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me & my xmas vol.8

生まれてこのかた暮らしている愛する北海道と、義実家のあるニューヨーク / ブルックリンでの二拠点生活の暮らしのことなど。

ミックスカルチャーのバックグラウンドを持つ子どもたちの日本での子育てがひと段落しそうなころから、少しづつスライドするように、相棒の元保護犬と高齢親の介護サポートがはじまって、つい先日、愛犬と母、そして20年も生きて鯉みたいになった金魚までも立て続けに見送りました。

はてさて

わたしの50代後半からの再スタートの記録。
まずはロゴスの世界からこんにちは。


こちら北海道はすっかり秋。ここから紅葉が見頃になってきます。

今日はわたしの札幌近郊のおすすめの紅葉ドライブコースをご紹介。まずは国道230号線、石山通を中山峠方面に向かいます。小さな温泉をいくつか通り過ぎて定山渓温泉にさしかかるあたりで右手の迫り来る山に素晴らしい紅葉を見ることができます。そこから国際スキー場の看板を目指してトンネルを出たあたりで右手の信号を行って、ハード系パンとクロワッサンがおすすめの石焼窯のパン屋さん「ヴェルジネバッカーノ」を右手に見ながら、ケーキと景色が美味しい大人が束の間ホッと出来る素敵な「カフェ崖の上」の横を通って、ひたすら自然いっぱいの道を進んで行くと、いくつかの素晴らしい紅葉スポットがあります。定山渓ダムから小樽の朝里ダムに抜けていく道なのですが、ここは初夏から秋はとても景色のいいコース。この時期の北海道はたべものも美味しく最高。わたしは毎年この時期の新米と葡萄のナイアガラを楽しみに生きているといっても過言ではありません。素晴らしい秋の北海道へ是非。


xmas xmas

国内のこと。最近のきらめき、心と身体のこと、日本ベースでの子育てのこと、気づき、わたしのおすすめなどを書いていきます。

森の中のだれかの落としもの


わたしの子育てのこと

さて今日は久しぶりに子育てのこと。
以前にもこんなことこんなことを自分の経験を基に書いていましたが、なんと上の子が四捨五入するともう30歳!びっくりです。

いまでこそ、いろんなことを子どもたちと楽しんで過ごしてきた結果としてか?なんだか子育て経験豊富な保育士資格持ちのベテランお母さんのように見えるらしいのですが、思えば、子育てのはじまりの時期、わたしは自分の仕事が好きだったので(保育士ではありません。わたしのプロフィールはこちらから。)その仕事でのいろいろな達成感や充実感がうれしかった。

そのうち好きこそ物の上手なれで年齢がいくうちに役職が付きだした。そのうちにその役職の頭で物を考えるのがデフォルトになった。好きなことだからこそ、毎日の生活のなかでも仕事に絡めて物事を考えて、気づいたことを仕事にフィードバックするような日常だった。

そこら辺あたりで新たな「お母さん」というタイトルが加わった。そうして過ごしていくうちに、ある日病気がきっかけで退職。

なもんで、コントロールとか管理みたいなのが癖のまま子育てにシフトしていき、子どもに対しても世間に対しても、なんだか失敗が許されないような気がしていた。ややしばらくの間、特にパブリックな場所ではかなり人目が気になった子育てをしていたように思います。

また、それまでのわたしの周りにはキャリアを追求していきたい人が多く、身近に小さい子どもとの接点がなかったので、はじめての子育てはまるでゲームを攻略するかのようにマニュアルを探してみたり。

そのうち様々な失敗や経験から、その目は実は自分の心の目で、その傾向に気付き始めました。それと、人の目というのは千差万別で「わかった」つもりでも分かりきれるわけがない。寄り添いきれるわけがない。

だからこそ自分が心からいいとその時に思うことを経験していくしかないということもわかりました。親バカでもいいし、失敗してもいつからでもやり直していいのです。継続していくとそれがデフォルトになるから。なんだか前はこうだったけど変わったな、でもなんかいいな、となるのです。
その違いをむしろうれしい照れ笑いのような感じで口に出す人がもしかしたらいるかもしれないけれど、決して心では誰も揚げ足はとりません。そのうちそれが自分とまわりの本物になる。

そして、子どもは見ています。
その穢れなき目で、感性で。
目の前に起こっていることは見せかけなのか?本物なのか?
わたし自身が子どもだった頃、学校やバイト先でフェイクで自分の利益ばかりしか考えない大人をすぐ嗅ぎ分けたように。

整えよう整えようとしても、子どもは生き物。
個体の生命反応は千差万別。みんな同じように反応するわけがありませんし、それは心以外でもその時の体内に起こっていることで何かが反応しているわけですから矯正不可能なのです。

寝ているように見えて熟睡できていなかったとか、さっき食べた食べ物に反応が出るか出ないかくらいのアレルギーがあってお腹がゴロゴロしているとか、暑い寒いとか。本当に身体的にも感情的にもいろんなことが起こっている。

