
【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ80
おれだ。溜まったのでやる。年末年始はいろいろなことがあったので休んだが、春めいてきたしそろそろ再始動だ。この頃は早寝早起きの生活リズムになったため夜ふかしもできず、ニンジャ実況中に寝落ちしてセルフ管理メントしたり、ニンジャスレイヤーレディオを聴き逃したり寝落ちしかかったりしている。まあ過剰にニンジャを摂取し過ぎると逆に健康に良くないためほどほどにやっていこう。幸いおれは花粉症ではない。今はまだ。

【イート・ザ・ミート】
タイトルはレトロゲーム『魔界塔士Sa・Ga』の戦闘勝利BGMからだ。あのゲームでは敵を倒すと時々肉がドロップするが、モンスターのPCがそれを食うと別のモンスターに変身するというシステムがあった。メガテンの悪魔合体じみて食い合わせ次第で序盤から強くなることもできる。このシナリオでもそのようにして進化を繰り返し、カンゼンタイを目指すのだ。
軽めで面白そうなシナリオがPOPしたのでやってみた。言われるままにダイスを振っていくとなかなか強そうなバイオニンジャになったが、初っ端からサワタリに連続遭遇して死にかけてしまった。続けて現れたメキシコライオンにも攻撃を食らえばやばかったが、こちらは基本ダメージ2でニューロンも高いため、一騎打ちに持ち込めば何もさせずに封殺できる。
またもサワタリに遭遇した時は死ぬかと思ったが、なんかバイオインゴットをくれた。野良バイオニンジャを手懐けようとしたとなると、例によってドージョーのやつらとはぐれて単独行動していたのだろう。こちらも殺されたくないし、渡りに船だ。しかし現れるエネミーはバイオ生物ばかりではなく、モーターヤブは硬いしバイオマスを落としてくれない。
頑張って戦ううちにエルクーザがPOPしたので肉を食い、ようやく1回目の進化を果たした。5回進化すればカンゼンタイになれるが、単調なバトルを繰り返すのもめんどいし、これぐらいで終わることとした。カンゼンタイになったらどうしよう。なおこの次元ではサヴァイヴァー・ドージョーが特にニチョームと組んでいるわけではないが、ヨロシサンはアマクダリ側なので反アマクダリの野良ヨロシモンスターとして暴れまわってくれるだろう。
◆Eat◆
◆the Meat◆
【ジャンプ・アウト、トゥ・ビヨンド・ザ・ユニヴァース】
タイトルは今をときめく例のアニメ『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX(ジークアクス)』の主題歌「Plazma」の歌詞からだ。無限再生地獄するうちに癖になってきた。マチュは丸くてカワイイし、ニュータイプとはNがつくからニンジャのことだろうし、赤いあいつはゼクノヴァを起こしてオヒガンの彼方へ行ってしまったのでサイバーパンクだ。鼻血が出るとなお良い。
ネオサイタマから宇宙へ飛び出すわけにもいかないが、モータルのアウトローコンビがニャアンめいて非合法ビズを行う。ビルドしていくと2人ともかなり危険なサイバネオイランアサシンになった。ヤクザの大トロ粉末取引の現場にカチコミかけるのだから、生半なやつではつとまらん。ミノリが二丁拳銃で射撃を行い、タマがカタナで切り込むわけでMAV戦術といえる。
首尾よくヤクザたちを皆殺しにしたはいいが、理外の怪物であるガンダムもといニンジャ・キルフィストが出現するや、ミノリがNRSで心臓発作を起こして倒れてしまった。残ったタマはキルフィストと一騎打ちになってしまい絶体絶命だ。しかしモータルとはいえサイバネバリバリのアウトローで、必死こいて大トロ粉末のケースを奪い取って逃走に成功した。
