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チューンフラット(コンデレ)振り返り


◉はじめに

2024年5月6日 中日新聞杯 において チューンモーター以下のコンデレレースが開催されました。
今回は単なるコンデレに加えてレイアウトがフラットだったのでチューンフラットということになります。

レイアウトはこんな感じ

チューリップ多いレイアウト

僕自身フラットはほとんどやったことがなく、他の方のnoteでフラットについて調べたり、有識者の方々に教わったりしてマシンを作成していきました。

◉なぜnoteに書くか?

他の方のノートを見て、「こんなふうに考えてマシンを作って走らせているんだ!」って勉強になったからです。

実際僕のノートが勉強になるか?と言われるとアレかもしれませんが、やったことを記録しておけば誰かが調べたい時に参考になるかもしれませんよね😆

ってな感じでゆるく書いていきますね😊

◉きっかけ

事前にレイアウトは発表されていたものの、コンデレだしいっちょ面白いマシンを作って出るかと当初は思っていました。

しかしながら、4月29日に仲良し同士で集まって練習した時に、ガチでやっている方を見て、自分の闘争心に火がつきました🔥ww😄(本番5月6日)

先日チューンモーターの慣らし方についてnoteを書きました。



このこともチューンフラットレースを全力で行おうと思ったきっかけでもありました❗️

◉マシン作成開始

▶︎レギュレーション

今回はコンデレということもあり、ボディが『K4ギャンボー』、『K4タッシュ』、『ジプニー』の3種だけと制限がかかりました。いわゆるバストラック杯ですね😊

モーターにも制限がかかり、チューンモーターまたはノーマルモーターのみ可でした。

そのほかは基本的に一般的なタミヤレギュに準じる形でした。(シャーシ自由、ペラタイヤ可、ギミック可、ボディの肉抜き可など)

▶︎とにかくマシン作成時間が少ない

4月29日に思い立って5月6日までに仕上げなければならず、効率よく作成するためにマインドマップに組み立て方などを入れました。


マシンを効率よく組み立てるために描いたマインドマップ


▶︎シャーシ選び

フラット車はリヤモーター車が一般的ですが、コンデレのボディをうまくのせるためと、使用可能なマシンのもともとのシャーシがFMということも加味して、FM-Aシャーシでレースに挑むことに決めました。

▶︎ボディ選び

当時ジプニーが入手困難で手に入れることができなかったので、K4ギャンボーかK4タッシュのいずれかの選択でした。

K4タッシュはエメラルドグリーンで塗装の際に色がうまくのらないことがあるので、白色のボディで入手可能なK4ギャンボーに決めました。

▶︎コンデレのコンセプト

ボディとシャーシは決まったけれども、一応コンデレだから見た目もそれなりには工夫しようと思ってはいました。

コンセプトを決めるのに色々悩みましたが、パーツケースに転がっていたこのパーツを見て『ボディの上にのせればパトカーになるんじゃね?』と閃きました。


パトカーの赤色灯



パトカーとトラックを合わせた【パトラック】にコンセプトが決まりました😄

▶︎実際にボディをのせてみる

コンセプトは決まりましたが、実際にボディをどうやってのせるか悩みました。チューンフラットのレースのためできるだけ車体は軽くしたいですよね😊

レギュレーションには「キャノピーや荷台の一部のみを使ってはいけない」と明確に記載はなかったので、軽さ重視でキャノピーと荷台の一部だけをボディとしてのせることに決めました。

ただ、K4ギャンボーの荷台は少々でかいのと、K4タッシュの荷台は取り外し可能な部分があるため結局のところ両車のいいとこ取りをしようと決めました!

問題はボディをどうやって固定するか?でした。。。

悩みました。。。

結果的に

  1. 荷台はFM-Aの電池ホルダーに取り付けることに決めました。

  2. キャノピーはフロントステーの上部にカーボンで爪を作って引っ掛けつつ、荷台の部分からカーボンをぶっ刺して固定できるようにしました。

荷台は電池ホルダーに取り付け
フロント部分に爪を作りボディをとめる
荷台から伸ばしたカーボンを差し込んで固定する穴

こんな感じ!荷台から伸ばしたカーボンはターミナルに当たりそうになったので削って、ボディはとまるけどターミナルには当たらない長さに調整しました。

僕はレッツ&ゴー世代であり、こどもの頃に見たアニメに登場したバックブレーダーの「パワーブースター」が忘れられませんでした。憧れのままに荷台に湯呑みスタビを後ろ向きにつけてそれっぽい感じが出るようにしました😄


