よりよい未来を求める中国の女性たち。『現代中国女工哀史』レスリー・T・チャン
通勤電車で読みましたが、結構時間がかかりました。なんせ、400ページ以上というボリュームだし、いろんな話題をつめこんでいるので。
タイトルが『女工哀史』というのは、いつもの中国本にありがちなミスマッチ(というか、販売戦略上の都合?)原題は、『ファクトリー・ガールズ』。東莞市に出稼ぎに来た中国人のたくましく、したたかで、でもそれだがらこそ苦労を重ねる若い女性、中年男性たちの話。映画『女工哀歌』からわずか数年しかたっていないのに、中国の社会は大きく変化して、出稼ぎ労働者たちもか