「食」への思い。
皆さんこんにちは!
本日は、「食」についてお話しをしていこうと思います。
皆さんは「食」と言うものに対する考えはどのようなものをお持ちでしょうか?
例えば、「お腹がいっぱいになったら何でもいいよ」とか、「安くてボリュームのあるものがいい」、「別になんでもいい」、「お菓子があればいいよ」っていう人も居れば・・・
「旬の食材を旬の時期に美味しく食べたい」「少々高くても良いものを少しづつの量でいいから食べたい」「体に良いものを食べて健康な身体を維持した」等々、いろんな考えを持っていると思います。
最近では、サプリメントや健康食品といった商品も沢山出回ってきていますよね!
でも、自分はそういった栄養補助食品を摂取するのも良いかもしれませんが、何よりも新鮮な野菜や肉、魚などから必要な栄養のバランスを摂ることが一番健康面にもいいのではないかなと思います。
炭水化物は太りやすいから抜いていますとか、食べたいけど我慢してますって声をよく色んな人から耳にします。
でも、それって炭水化物を摂る事は身体にとって悪影響しか及ばさないのでしょうか?
それは、間違った解釈だと思います。人が生きて行く上で欠かせないもの。それは糖質(炭水化物)・タンパク質・脂質といった三大栄養素ですよね。
その一つである炭水化物を抜いてしまうと、栄養バランスも崩れて、健康な身体っていうのは維持できなくなってしまいます。
それに、痩せたいから炭水化物は抜いてますって言いまわってる人を見かけたりもしますが、炭水化物は車でいう「ガソリン」の働きをしているわけで、ガソリンがない車は走らないのと同じで、人間も炭水化物を摂取していなかったら脂質を燃焼させることもできませんよね。
よって、痩せるにも脂質は取っているが燃焼できずに蓄積される。でも、炭水化物が足りてないので燃焼できず痩せない・・・といった悪循環なんじゃないのかなって思います。もしこの考えが間違っていたらごめんなさい。
健康な身体を作るにはしっかりと栄養のバランスを摂って摂取したカロリー以上に燃焼(運動)すれば問題ないと思う。
ネットが普及して誰もが色々な情報を取り込みやすくなってきて知りたい項目を検索すれば情報がたくさん出てきます。
でも、その情報は果たしてホントにいい情報なのだろうか?中にはデマや、間違った情報を発信しているものもありますよね。
新しい情報を取り入れることはとっても大事ではあるけども、「食」と言うものに関して言うと直接体の中に摂取するものだから慎重になるべきだと思います。
「温故知新」という言葉があるように日本は昔から米文化の国であり、お米を食べてきている国ですよね?
最近では米離れが深刻化してきているって聞きますが昔の人はお米を食べてきてるけどみんながみんな太ってるってわけじゃないですよね。
それぞれに体質などもあるので一概には言えませんが、米や炭水化物が悪者ではないと思う。栄養の補助としてサプリを取り入れるにはありなのかもしれませんが・・・。
料理人をしていて、「食」に関しては人一倍思いがあり、安いものが魅力なのもわかります。でも、ただお腹が満たされればいいっていう感覚は、美味しいものを食べて心も体も満たしてほしいと思う作り手としては少し寂しいような気もします。
決して贅沢をしてほしいとかそういう思いは全くありません。
豪華な食事だけが良いものだとも思っておりません。ただ、素朴な料理であっても美味しいものはたくさん存在します。
冷凍食品やレトルト食品も技術の向上で良いものがいっぱいあります。
料理を作ること、献立を考えることは毎日になってくると思いつかなかったりめんどくさいって感じてしまうと思います。でも、身体の健康を考えると「食」に関して見つめなおしてもらえる機会になればなって思いました。