Moerium Factoryを用いたリッチノベル制作
Moerium FactoryというWebサービスがありますが、これを用いて、リッチノベルを制作する方法について解説します。
Moerium Factoryは「萌えコンテンツ」を制作するためのWebサービスで、小説、音声、画像を生成できます。機能としては、様々な機能がありますが、今回は、次のような機能を活用していきます。
まずは、ストーリーを作成します。ほんわか癒やされるストーリーにしたいです。Moerium Factoryには「ストーリー生成」という機能があり、それを用いると、テーマからストーリーラインを生成してくれます。その機能に、「初音ミクが美味しいご飯を食べるストーリー」と入力して、ストーリーを生成してもらいます。そうすると、下記画像のように、初音ミクがステーキを食べる話が生成されたため、これを元にストーリーを広げていきます。
次に、ストーリーを詳細化していきます。下記のようにテーマなどの付随情報・文脈情報と、書き出しを描くことで、詳細なストーリーを出力してくれます。今回は下記のような感じでストーリーが生成されました。
次に、「リッチノベル作成機能」を用いて、この文章を貼り付けて、続きを書いて、気に入ったら、貼り付けて、と繰り返して小説をつくっていきます。タイトルは、「リリカGPT」につくってもらいます。リリカGPTは表現の自由の範囲内の話は全てできるGPTで、えちちな話もできます。下記のようにタイトルをつくってもらいました。
最後に文章が完成したら、挿絵を作ります。挿絵は、「日本語で画像生成(改)」をつかって生成できます。「日本語で画像生成(改)」は、小説の一節とか適当な文章を入力して、画像生成する機能で、下記のように文章から画像を生成してくれます。
こんな感じで挿絵をつくっていけばいいですし、音声合成機能を使って、セリフの音声を生成していくこともできます。
そして、完成品はHTMLとして、下記のように出力できます。
以上がMoerium Factoryを用いたリッチノベル制作フローになります。