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夕遊の本棚

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ひと仕事終わって、おいしい珈琲や紅茶を片手に読みたい本。仕事で読む本。とにかく、たくさん読みたい、楽しみたい私の本棚をご紹介します。
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2021年9月の記事一覧

高知弁のリズムが好きです。『海がきこえる』『アイがあるから』氷室冴子

主人公は拓という男の子。そして、親友でしっかり者の松野君。東京の進学校から転校してきた美…

夕遊
3年前
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青春時代の思い出の作品。『なんて素敵にジャパネスク』氷室冴子

とあるウェブメディアで、コバルト文庫の80年代投票やっているようです。私の場合、氷室冴子…

夕遊
3年前
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料理以外も楽しめる。『西太后のアンチエイジングレシピ』阪口珠未

「74歳まで、シミ、シワ、白髪、ボケなしで生き抜いた」 「門外不出の宮廷美容食を、いまあな…

夕遊
3年前
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台湾嫁日記。『台湾風』高田亜季

地に足のついた台湾嫁入り生活記&日中比較生活文化記録です。内容だけでも興味津々なのに、文…

夕遊
3年前
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シリーズの中で一番スキかも。『ジェネラル・ルージュの凱旋』海堂尊

以前、『チーム・バチスタの栄光』がおもしろくて、シリーズを全て読み漁ったことがあります。…

夕遊
3年前
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日本人にだって難しい。『ポンフェイ博士の知れば知るほど「はてな?」のニッポン』彭…

ある年配の日本人を、空港に迎えに来たときの彭飛(ポンフェイ)さんのエピソード。 著者の当…

夕遊
3年前
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いいかげんさにも歴史あり。『中国抗日映画・ドラマの世界』劉文兵

中国のTVでは抗日ドラマというジャンルがあります。日本でいえば、昭和の時代劇『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』のような感じ。悪くてズルくて間抜けな悪代官のかわりが、中国では日本軍。それを、中国人民や共産党軍がやっつけて、めでたし、めでたしが定番。 そのドラマのせいで、中国では一般的に日本が悪いイメージになっているというのはよく聞く話ですが、日本のほとんどの人が『水戸黄門』の世直し旅を信じていないように、中国でも抗日ドラマを真面目に見る視聴者は多くないし、中国人からの批判もあるそ

こんな高校生活にあこがれました。『恋する女たち』氷室冴子

主人公の吉岡多佳子には、2人の変な友人がいます。 美人なくせに、何かというとすぐ自分の葬…

夕遊
3年前
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母のために買いました。『「てんかん」のことがよくわかる本』中里信和

元気だった母が、昨年末に突然倒れました。でも、前後の記憶がない以外はいたって健康。なのに…

夕遊
3年前
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