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デザインはコミュニケーション

今日は私がUIUXデザイナーとしてどんなことをやりたいのか、そのビジョンを言語化してみようと思います。
まだ詳細は全然詰められていないのですが、一旦今言語化できることをアウトプットしました。

私がデザインを通して実現したことは一言で言うと、デザインを通して言語の壁、文化の壁を超えることです。

そう考えたきっかけは私の幼少期まで遡ります。
私は6才の時に日本に来ました。当時は日本語が分からなくて自分の殻に閉じこもっていた。話すことで表現することができないから、無意識に話すこと以外で表現するようになりました。
中国にいた頃は、絵が特段上手いわけでもなかったのに、日本に来てからは1人で絵を描くことが増えたため、誰かから教えられたわけでもないのになぜか絵がめちゃくちゃ上達しました。
自分が話すこと以外でコミュニケーションを図るツール、それは時には絵であり、文章であり、ダンスでもありました。

そして、今はデザインが私にとってコミュニケーションのツールになりつつあると思います。
自分自身が言葉によるコミュニケーションが苦手だったからこそ、コミュニケーションがうまくできない人のもどかしい気持ちが分ります。そして世の中でも、コミュニケーションの障壁をなくし、誰もが気軽に交流できるようなサービスが求められていると感じています。
SNSやメッセンジャー、社内コミュニケーションツール、フリマアプリなどがまさにそうです。

今、UIUXデザインは全ての人にとって使いやすくすることが求められています。
高齢者や障がい者などのユーザーにとっての利便性を測るアクセシビリティ、すべての人が使いやすいようにするためのユニバーサルデザインなどの概念も普及してきました。
ここで更にデザインによって言語の壁、文化の壁を取り除くことにより、様々な文化的背景を持った人が同じように使えるデザインも普及させることができたらいいなと思います。

私は話すことによるコミュニケーションには未だに苦手意識がありますが、言語化をすることは得意です。特に具体的な事象から抽象的な本質を見抜くこと。そして抽象的な本質を実践に落とし込む思考が得意だと分析しています。
UIUXデザイナーとして、顧客にヒアリングやユーザーテストを行うときに、一つ一つの事象からプロダクトの改善に役立つ本質を導き出すことで自分の強みを発揮できたらいいなと思っています。
顧客理解とプロダクト理解を深め、デザインでプロダクトに貢献できる、唯一無二の人材になったらいいなと思います。


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