グーグルマップ・ローカルガイド
グーグルマップに地名追加を試みたことについて、すでに二回ほど書いた。そのあと、さらに二三新しい観察や経験が出来たので、続きを記す。
まともな旅行のできないいま、近くでたまに立ち寄ったところの写真をマップに掲載した。普通なら、アップしたその瞬間に、2回閲覧されたとの数字が戻り、そのまま二三日経って、20か30程度の閲覧がつき、そのままあまり変わらない。しかしながら、なかではとびっきり違うケースも現われる。
ここにその一例。
数週間まえ、あるレストランを覗いた。川沿いにあって、とても雰囲気がよかったので、写真を一枚撮って掲載した。数日のうちに数万の閲覧があった。そして今日あらためて見ると、なんと22万以上の閲覧があった。こうなるまでの理屈は、どう考えても解けない。
店の地名のところをクリックすると、そのあとも追加の写真もあったが、この一枚はトップに据え付けられている。この選択は、だれによるのか、そもそもはたして人為的な判断があったのか、分からない。しかし、たとえトップに置かれ、この店の名前を検索した人がすべて写真のところを覗いたとしても、ローカルの人が関心をもつ場所で、都市全体の人口は110万人から考えて、この数字がいかに突出しているかが想像できる。はたしてどのような仕組みが後ろで動いているのだろうか。
この一枚が原因だとは思えないが、時を前後して、メールボックスにグーグルからメールが届き、奨励としてバッチが贈与されるとのことである。いま郵送されているところだ。もらってもどこかに放り込んで忘れてしまうに決まっているだろうけど、バーチャルから物理的な物体が舞い込んだというのはやはり奇妙な経験だ。
よくよく見れば、このようなグーグルへの参加は、「ローカルガイド」といわれる。しかもこれについての解説が親切にも施されている(表題の写真は解説の一部)。写真掲載やレビューなど、さまざまなインプットの方式が用意され、それに応じてポイントが付与される。ちなみに現在の自分はレベル10のうちのレベル6だとか。
同じ解説に載った活動に、「公開リスト」があった。おもわず試してみた。ただ、地名検索してそこからしかリストに内容追加ができず、作業にはちょっとモタツキがあって、すぐに飛びつくことが難しそうだ。いずれにしても、とりあえず「With Great View, in Canada」というのを作成してみた。興味があればどうぞ覗いてください。