９０年代後半に写したプリクラを久しぶりに見た

おとといにロンドンのコリアンタウンへ仲良しのお友達数名と行ったあと、そのうちの１人のお家でお泊りして昨日のお昼過ぎに帰ってきた長女。

「楽しかったー？」

と聞く私に、

「うん！昨日最初に行った韓国系のカフェに写真撮れるブースがあって、みんなで撮ったよーー」

と嬉しそうに見せてくれた写真。

プリクラ？

と思ったけど、日本のプリクラに比べたらシンプルな感じ。その写真には今にも笑い声が聞こえてきそうなほど、楽しそうに笑っている娘と友達が写っていた。

「楽しい時間過ごせてよかったねー」

と私も楽しい気持ちになって、むかしのダイアリーを取り出した。

高校を卒業した翌年に買ったバインダー式のダイアリー帳。

ダイアリー帳の前半はプリクラを貼りつけたシール帳が１５ページほどあって、ひとつひとつ懐かしく見ていた。

その年の３月から半年アメリカに行ったんだけど、年明けに姉妹で小旅行したときに写したプリクラをはじめ、アメリカで撮ったプリクラから、日本に帰って来てからアメリカのカレッジに行くまでの、丸３年分のプリクラが貼られてあった。

懐かしい顔ばかり。

今では疎遠になってしまった学生時代のお友達から、友達が当時付き合っていた彼と写っているもの、私が数か月働いていたデパートで出逢った社員の人から、隣のお店で働いていたスタッフの人たち、ホテルで働いていたときのスタッフなどなど。もちろん、私と一緒に写っているものもあれば、それぞれが私の会ったことのない友達と写っているものが多く、きっとその「友達の人たち」は、まさか面識のない私がその人たちが写っているプリクラを持っているなんて知らないんだろうなぁー。

私が元カレと写っているのもあってドキッとした。

９０年代後半に写したプリクラ。私のようにまだ持っている人っているのかな。