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【つの版】忍殺TRPGニンジャ名鑑カード 73,104,108【チーム・ストローマン】

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彼らは典型的な邪悪ニンジャだ。

ハイパーボンバー / Hiper Bomber

Picerw「サンシタニンジャメーカー」より(以下同じ)

◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑#73
【ハイパーボンバー】
ネオサイタマの夜の街をうろつく、フリーランス・ヤクザあがりの野良ニンジャ。マルゲリータピザが好き。
◆殺◆

ニンジャソウル:タマヤ・ニンジャクラン(レッサー級)
身長:176cm
外見特徴:黒いカクガリ・ヘアー、ヤクザアロハシャツ、金属製メンポ
戦闘スタイル:カトン・ジツ、ボックス・カラテ
初登場エピソード:【サルサ・テキーラ

 本名、タマヤ・バクハチ(玉屋 爆八)。年齢は20代中頃。ネオサイタマのストリートをうろつく一匹狼のチンピラで、自称フリーランス・ヤクザ。弱者からカツアゲを行い日銭を稼ぎ、パチンコとオイラン、酒と薬物、暴力と放火を愉しみとする根っからのクズ。箸にも棒にもかからぬヨタモノとして周囲から嘲笑されつつ距離を置かれていた。だがある時カツアゲマンをカツアゲする凶悪なギャング・チームに囲んで棒で殴られ、瀕死の状態に陥る。しかしニンジャソウルが憑依して彼らを焼き殺し、手のつけられない暴力を手にした彼はますます無軌道なヨタモノと化したが、生活の堕落ぶりはさして変わらず、周囲からもニンジャだとは認識されていなかった。

 2034年9月頃、ソウカイ・シンジケートの女ニンジャ・マーダーシュトロムと酒場で遭遇し、イッキ飲み勝負を行って負け、撤退した。マーダーシュトロムは彼についてソウカイヤに報告していない。

 同年11月、オイラン・マッサージ店前で騒ぎを起こし、居合わせたデンパルスとフレイムスローワーに叩きのめされ捕獲された。彼はそのままトコロザワ・ピラーへ運ばれ、クロームハートを埋め込まれてローンを課せられたのち、ストローマンとともにトレーニングフロアに叩き込まれた。

 もたつきつつもストローマンのおかげでなんとか生き延びた彼は、デンパルスによる短期研修でヤクザ・ビジネスの基礎を叩き込まれ、初ミッションとしてコンビでのジアゲ案件に派遣される。

 このミッションでムコウミズ・ストリートのヤクザニンジャ・サイドスピアと遭遇、撃退した二人は、デンパルスとともにサイドスピアの支配するヤクザクランの事務所を襲撃。見事これを打倒して舎弟に加え、ムコウミズ・ストリートの駐屯ニンジャとしてミカジメの徴集等にあたることとなった。その後も鍛錬と戦闘を重ねて鍛え上げられ、今ではいっぱしの手練である。一応ストローマンの方が強いので、彼をリーダーとして立てている。

つのメモ:オリジナルは海中劣=サンで、ソロシナリオ「ニンジャの飲み歩き」に出て来る野良のサンシタニンジャだ。のちぺりかん=サンのソロシナリオ「野良ニンジャスカウト」に似たようなサンシタがいたので、再利用して再登場させた。完全にクズのドサンシタだったがソウカイヤクザとして更生し、今では事務所と相棒と舎弟を持ついっぱしの手練ニンジャとなった。相方がアレなので相対的にまともに見えるが、こいつも大概だ。ややワルキドやハウスバーナーに似てきたかもしれない。

ストローマン / Straw Man

◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑#104
【ストローマン】
ソウカイヤのニンジャ。イタミ・ニンジャクランのニンジャソウル憑依者であり、オイランドロイド偏愛過激暴徒集団NERDZに属している。オイランドロイドに痛めつけられると喜ぶ危険な男だが、普段はにこやかで紳士的。
◆殺◆

ニンジャソウル:イタミ・ニンジャクラン(グレーター級か)
身長:188cm
外見特徴:ラバースーツ装束、ひょろ長い肉体と四肢、ボンズ・ヘアー、にこやかな表情、威圧的なメンポ、テッコ
戦闘スタイル:イタミ・ジツ、コッポ・ドー
初登場エピソード:【テスト・ユア・マイト

 本名、ワラノ・クエビコ(藁野 久延彦)。年齢は20代半ば。両親はオムラ系の下請け企業のサイバネ技術者で、オイランドロイド開発に少し携わっていたが、過重労働と多額の負債を押し付けられカロウシした。クエビコはハイスクールをドロップアウトしストリートをうろつくチンピラとなったが、ひょんなことからオイランドロイド偏愛過激暴徒集団「NERDZ」に所属することになり、オイランドロイドに痛めつけられることに性的快感をおぼえる変態的性嗜好の持ち主となる。優れた体格と肉体のサイバネ化によって彼はNERDZ間の抗争において頭角をあらわし、多くのサイバネパーツをチームにもたらしたが、2034年11月のネコネコカワイイ・ライブにおいて激戦の末に死亡した。しかしニンジャソウルが憑依して蘇生し、ライブ会場で暴れまわった末、警備をしていたソウカイニンジャチームに倒されて捕獲された。

