【つの版】忍殺TRPGニンジャ名鑑カード 044【ボーンピッカー】
ボーンピッカー / Bone Picker
ニンジャソウル:不明、レッサーニンジャソウル
身長:174cm
外見特徴:赤い瞳、ボサボサの黒髪、皮膚病めいた肌
戦闘スタイル:カラテ、スリケン、ハッキング、LAN直結型ハンドガン
初登場エピソード:【ブレイク・ザ・シェル】
本名、カラカワ・ホリ(唐河・堀)。推定20代前半。スラム街の底辺層出身。貧困から抜け出すため商売を学び、街路清掃人としてジャンクや裏情報を漁っては売却を繰り返した。貯蓄した資金で生体LAN端子を入れ、ハック&スラッシュのパーティに加わり、的確なサポートで信頼を勝ち得て、サイバネ賞金稼ぎの端くれとなった。しかしある重サイバネを追い詰めた時、逆ハッキングを食らって脳内UNIXとニューロンを焼かれ死亡した。この時にニンジャソウルが憑依して蘇生。目についたサイバネ者を次々と殺し、手当り次第にかっぱいだジャンクパーツを背負って路地裏をさまよっていたところを、ソニックブームに確保された。現在彼がインプラントしている生体LAN端子は、ソウカイヤによって新たに埋め込まれたものである。
登場エピソードと時系列
2034年
5月 アウトライン・アンティル・ナウ:これまでのあらすじ
6月 ブレイク・ザ・シェル:ベンダーミミック退治
7月 サークル・オブ・ライフ:ツキジでの冒険
9月 リヴ・アンド・レット・ダイ:アナキスト退治
ハート、リターン・トゥ・ユア・オリジン:コナキマス退治
10月 ヴードゥー・サンズ・リバー:ケオサキでの冒険
11月 グロウイング・アップ・ネオサイタマ:ブラザーフッドとの戦い
12月 オンリー・ロンリー・グローリー:ケオサキでの戦い
ア・センス・オブ・ユニティ・オブ・パーツ:オムラ案件
2035年
1月 ハイド・アンド・アタック:オムラ案件
2月 ?
3月 ?
4月 ヤクザ・ウェポン:ケオサキでの戦い
街路清掃人
日夜大量の遺棄物を生むネオサイタマの裏路地には、それらを拾い集める無数の街路清掃人が蠢いている。彼らはその地域のコミュニティ、及びそれを牛耳るヤクザ・クランの支配下にあり、ミカジメ・フィーを収める代わりに縄張りを割り当てられ、その中に転がる様々なジャンクを回収しては、小銭やちょっとした物品に変えて生活している。一般家庭にはゴミでしかないものでも、底辺層には宝物に等しい。物品鑑定技能や独自の情報網、販売経路を持つ者は、時にヤクザ・クランからも一目置かれる存在となり、街路清掃人のキャリアを脱して、本格的な廃品回収業者や故買屋に転業する。
サイバネ賞金稼ぎ
腕に覚えがあるアウトローやフリーランスのニンジャにとって、賞金稼ぎは一般的な職業のひとつである。ケチな犯罪者や逃亡者、多重債務者程度であれば、通常はマッポやヤクザ・クランのネットワークによって容易に捕捉されるが、それらの網から逃げおおせる程度に運がよく、頭がまわり、腕が立つ者は存在し、賞金首となる。賞金稼ぎはチームを組んで彼らを追い詰め、生死を問わず確保して報酬を得る。特に重サイバネ者は高い戦闘力を持つ代わりに懸賞金も高く、死体から違法改造サイバネパーツを引っ剥がしてボーナスとすることもある程度黙認されているため、「サイバネ賞金稼ぎ」はこうした職業の中では花形と言える。彼らは裏社会の賞金首情報だけでなく、違法改造サイバネパーツの市場価値についても深い知識を持つ。ビズに失敗すれば彼らは信頼とオナーを喪失し、時に賞金首として追われる身となる。