とはいえこのままキルフィストが追跡すれば「運搬」ルールもあって死ぬので、ここでミノリがニンジャソウル憑依現象を起こして復活するわけだ。キラキラの向こう側から降りてきたソウルはアイアンソードだったが、二丁拳銃使いのガンマニアにソードも変なので、握りつぶしてバレットにした。Bingが作成したイメージはガンダムというか銃夢のガリィか攻殻の少佐めいている。憑依直後暴走状態ではあるが、キルフィストとガチンコで戦って勝てるほどの性能でもないし、タマと二手に分かれて逃げるのが一番だ。かくて邪悪な女ニンジャ・アイアンバレットが誕生した。どうなることやら。
◆Gundam◆
◆GQuuuuuuX◆
【ミッドナイト・リフレクション】
タイトルは同じくジークアクスの挿入歌からだ。ウシミツ・アワーにアマクダリに反抗し、MAV戦術で翻弄し、敵に向かって流星か彗星めいてダイシュリケンを投擲し、窓からネオサイタマの夜空へ飛び出していく。
現在の状況で使えそうなシナリオがPOPしたのでやってみた。襲撃してくる傭兵コンビはニチョームの傭兵らしいので、当然アマクダリの本拠地カスミガセキ・ジグラットにカチコミをかけているわけだ。おれの次元で挑戦の条件にあうアマクダリのニンジャチームというと、ネブカドネザルを撃退しモーターガッタイ改善を爆発四散させた3人だ。アースクエイクとヒュージシュリケンめいた手練れとはいえ2人で勝てる戦力では到底ないが、何ターンか持ちこたえて撤退することは可能だろう。
よーいどんでぶつけてみたら、バッテリーがバンバン「タイタンズベイン」を繰り出してアドレナリン・ブーストを削ってくる。しかも「乱戦」ルールにより1ターンに1人へ攻撃できるのは2人までなので、3人で1人を囲んで殴ることができず、デスブレイカーがフレッシュゴーレムに阻まれて分断されてしまった。とはいえバッテリーを2人で囲んで殴ればよかろう。
このままでは襲撃者のジリー・プアーなので、バッテリーは脚力を活かして奥の事務所へ飛び込み、トレジャーやUNIXを荒らして窓から逃げるのが一番だ。「放火しに来ました」と宣言はしたが、ニンジャを全て殺すとは宣言していないからな。となるとオナタカミチームは悠長にフレッシュゴーレムを3人で囲んで殴るわけにもいかず、2人はバッテリーを追うしかない。うまく廊下におびき寄せたところでダイシュリケンを投擲し、アドレナリン・ブーストが削られていたデジタルクラッシャーがタイタンズベインを食らってしまった。これだけダメージを与えればキンボシ・オオキイというわけで、事務所を漁ることもなく窓からサラバだ。スピード感のあるイクサだった。
◆ミッドナイト◆
◆リフレクション◆
【アイ・ドント・ケア】
タイトルは同じくジークアクスの挿入曲「もうどうなってもいいや」の英訳だ。有象無象が本能のままに衝動を高めてヤバレカバレで行動し、星に願ったら魔法みたいに都合よく物事が進み、行き場を失ったスターゲイザーが真っ逆さまに落ちていき、星と月に思いを馳せる。
そんなわけで、中断していたスターゲイザーとの決戦だ。サイバーメイヘムが倒れて絶体絶命の中、さっそくソフトマインドのヒズキ・ジツとスタゲのアイキ・パンチがデッドリーパーに命中しヤバイ。特殊乱戦のため1ターンには1人に対し3人まで攻撃できるので、ミスティルテインも襲ってくる。こうなればヘンゲヨーカイ・ジツを発動して必死でサイバーメイヘムを守るしかない。残るソウカイニンジャズは鬼瓦装甲車&極道輸送車とともにスタゲ以外を攻撃して支援だ。デッドリーパーがもう一撃食らって瀕死の重傷となったが、ヤバレカバレでエボニーバロウとともにミスティルテインに殴りかかって回避ダイスと体力を削り、乱戦ルールが無関係な鬼瓦装甲車&極道輸送車に原作のスタゲめいたトドメを刺してもらった。
