そこから01の風が吹きすさぶ。レンゾと怪物は、その中へ吸い寄せられていく……！「AARGHH！」
クルミに対しニンジャソウル憑依現象が起きる。このシナリオから生還したPCは必ず（出目6が1つ出て）ニンジャ化するが、今回はこの時点で憑依。1D6をもうひとつ振って[1]失敗。獲得能力決定のためもう一回、[5]＝取得条件のない◉スキル1個を獲得。「kill-9」を獲得する。イユも判定、名声1なので獲得能力は1つのみ。[3]＝ワザマエ+1。
FLAASH！KRA-TTTOOOMMM！近くの樹木に雷が落ちた。そこからなにかが溢れ、ヒラタ・クルミにまとわりつく。車の中で震え上がるナワタベ・イユにも、なんらかの存在が近づく。「「あ……AAAAARGHHHHH！！」」ゴウランガ！ゴウランガ！ナムアミダブツ！ナムアミダブツ！
……やがて、嵐が過ぎ去り……トリイ・ゲートの輝きはやみ、レンゾと怪物は何処かへ消え去った。チカマツや村人たちは気絶している。そして、クルミとイユは……ニンジャになっていた。二人は向かい合って頷くと、気絶したチカマツらを村へ車で運び、荷物をまとめて何も告げずに立ち去った。
エピローグ
……翌日。ネオサイタマに戻ったクルミたちに、チカマツから連絡があった。あの時のことは頭がぼんやりしていて思い出せないが、現場にいた者として証言をしてくれないか、との申し出だ。クルミは『私たちも思い出せない』と答え、丁重に断った。レンゾとダイゾ、怪物は、いなくなった。
あれ以来、森の中から唸り声や足音もしなくなった。村人総出で天気の良い日中に探索したが、どこにもいなかったという。何が起きたのかは定かでないが、チカマツがレンゾにマッポガンを撃ったことは確かだ。トリイの前で血痕が、境内で白い毛が見つかり、DNA鑑定にかけられている。
チカマツには事件解決の報奨として金一封が送られ、村人やクルミたちにも口止め料としてか、ヨロシサンからそれなりのカネが渡された。クルミはヨロシサンのことなどを隠し、事件の経緯や映像を陰謀論混じりでIRC-SNSにアップしたところ、それなりの反応と収入が得られた。それだけだ。
「……これで、良かったんですかね」イユはクルミのオフィスから、村のある方角を眺めた。「万事解決よ。少なくとも、あのニンジャが村を襲うことはなくなったわ」「ハイ」クルミはハッポースリケンを撫でながら、恍惚とした表情で微笑んだ。「研究は新たな段階に進んだわ。次は……」
【ダブル・ゴーズ・ネクスト】終わり
リザルトな
評価：A+ 怪物を撮影し、ヤエタニ家の秘密を突き止め、ヤエタニ・レンゾと怪物を「交渉」によって止め、これ以上被害が出ないようにした。万札60を山分けとし、名声+3、余暇4日を獲得。二人はモータルからニンジャソウル憑依者となる。各々3D6を振って[616][432]、クルミは追加で能力2つを獲得する。[43]＝ジツとワザマエが+1。1D6[6]＝謎めいたニンジャソウル。ニンジャネームはまだ名乗らないことにする。
◆ヒラタ・クルミ（種別：ニンジャ）
カラテ １ 体力 １＞２
ニューロン ２ 精神力 ４＞５
ワザマエ ３＞４ 脚力 ２/Ｎ
ジツ ０＞１ 万札 ０＞３０
ＤＫＫ ０ 名声 ５
攻撃/射撃/機先/電脳 １/ ３/ ３/ ４
回避/精密/側転/発動 ４/ ４/ ４/ ２
即応ダイス：５ 緊急回避ダイス：０
◇装備や所持品
◆謎めいたハッポースリケン（ブードゥー）：精神力＋１
▶︎生体LAN端子LV１：ニューロン判定＋２、イニシアチブ＋１
◇ジツやスキル
☆謎めいたニンジャソウル、ジツLV１：体力と精神力＋１
○生い立ち：異端考古学者 ニューロン－１
◉不屈の精神：精神力＋１、精神攻撃に対するニューロン判定ダイス＋２
◉魅了：ニューロン＋ジツ値で発動（N）
視線上のモブモータル１人を倒す 出目６６でさらに１人
◉知識：古代ニンジャ文明、オカルト、ファッション、伝統的アート
◉交渉：理路整然
能力値合計：６＞９
◆ナワタベ・イユ（種別：ニンジャ）
カラテ ２ 体力 ２
ニューロン ２ 精神力 ２
ワザマエ ３＞４ 脚力 ３/Ｎ
ジツ ０ 万札 ０＞３０
ＤＫＫ ０ 名声 ４
攻撃/射撃/機先/電脳 ２/ ３/ ３/ ４
回避/精密/側転/発動 ４/ ４/ ４/ －
即応ダイス：５ 緊急回避ダイス：０
◇装備や所持品
▶︎生体LAN端子LV１：ニューロン判定＋２、イニシアチブ＋１
▶︎ヒキャクLV１：脚力と回避＋１
◇ジツやスキル
○生い立ち：ヒキャク・パルクール
◉連続側転
◉知識：ビークル、サイバネティクス
◉交渉：威圧
能力値合計：７＞８◆
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