Soleil et Lune-太陽と月『出会い編』④
「騒がしいのは嫌いだ」
廊下を歩きながらLiaは呟いた
窓から差し込む眩しい太陽の光にふと足を止める
幼い時の嫌な記憶
暖かい気持ちと共に憎悪と憎しみが
息が出来ないほどに猛烈に襲いかかる
人との関りを避けてきたLiaにとって猫の太陽の様な笑顔は
眩しすぎた
「自分とは違う」
そうもう一度呟いて歩き出す
一方そのころ
猫 (アイツ!全然見向きもしてくれねーし!クッソ!! なんかいい方法・・・)
教師 『来週 合同練習を行う』
『最終日には模擬戦もあるからな!しっかりと練習するように』
バンッ!!!!
生徒達 『?!!』
机を大きく叩く音がして皆が音の方を見る
猫 それだぁぁぁぁぁ!!!
教師 (はぁ~)
『猫!静かに!』
猫 『あはは・・・わりーわりー』
頭を掻きながら椅子に座り直す
猫 (この模擬戦で・・・待ってろよ!リア)
to be continued
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