それでもスタゲは健在、増援は続々集結中と、絶望的状況は変わらない。しかしここでアシッドウルフ&サイオコールの奥の手が発動だ。AKIRAのアレめいた軍事衛星のレーザーが星空の彼方からジグラットごとアガメムノンを切り裂き、ヘリオスも撃墜してスタゲから不滅性を剥奪した。
とはいえスタゲはクソ強く、まともに戦っても打ち倒せる戦力ではないため、サイオコールのスナイパースリケンで体力とステータスをがっつり削ってもらった。こうなるとスタゲはスナイパースリケンを避けるため逃げるしかないが、背後ではなく崩れ落ちた道路の穴に飛び込んでしまい、ソフトマインドも彼の不滅性のからくりを知らないため後を追うこともなく、「乱戦」ルールが解除されてしまった。後は追撃して囲んで殴って削りまくり、トドメを刺すだけだ。結局はサイオコール頼みになったが、まあよかろう。かくてスタゲは夜空を見上げながら爆発四散し、アマクダリ・セクトは重大なダメージを被ることとなった。キャンペイグンでは最終的にアガメムノンに立ち向かうことになるが、こちらはすっかりズタボロだし、普通に挑めば爆発四散してしまうだろう。どうなることやら。
◆星街◆
◆すいせい◆
【ウィンド・ブレイカー】
タイトルは昨年アニメ化もしている漫画作品『WIND BREAKER』からだ。今年の4月には第二期もやるらしい。おれは全然知らなかったが、ソニックブームに立ち向かうというわけでこのタイトルでYouTubeを検索したところ偶然OP映像を見つけて気に入った。なんかヤンクたちが自警団を組織して治安終わりタウンをカラテでカイゼンしていくヤンク漫画らしい。地域社会の揉め事にマッポが介入しないぐらいマッポー地域なのだろうか。眼帯つけたやつもいるし、金髪や金瞳のイケメンもいるし、ちょうどよかろう。
元シナリオではザイバツの手練れニンジャチームがソニックブームに挑むことになるが、今の状況ではそれどころではないため、そういえば原作登場ヌケニン4人がソニックブームを足止めしていたことを思い出し、もったいないのでシナリオとルールを借りてやってみた。4人揃えばフジキドを結構苦戦させるぐらいには強いだろうしちょうどいい。あの時は幕末ゲッターチェンジ戦術で分断して1人ずつスレイしていたが、この状況ではその戦法は使えないためガチの4対1だ。ヌケニンチームをそれなりに強化したらさすがにきつそうなので、ソニックブームには「不如帰」を載せて1ターンに2回行動できるようにした。
ジェット・ツキが1ターンに6発も連続で飛んでくるため、スゴイ・シツレイをやらかしたビーハイヴがヘイトを集めていの一番にブッ殺され、カラテと体力の乏しいアルバトロスが粉砕された。しかしボックスカラテのタツジン持ちのテンカウントと、マグネ・ジツ≒ムテキ持ちとしたワイアードは実際強く、ソニックブームもかなりダメージを食らってしまった。戦闘ヘリとアサルトヤクザ部隊は元シナリオに出たので出したが、ニンジャ2人が相手では多少のギミックにしかならず、マグネ・スリケンの糧になるだけだ。
このままではソニックブームが倒されて未来が変わってしまうため、相方のデンパルスをエントリーさせて風神雷神揃い踏みとした。互いにMAV戦術でかばい合いつつぶつかり合い、テンカウントはジェット・ツキ連打に耐えきれず粉砕されたが、ワイアードは実際硬くかなり手こずる。こうなれば手数勝負ではなく一撃にカラテを込めてナムアミダブツを出すしかなく、『忍者と極道』めいてド派手な決着となった。磁力を打ち破るのは電気なのだ。
◆WIND◆
◆BREAKER◆
今は以上だ。また溜まったらやる。
【以上です】
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