 同時期に捕獲されたハイパーボンバーとコンビを組まされ、トレーニングフロアでイタミ・ジツを披露しながら戦ううち、観戦していたラオモト・カンに目をつけられ、お褒めの言葉を頂いた。その後はハイパーボンバーやサイドスピアらとともにムコウミズ・ストリートに駐屯することとなり、便利な戦力として様々な案件に派遣されている。

つのメモ:オイランドロイドを偏愛する、アゴニィめいたイタミ系の変態ニンジャだ。ダイスを振ったらこうなっただけで、おれにそんな趣味はない。名前はムテキ使いということでムテキ論法めいたストローマン論法からで、本名は古事記にも書かれたカカシの神からだ。多少社会性のあるアゴニィというところだが、ボイド・ニンジャの精神汚染で結構な狂気を獲得してしまったのでやや将来がアブナイ。強いことは強いので、長生きさせたいなら自我科へ放り込んで狂気を除去してもらったがよさそうだ。

サイドスピア / Side Spear

◆忍◆
つの版ニンジャ名鑑#108
【サイドスピア】
ネオサイタマのヤクザクラン「ブラックヤリ」を支配するニンジャ。黒装束と赤いメンポ、モヒカン頭が特徴。ヤリめいたサイドキックを得意技とし、カトン・ジツを放ってモータルを殺戮する、典型的な邪悪ニンジャである。
◆殺◆

ニンジャソウル:不明(レッサー級か)
身長:174cm
外見特徴:威圧的なモヒカンヘアー、眉毛なし、右目の傷、生体LAN端子、赤い布メンポ、漆黒の装束
戦闘スタイル:ランスキック、ハッキング、カトン・ジツ
初登場エピソード:【キックアウト・ザ・ジャムズ

 本名、ヨコヤ・サスジ(横矢 刺茨)。年齢は20代半ば。零細ヤクザクラン「ブラックヤリ」の中堅ヤクザだったが、敵対クラン「ブラッドヤリ」とのヤクザ抗争の犠牲になって死亡した。この時ニンジャソウルが憑依して蘇生する。ブラッドヤリは抗争でほぼ全滅し、ブラックヤリもオヤブンや幹部が戦死していたため、彼はニンジャの暴力で両者をまとめ上げ、ブラックヤリのオヤブンの座についた。サイドスピアはその後も抗争中のヤクザクランに横槍を入れて仲介や乗っ取りを仕掛け、ハンコや証文を奪い取って勢力を広げていたが、その過程でソウカイヤと敵対してしまう。

 2034年11月、ソウカイニンジャチームのカチコミを受け、クラン総出で抵抗したものの皆殺しとなり、やむなくソウカイヤの傘下に入った。以後はハイパーボンバー&ストローマンの舎弟として活動しており、生体LAN端子を埋め込んだ油断ならぬハッカーニンジャとしても研鑽を積んでいる。邪悪で調子に乗りやすいが、狡猾で慎重な側面もあり、ヤクザ知識やハッキングなどで仲間を的確にサポートする。

つのメモ:オリジナルはanigr_knpitng=サンで、シナリオ「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」にサイドスピアーとして登場する。メンポが赤で装束が黒いのは、DKK次第で赤黒の死神がエントリーしていたからだ。元シナリオではそれなりに強く、ヤリを振るって戦ったりクローンヤクザを連れてたりするが、サンシタコンビが相手なのでだいぶ弱体化させた。文字通り横槍を入れて横合いから殴りつけ、漁師がカチグミで領地を広げてきたため、正面きってのイクサには弱いのだろう。なんだかんだで仲間となり、頼もしく成長してくれた。カトン使い、変態、ハッカーと揃っているのでチーム・ヒップめいているな。

所属・交流

 デンパルスを直属の上司とするが、スカウト部門よりは集金部門や威力部門として活動することが多い。ハイウォールやルーメンなどをスカウトしたものの、前者は薬物中毒、後者はヤクザへの反抗心が強く、ともに使い物にならないと判断されてリー先生のラボ送りになったものと思われる。

登場エピソードと時系列

2034年

9月  サルサ・テキーラ:ハイパーボンバー初登場
11月 アイム・アン・イモータル・エレクトリック・マン
   :ソウカイヤに加入(HB)
   テスト・ユア・マイト:トレーニングルーム(HB・SM)
   キックアウト・ザ・ジャムズ:サイドスピア初登場
   ブラッドラインズ・オブ・フェイト:ヤクザ事務所襲撃
12月 ロスト・イン・パラダイス:ジャンキー案件
   イントゥ・ザ・ライト:集金案件
   ラット・レース:ネズミ案件

2035年

1月 ラスト・タイム・トゥ・シャイン:暴走族退治
2月 ?
3月 ?
4月 モンスター・ラーキング・イン・ザ・ケイヴ:ダンジョン案件
5月 デーモン、イン・ザ・ネーム・オブ・デヴィル:アタミでの冒険

(随時追加)

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