そして、親子でも「今」感じていることが違う。

この個の違いの落とし所を見つけていく作業が子育てから介護までずっと続いていくんですね。その違いを無理やり矯正したり、片方のチカラでコントロールしようとすると、いつかのタイミングでその強い強制の結果報告を見ることになる。

理解できなくても、その個体は「それをすることでしか、それを乗り越えられなかった」ということだけは理解しなくてはいけないのです。これも老若男女にいえること。身近だとなかなかこれが難しいものですが。

子育てに限らず、人生にはRPGゲームの実写版のように思いもしないようなことが起こるけど、それを意識してなるべく気持ちを晴れやかな風の通る方向に向けながら、動けない時は人のチカラもありがたく借りながら、温かく暖かくして、なるべく休み休み。美味しいものを食べて、温かいお風呂にでも入って。

(自分が)意識を向けているものに気づきながらコツコツと進むというか。

大丈夫!本当にそう思います。


小さかったふたり



ますます

国外、アブロード的なこと。ミックスカルチャーな我が家のわたしから繋がる海外をすこし。


Kombucha Return / コンブチャ 再び

かれこれ40年くらい前に「紅茶キノコ」と呼ばれ、カラダにいいらしいと人から人へと株分けされて各家庭に行きわたって生息していた飲みものが、いまや世界で認知され、なぜか「Kombucha/コンブチャ」という日本人にとって「?」なネーミングで、国内外のハイセンスなお店にも置かれて売られている。

15年くらい前に大瓶で自宅で自分が飲むために培養していたことのあるワタシ的には、浄血作用や善玉菌を増やすとか、デトックス効果のあるものとの認識が強かった。

なぜ培養をやめてしまったかというと、あまりにどんどん株が増えて、忙しさのあまりに飲みきれなくなったから。

近年また加齢の低空飛行な体調の底上げのためにいろいろしてみる中で、発酵界隈の炎が再燃し、酵素玄米をまた作りはじめ、自家製酵母でパンを焼いたり、塩麹、甘酒、ぬか漬けetc...発酵の奥の細道を辿るうちにKombucha/コンブチャに再会。

しかもKombuchaは作る容器によって株の大きさを自由に変えられることに今更ながら気づく。以前は素直にマニュアル通りの恐ろしく大きな瓶で作っていたのでサイケデリックな雰囲気を醸し出し、キッチンの顔となっていたKombuchaさん。

かわいらしいWECKの瓶などに入れて培養すればその容器の口と底のサイズに合った、小さなかわいい見た目になるんじゃん!と今更ながら気づく。ぬか漬けも味噌作りも、またこれに然りである。

もともと「イッキにドカンと」要素のあったわたし。
巨大化したキノコを巨大な容器でどんどん業者のように作ってしまっていた自分に、かわいく美しい人たちが涼しい笑顔でプチサイズのKombuchaを作ってビジネス化しているファッション雑誌の記事を読みながらハッと気づく。

ものにもよるが、混ぜ物をあまりしていないKombuchaドリンクからも培養は可能です。


作りかた

器は熱湯消毒(=耐熱ガラス)

Kombuchaの株(scobyともよばれている)を用意
☆培養液も200ml程必要です

お湯約4リットルに対して茶葉は25gくらい。

3〜4分置いて色がしっかり出たら、
茶葉を取り除き、

砂糖を200gを加えてよく溶かし、
常温になるまで必ず冷ます。

それを容器に入れて、株(scoby)と培養液を投入。

瓶の口は空気に触れる必要があるが、
コバエなどが入らない様に、通気性のある布で覆い、それを紐などで固定する。

気温にもよるが5日から1週間経って、
ぷつぷつと発泡がみられたら味見。
軽い酸味が心地いい味になったら飲み頃。

別の容器にうつして冷蔵庫保管で早めに飲みきること。

その時にうっすらとできた膜がscobyと呼ばれる株。液体内にうっすらと固まった様なオリのようなものも、scobyのモトになるもの。

また培養液200mlと株を同様に継いでいく。

容器の口近くと底、液体内にもろもろと張った膜は形成途中の株。

味はリンゴ酢を薄めたものに似ている。

使う茶葉は紅茶が主流だが、ルイボスなどいろいろ。有機栽培のものなら尚いいかも。

砂糖はグラニュー糖、有機砂糖、きび砂糖、はちみつなどお好みで。
天然酵母などと一緒で砂糖は株のエサになります。
甘みがゆるいと発酵もゆっくり。

食品を培養している、という意識で!
保管環境やカビ、ホコリ、湿気などに配慮。
暗い場所にしまったり、直射日光あてたりしない。わたしはキッチンの隅に置いて毎日成長を目を細めながら眺めてます(笑)

フルーツジュースやベリーなどと合わせて
飲むのも美味しい。

液体水面上にカビが生えたら捨てること。
味にビリビリくるような苦味があるのも
おかしいサインなので、ご自身でしっかりチェックの上でトライしてみてくださいね。


試行錯誤の日々

ありがとうございます(*Ü*)*.¸¸♪