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黄檗萬福寺の話

そういえば何度も行ってる萬福寺の話を一切書いてないなと思い出した。
ここはすごく好きなお寺の一つで、古くは都七福神の七福神巡りで初めて訪れ、金の布袋様を見ておおーっと思ったというのが1回目。もう20年近く経つんじゃないかな?
七福神の御朱印巡りで正月に1日で回ったこともあって、その時はゆっくり見ようとかそんなことも考えることもなく、御朱印さえもらったら目的達成てな感じで帰ったのを覚えている。
それから随分日が経って、そういえば昔萬福寺って行ったよな?と思いだし足を運んだのがもう5年位前。
蓮の鉢植えが綺麗だったのと、あまりにも静かで落ち着くのでそこから3度くらい行ってるのかな?



総門
放生池
三門

まず小さな総門が出てくる。門をくぐると右手に池があり蓮がびっしり。
次に大きな三門に来る。
三門を抜けると敷石が他のお寺には見られない形で敷かれている。

最近SNS で準公式アカウントがあって自虐的に京都の観光客が多いと言われてる中唯一ガラガラなお寺と自ら行って言っているように5年前は写真の通りほとんど観光客を見られない文字通り独り占めの状態だった。

うんちくはいつもの通り公式に任せます。

境内は広く京都の中にも珍しい形の境内で中国の明朝様式
天王殿、大雄寶殿、法堂、回廊、他では見られない珍しいお寺だ。

天王殿には布袋様、四天王、韋駄天が祀られている。

ほぼたった一人で仏様に囲まれる位の状態で見て回る
こんなに静かにお寺で仏像を見たことはこれまでなかったので結構な迫力を感じたのを覚えている。
大雄寶殿に行くと本尊釈迦如来三尊が出てくる
この時これまた皆に笑われているのだがお釈迦様の像のあまりの迫力で一瞬くわぁっとにらまれたように圧倒された。
その位迫力があった。
後で SNSで準公式に尋ねてみると写真撮影してもいいよと言われたがのちに行ったときも十八羅漢像は撮影したが、お釈迦様は撮影しなかった。



かなりの迫力ある仏像が多い
そして近くで見れる

蓮の鉢植えが綺麗なので7月上旬になると行ってみるかとなる

観光客が少ないってことであまり悪戯が少ないのだと思うけど、何の制約もなくここまで近くで仏像が見れるところも珍しい。

前夏に行ったときは、風鈴が回廊にたくさん吊るされ涼しげな音だった。
秋からはランタン祭りもある

駐車場も広いのでここは行くべきお寺の一つだと思う。



開梆(かいぱん)
開梆(かいぱん)
勾欄は卍、卍くずし


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