パワーブースターを模して

▶︎タイヤ

レイアウトを見てもらうとわかりますが、直線が比較的少なくチューリップが多用されているためある程度トルクが必要では?と思っていました。


当日のレイアウト

(実は事前に発表されていたレイアウトからさらにオレンジ色で示した部分のストレートが前日に追加されていた…)

また、タイヤを大きくしすぎても最高速を出しきれずに終わってしまうのでは?という懸念からやや小さくすることを考えていました。(今思えばこれが裏目に出た。。。💦前日にストレート増えてたし💦💦)

時間の関係でタイヤを1から作れないと判断し、以前にチューンマシンで使っていた27mm径のタイヤを流用することにしました。

▶︎フレームとローラーセッティング

教えていただいた内容で、許可なく詳細な公開は控えようと思います。
サムネイルの画像のようになっています。(フラット車でよく見るような形です。)

▶︎駆動

フラットにおける駆動のノウハウなど持ち合わせていませんww。立体車で行うような方法に準じてギヤの位置出し、モーター周辺の固定などを行った程度です😆

◉レース当日朝

前日までマシンが仕上がっておらず、当日の朝にようやく仕上がりました。(要するに徹夜www)

チューンマシンなのでできるだけ軽く仕上がって満足でした😊


電池なし、モーターありのマシン重量


チューンモーターは当日慣らす方が良いので、出発2時間前に「トルク:4つ((注)元々2つ慣らし済みのがあった))」 「アトミ:1つ」を以前に書いたnote↓の内容に従って慣らしました。

無負荷回転数は、概ね全て 22000 rpm 前後に仕上がりました。

用意したモーターたち

◉会場入り〜練習走行

会場へ到着後 最初にコンデレ審査が行われました。コンデレということもあって圧倒される見た目のマシンが多かったです。

審査後は練習走行開始

まずは完走できるかを確認し完走できることが確認できたので、モーターを変えてみてタイムを測りつつどのモーターで本番に挑むかを決めました。

アトミもある程度タイムは出ていたのですが、FM-Aのフロントトルクでチューリップを抜けるためにトルクは要ると思い込んでおりトルクを使うことに決めました。

練習走行は30分ほどしかなく、モーター以外のセッティングを試すことはできませんでした。

ストップウォッチで自分のタイムを測りつつ、速い人のタイムと比較もしていました。

◉レース本番

1ヒートのみ、組み合わせ→トーナメント方式でのレースでした。
初戦、2戦目と順調に勝ち進んでいきました。

トーナメントでは準決勝で自分のタイムでは到底敵わない相手に当たってしまい、まぁ当たり前のように速度負けしました。(その方は4月29日に僕の闘争心に火🔥をつけた方です🤗)

結局3位決定戦で勝利し、コンデレのチューンフラットレースは3位で幕を閉じました。


左のマシン


3位決定戦の様子です。

@kakkun.mini4d

中日新聞杯でチューンフラットレースやりました😊 色々教えてもらい、色々悩んで、やっとこさできたマシンで入賞できて嬉しい☺️ #ミニ四駆 #mini4wd #tamiya4wd #tamiya #FMA #中日新聞杯 #フラット #チューンフラット

♬ 陽のあたる坂道 - Do As Infinity


◉レースを終えて

教えてもらったこと、自分の知っている知識で作ったもの、走行タイムなどから総合して概ね予想通りの結果となりました。

◉結果的にはタイヤを小さくしたことにより最高速で負けてしまったのではないかと分析しました。

◉また、フラットレースにはあまり向いていないFM-Aではコーナーでも差がついてしまったのではないかとも考えられました。(準決勝の対戦相手はMAシャーシで優勝されました🤗)

アトミックチューンでトルクチューンに負けないコーナーリング、セクションの抜けができるようになればいいなぁなんて思ったりもしています😆

データいっぱいとって少しずつ成長できればと思っています!

今回は以上となります。ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。

◉最後に 

ミニ四駆楽しもう❗️Keep On Running‼️



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